宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <台湾、香港が米独についで劉暁波の自由の回復を訴え (2017 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    劉暁波になんの価値?が。僕にはサッパリ解らん。日本が手を挙げたからといって、相手が応じる筈も無い?

    外交と軍事は表裏一体のものだろう。現在の日本に圧倒的な武力が有ると認識している国が如何ほど有るのか。


宮崎正弘メルマ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月13日(木曜日)
        通算第5352号   
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 瀋陽から東京は僅か二時間の飛行
  台湾、香港が米独についで劉暁波の自由の回復を訴え
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 ノーベル平和賞の劉暁波がガン末期で危篤状態にある。
 米国とドイツは転院の希望があれば受け入れる用意があるとしてきた。かれは現在、瀋陽の病院で医師団に囲まれている。
最後の時は、おそらく秒読みである。

 香港の民主派議員等は一刻も早い自由な療養を訴え、また台湾の蔡英文総統も民進党の名前で同様な声明を発表した。

 しかし瀋陽から一番近いのは日本である。飛行機なら二時間。直行便は一日に二本か三本ある。
 日本は何に遠慮しているのか?

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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 このまま政府の無策がつづけば北海道は中国の植民地となってしまうゾ
  中国の爆買いの実態は、軍事戦略の一環として見直せ

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宮本雅史『爆買いされる日本の領土』(角川新書)
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 知らなかった、と驚く日本人が多い。
 北海道は気がつけば「中国の植民地」の一歩手前。すでに東京ドーム1000個分の土地が中国人の買われてしまった。
「北海道は中国の三十二番目の省になる」という中国人のあざけりの声が聞こえそうな状態となっている。
 外国人の土地所有は、なぜか日本では合法である。つまり、これは「経済的侵略」なのだが、防衛感覚が麻痺している北海道の行政側には、まるで危機意識がない。そればかりか土地を買ってくれるのは有り難いと言い出す始末だ。
 ゴルフ場への道路標識は中国語で書かれている。
 「一達国際、私人高爾夫倶楽部」という意味は、「この道をまっすぐ進むとプライベートのゴルフクラブへつながります」という意味である。
 完全に中国ではないか。
 星野リゾート・トマムはすでに中国企業に所有権が渡っている。ニトリの子会社が分譲した別荘地は中国人専用となった。
 自衛隊の千歳基地周辺も巧妙な偽装で狙われている。
 最近の中国の北海道買いの特色はオホーツク海沿岸を無視しており、釧路、帯広、そして小樽、札幌、苫小牧に集中しているという。
 つまり海のシルクロート、北極海ルートの中継地として北海道の港湾が狙われているわけで、中国の軍事戦略の一環として位置づけられている。げんにアイスランドの北端の土地をリゾート開発すると言って中国人が買い占めようとしたが、安全保障上、脅威となるとしてアイスランド政府は認めなかった。
 宮本さんは取材のため現地に何回も飛んだ。
セスナ機をチャーターしたりしての精査、写真もとって、この特集記事はシリーズとして産経新聞を飾った。
 中国企業は日本人を代理人として利用し、あるいは日本現地法人として登録している。香港、シンガポール籍も多いが、これらも中国政府と関係のある華僑企業らしい。第四位が「英領バージン諸島」籍。何のことはない、あの「パナマ文書」で明らかにされたように中国共産党高官らの海外ダミー企業である。
 「明治から大正にかけて、先人たちが極寒の地を開拓した北海道。だが高齢化、過疎化など、厳しい環境で不動産を手放さなければならない現実がある。その現実を狙ったように中国資本は不動産を求めようとする。
『中国人の不動産買収に慣れてしまい、抵抗感が薄れてしまった気がする。先人に申し訳ない気持で一杯だ』。取材した道民の多くがこう話した」(58p)。
 この恐るべき現実を前に政府はいつまで手をこまねいているのか?
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 尖閣戦争、わずか五日間で日本が敗戦する  
  中国の野望を阻止する日本の防衛論は『勝利のシナリオ』も提示

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樋口穣次編著『日本と中国、もし戦わば』(SB新書)
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 防衛専門家があつまって最新の世界情勢、とくに中国の軍事情勢を分析しながら討論し、緻密なシミュレーションを繰り返した。
本書の最大の狙いは、もし尖閣諸島をめぐって日中間で戦争が勃発した場合、日本ははたして侵略を阻止できるのか?
 トランプのアメリカは本当に救援にくるのか? 日本の現有自衛力で凶暴な侵略者に太刀打ちできるのか?
 この深刻な問題意識が底流にあり、中国を封じ込める秘策も同時に検討している。
 編者の樋口穣次(元陸上自衛隊幹部学校長、陸将)のもとに、集まった専門家は、用田和仁(元西部方面総監、陸将)、川村純彦(元倒幕学校副校長、海将補)、矢野一樹(元潜水艦隊司令官、海将)、木村久郎(元空自幹部学校教育部長、空将補)、高井晋(元防衛研修所研究室長)、上野英嗣(元防衛研修所研究室長)主任研究官、図書館長)。
 本書はまず「世界は第三次世界大戦前夜」という現状認識から始められ、米国と中国の激突は避けられないとする。
 ついで日中の尖閣戦争シミュレーションに移り、五日間で日本は敗戦となるという衝撃のシナリオを提示する。尖閣は中国軍が太平洋に進出するための前哨戦に過ぎず、第一列島線は中国のバリケートであることを喝破する。
 それでなくとも偽装漁船、海上民兵などを駆使して中国は執拗に尖閣領有を目指していることは明らかである。
 また南シナ海では他国の領海に平然と侵入し、人工島を次々と造成し、いまや軍事要塞。この動きに米国は無策だった。
 オバマ前政権は『アジア・ピボット』から『アジア・リバンス』を標榜し始めた。
ペンタゴンでは、中国の「A2・AD」(接近阻止、領域拒否)に対抗する新構想として2012年に「エアシーバトル」と『第三次相殺戦略』が打ちだされたのである。
 2015年に見直しが行われ、「陸、海、空、宇宙、サイバーの五領域の垣根を越えて一元的に戦力を運用し、同盟国の軍事力とともに敵の[A2・AD]下で米軍の戦力を展開する」構想である。
 それには「中国の第一撃を避けるため米海空軍を第二列島線以遠へ待避させ、同時に「中国のC41SR」機能(指揮、統制、通信、コンピュータ、情報、監視、偵察)などを痲痺させる『盲目化作戦』と潜水艦を撃破して水中を支配する『水中作戦』」など」で、具体的なプランを作成し、それに見合う装備、軍の再配置、つまり大がかりなトランスフォーメーションが進行する。
 「第三次相殺作戦」とは「(1)無人機作戦(2)長距離航空作戦(3)ステルス航空作戦(4)水中作戦(5)複合化システムエンジニアリングと統合」というのが大まかな構想で具体的な兵器開発は「中国が追いつけないレベルのものを目指しています」
 本書をよめば、いま日本の防衛がどれほどの危機にさらされているかがよく理解できるうえ、軍事方面に疎い読者にも理解しやすいように優しく書かれている。

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 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声
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(読者の声1) ハンブルクのG20では政治会合以外にもいろいろな催しがあったようです。なかでも興味深かったのがベートーベン「第九」のコンサート。
http://www.youtube.com/watch?v=KxWLd8bOg4I&t=435

 ハンブルクのコンサートホールは前衛的というか未来的というか奇抜な座席配置。第一・第二バイオリンにアジア系の女性、合唱にもアジア系の男性がいます。指揮は日系アメリカ人三世のケント・ナガノ。
 各国首脳がコンサートホールに到着する際の映像を見ると、クルマはベンツ・BMW・アウディと多彩。一昔前ならベンツ一択だったかも。クラシック音楽に興味のない人にとっては苦痛の時間。習近平夫人の彭麗媛のメガネ姿は初めてみましたが、習近平よりも貫禄があります。メルケルのピンクの上着姿、どこかで見たようなデザインと思ったら、バンコクの華人系の制服でした。
バンコクでは制服の布地を従業員に支給しデザインは自由という会社が多いのですが、華人系はメルケルのような色気も何もない制服が多くなります。実用重視というか遊び心がない。
 お困りの国、韓国は文在寅がトランプに手を握られ、満面の笑顔というか媚びるような笑顔で尻尾を振っている。それを見つめる習近平、なんともシュールな光景。
http://www.news-us.jp/article/20170712-000011k.html
http://japanese.joins.com/upload/images/2017/07/20170710082807-1.jpg

 これは中国の対韓国制裁がますます厳しくなるとともにアメリカも韓国をまったく信用していないことを如実に現していますね。
   (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)ドイツ在住の知人によれば、G20を報道したドイツメディアは中国の習ばかりを追いかけ、トランプを敵視し、日本の安部首相は完全に無視していたとか。
 BMWは瀋陽に第二工場をつくり、年間10万台。従業員5千名。VWは、上海に四つの工場にくわえてウルムチ、成都、仏山、長春と合計八工場で、生産台数は250万台。
 ドイツの中国重視は、異常と言える状態で、さらにドイツの潜水艦を中国海軍に売り込んでいます。
 戦前の構図はドイツがスターリンと不可侵条約を結び、チェコとオーストリアを併合、ポーランドへ向かうとソ連と敵対し始め、英米が対独戦争に参加するというプロセスでした。
英米参戦前までのヒトラーはドイツ経済を蘇生させた英雄でした。
 いま、メルケルはロシアと敵対しつつ中国に異常接近し米国と敵対しはじめ、日本を無視するという構図。メルケルは現代のヒトラーですかね。

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    書評の日中開戦シュミレーション。メンバーの名前は誰一人知らないが、ヤラセだろう。日本国民に危機感を植え付ける為の・・・。

    日本人の思考は、相手も又、日本人同様の技術・運用・その他が当たり前を前提にしているのではないだろうか?戦前ならいざ知らず。

    複合素材をどうやって接合するのかなんて、白豪頭には判りはしなかったであろう。そうりゅう型潜水艦自国産に拘った当たりが、豪州の限界だろう。同様に支那竹どもも、日本と日本人と同様とはとても考えられないのがなあ。

    最後は人だろう!支那竹土人たちにどれほど共産党に命を捧げられるか?逃げ足の早い支那土人に共産党への忠誠心がトレホあるのだろうか??