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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


今日28日から天皇皇后両陛下がベトナムとタイをたのご訪問との事です。色々あるけれど、両国との親善・友好がいっそう増すことを祈念します。


欧州の国名は分かるものの、場所が錯そうして何処が何処やら? EUはドイツが一人勝ちの様相を益々帯び、誰の為のなんの為の・・・。そんな気がするのだがなあ?


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)2月28日(火曜日)
         通算第5203号 

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モンテネグロで首相暗殺未遂事件があった

  ニセ警官服にライフル銃で武装、国会襲撃計画が失敗後、ロシアへ逃げ去った

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 バルカン半島の小国、人口僅か62万人の国家はモンテネグロ、一時はセルビアと同盟し「セルビア・モンテネグロ共和国」と名乗ったが、コソボの独立に前後してセルビアからも別れた。
 海の出口があり、観光地コトルは007「パレロワイヤル」の撮影舞台にもなった名勝地。ロシア人観光客、とりわけ博打客が多い。

 モンテネグロそのものは通貨がユーロ、軍隊はたった2000名しかおらず、外国軍が攻め込んだらひとたまりもない。
 
 さて、このモンテネグロで先週、首相暗殺、国会襲撃計画が発覚するという擬似クーデター未遂事件があった。
「数十名がニセの警官服を着て、ライフル銃で武装した部隊が首相の暗殺を狙って国会襲撃を準備したが、失敗し、その後、ロシアへ逃げ去った。かれらの目的はモンテネグロのNATO加盟阻止にあった」(TIME、3月6日号)。

 モンテネグロはNATO入りを目の前に、ロシアからの妨害が激しい。マケドニア、ボスニアも同様である。セルビアはロシアと同盟しており、NATOに加盟する意図はさらさらない。

 ところが、モンテネグロのせっかくの決断を前に、NATO諸国はあまり熱心ではない。米国は無関心を装っている。
 原因は何か?

 プーチンが捲土重来を期して軍備を拡充し、カリニングラードにイスカンダルミサイルを配備し、ブルガリアの頭越し、セルビアに軍隊を駐屯させようとし、またバルト三国ではロシア人コミュニティをしそうして、NATO参加後の安定をガタガタと揺らし、エストニアではハッカーが総選挙を妨害した。

 ハンガリーのオルバン首相は「いまや再同盟の時代だ」としてロシアへの再接近を露骨に表し、ブルガリアはロシア寄りのルメン・ラデフが大統領に当選した。ラデフ大統領は「トランプがロシアとの宥和を公言していることに希望がある」とした。

 またモルドバもすっかり西欧から見捨てられた格好のため親露派のドドンが大統領に当選し、「EUとの話し合いは白紙状態だ」と西欧への失望を表明した。

 NATOはバルト三国へ4200名の軍隊を配備し、またポーランドへ4000名を派遣したが、逆にブルガリア、モルドバでは選挙でロシアよりの大統領が誕生した。

 さらに西欧諸国に対してプーチンはドイツ、仏蘭西、オランドのナショナリスト政党を支援している。
フランスのルペンはEUからの脱退はもちろん、最近は「NATOからの離脱」を口にしている。
 まさにプーチンは四半世紀前に失ったロシアの威厳、その帝国主義的な一の回復という捲土重来を期していることになる。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
                                        
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(読者の声1)「いざ、支那征伐」(平成の大演説会。第二十一回)のご案内です。
 支那事変、そして南京入城から80年です。戦前の中国共産党による対日工作を検証し、次の日本の進路を探る機会としたいと思います。

とき    3月24日(金曜日)午後七時(六時半開場)
ところ   文京シビックセンター小ホール
協力費   1000円
講演    江崎道朗(評論家)、クリルタイ(世界モンゴル会議)
主催    日本の名誉を守る会(会長 阿羅健一)
連絡先   展転社(03)5314 9470
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EUの破綻は有るのか?無いのか?モザイクの掛った曖昧模糊。白人たちにそんな状況が耐えられるのかなぁ?

信じてるのか信じてないのかは知らねど、誰かに何かを決めてもらう事にしか馴れさせられてきたキリスト教徒たちが、慌てふためいて・・まぁ高みの見物してるのが、安全だ。


日本は日本で、中朝韓というややこしい国が有るから、傍観しとくよ!