表意文字と表音文字?  頂門の一針4169号  2016・10・26[水) [頂門の一針] - | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 軽度の脳梗塞を発症した僕は未だ日本語の発音が元に戻らない。他言語なぞ以ての外だが。

 幼児又は学童からの英語教育は日本人のアイデンティを形成出来なくなると、僕は考えている。外人が教えるなど以ての外だ。犬HKEテレの幼児番組を視てると確かにヒアリングは向上するが、正確な発音まで出来ることにどんな意味があるのか?不明だ。


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読 者 の 声
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 1)4159号にある前田さんの記事:「表音文字と表意文字」につきま して。

マスコミの乱用を指摘されていますが、受信料をとる「公共放送」も輪を かけて意味不明のカタカナ語をラジオで乱発します。テレビジョンは見な いので しりませんが。

パーソナリティー
アンカー
ディレクター(番組作成担当程度の意味?)

などは代表的で、その他、マスコミの乱用を先導するかの感じを受けま す。(石川 洋)

 2)日本語の表音文字化を阻止しよう:前田正晶

24日の私の「表音文字と表意文字」の考えについて畏友唸声氏から以下の ようなご意見が寄せられ、卓見であると感じたので紹介したい。

引用開始
<カタカナ語は日本語であり、英語ではない!これには100%賛成します。 しかし、カタカナ語を日本語化したので、我が国ではコンピューター用語 もうまく使いこなせていると感じています。中国のようにすべてを漢字表 記するには限界があります。「電脳」には限界はありませんが、それを理 解するまたは漢字化する「人間」には限界があります。



我が国のカタカナは9世紀から、ヲコト点として漢文の和読に使われ始め ました。漢字仮名交じり文もこの頃からあったようです。

ハングルも表音文字(口の形を模した原始的で新しい文字)ですので、コン ピューター用語は問題なく、使いこなせたのでしょう。ただ、伊藤氏の言 われるように表意文字のない思考経路は日本人とは異なります。彼らの感 情むき出しの文化にはピッタリかもしれません。

ただ、困ったのはいつも貴方が言われるように発音の問題です。カタカナ 語では限界があります。無理に発音に合わせるとカタカナ語=日本語にな りません。であれば、今後は漢字英語交じり文にするのもいいカナと。

日本人は表音文字も表意として扱っている可能性があります。ですので、 カタカナ語が日本語になるのです。たぶん、それができるのも表意文字と 深く接しているからでしょう。「グローバル」と言う文字を音にすること なく「なんだかとっても大きな規模」であることを理解するからです。

ですから、漢字英語交じり文にしても、日本人は意外に問題なく理解する のではないかと。

ただ、英語でもすべての発音ができる訳ではありません。グローバル化す ればするほど、いろいろな国の言葉や発音が表面に出てきます。英語は統 一的に地球では使われていますが、それでも100%ではありませんから。

漢字英語交じり文は我々がハングルの中に漢字が多用されていた戦前の新 聞を読むようなもので、英語圏の人間にも日本語を理解させるいい材料に なるかもしれません。

>引用終わる

これに対する私からの反応は下記の通りである。

非常に難しく且つ微妙な点の問題提起かと思います。私が絶対避けたいこ と、あってはならないことと考えているのが「カタカナ語の多用による日 本語の表音文字化」です。

しかし、現実にはカタカナ語というか英語の単 語をカタカナ表記あるい はローマ字式に発音して使う人は増える一方で す。特に所謂有識者や文 化人はこういう語法に頼ることを衒っているとし か思えないのです。簡 単に言えば「日本式学校教育の英語の欠陥が現れ て、難しい単語を知っ ているとのひけらかし」で、私には嫌みにしか聞こ えないのです。

私は表音文字の世界で読み書きせざるを得ない生活を続けましたが、英語 の困ったことは表音文字である以上一目見ただけでは完全に理解出来ない ということでした。

スペリングを目で追って何という言葉かが解って、更 に黙読を進めて文 章全体を読んで初めて何を言っているかが解るのです。 具体的には会議 に参加して配付された資料をその場で一読して内容を把握 せねば、討論 にも参加できず座っている意義がないのです。また、日常の 業務でも本 部の副社長、customer services、工場等から送られてくる書 類を即座に 理解し反応できなければ、仕事にならず使い物にならないので した。

そこで編み出した策は先ず小さな声を出して読んでいくと何とか直ぐに解 るようになると判明して、そうせざるを得ませんでした。しかし、時が経 つに連れて文字というかスペリングの形を見ただけで如何なる単語かを認 識出来るようになり、文章の全体を見ただけで内容を兎に角把握できるよ うになりました。そこまで行く間に何年かかったかの記憶はありません が、言うなれば私なりに英語を素早く読むことに馴れて速読術をものに出 来たのです。

即ち、あの世界に居続ける為に必要なことは「与えら得た文書を瞬間的に 如何なる単語が使われているかを知って、前後の流れを把握し理解せよ」 ということです。換言すれば、表音文字の世界に馴れるのは容易ではな かったのです。しかも、表音文字でありながら、同じ単語でも前後の流れ 次第では全く異なる使われ方をするので、ウッカリしていると意味を取り 違える危険性もあります。

ハングルのように「金正恩」の「キム」と「キムチ」の「キム」が同じ形 だというのは困ったものだと思うのですが、英語にはこのような危険性は 極めて少ないと思います。時々、私はカタカナ語を使いたくなくて英語の ままで書いていることもありますから、憎んでいる「セキュリティ」では なく「セキュアラテイー」のようにする場合もあります。だが、これは所 詮は無駄な抵抗で、私が目指している「セキュリティ」のような「原語に 不忠実なカタカナ表記」の改革にまではならないのです。

私がW社に転身した頃にいた、東京事務所にいたワシントン大学のMBAだっ た日系人BJ氏はは「前ちゃん、日本語で話している時に英語を英語の発音 のままで入れるのは最低で最悪。日本にいる以上、矢張り日本式のカタカ ナ表記の発音で言うべきだ」と言っていました。賛成です。だが、私は死 んでも「セキュリティ」とは言いたくありませんし「メジャーリーグ」も なしですし「自己ベス」のような漢字交じりも嫌悪します。
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 三種の文字を使い分け文章を綴るのが日本語だ。中学までの15年の間に日本人は特殊な才能を持つようになるのだと思うのだが。

 それは記事にも有るように、カタカナ語を表意文字として記憶するのだ。片仮名で書かれた文字をそのまま認識している可能性が大だと思う。

 詰まり、視覚でも記憶してしまう。(1)の様な例は稀なことではないと思うし、僕自身もこの記事に意表を衝かれた気がする。日本人として最低限の素養を身に着けた者が教えていても、幼児の脳には一度に何種ものを吸収出来るとは到底思えないんだな。

 海外からの帰国子女が日本に馴染めず、苦労するのは日本語が持つ概念を理解してないから、理解できないからでは無いのか。何故日本国内に住み育つ日本人がバイリンガルになる必要が有るのか



 I Get off は「揚豆腐」で通じると知ったのは60年ほど前の「小学○年生」だった。

 英語の発音記号を12歳小学6年で覚え、口の形舌の形も覚えたが、糞の役にも立たなかったな。(^^ゞ

 何の為に外国語を習得するのだろう? 何の役に立つのだろう? 訪日外人の為って「郷に入れば郷に従え」とは真逆だろう。日本人が海外へ行くときはどうするんだ? 話せなくとも通じる方法を準備するんじゃ? 何故そんな準備をしない人間に諂(へつら)わなきゃ駄目なんだろう?