宮崎正弘の国際ニュース・早読み (たった一人の公務員補充募集に一万人が詰めかけて大混乱 [宮崎正 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 中国民主連盟? 何か野党らしきものは存在してるとは、随分前に知ってた様な気がするが。

 休刊前の記事にしては、チト迫力無しだけど。


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)10月26日(水曜日) 
        通算第5072号 
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(休刊のお知らせ)明日10月27日 11月5日、海外取材のため小誌は休刊です。
                                        

 失業する若者、安定の職を求め異常な事態が中国でつづいている

  たった一人の公務員補充募集に一万人が詰めかけて大混乱
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 中国民主連盟というのは、「野党」ということになっているが、実態は共産党のダミー、党の綱領には「共産党の指導の下で」と書かれており、アリバイ的に野党が存在することになっている建前上の組織。

来客も少なく、やることはとくにない。デモも集会も禁止されているから。

 10月25日、この中国民主連盟が「受付」をひとり募集するとしたところ、な、なんと9837名が履歴書をもって列に並んだ。

 景気の良いときは誰も顧みなかったポスト、それが「閑職でも安定した収入が望める」「なんたって公務員だから」とばかり、押しかけたのである。

 こうしたポストを「鉄椀」という。

 しかし、野党職員の資格は「大学卒業」、二年以上の社会経験。やることは受付と会議の準備、連絡など。野党といっても、これは準公務員というところで、若者から見れば魅力的な職といえる。

  共産党のスタッフになるには、「党員」でなければならないうえ、大学も法学部系という規則があるため募集しても、これほど求職者が詰めかけることはない。

 かつての公務員の魅力と言えば、賄賂、給料以外の役得。ところが、2013年に贅沢な宴会禁止、出張制限などが通告され、暇をもてあまして、朝、ゆっくり食事してから登庁しても、殆どやることがなくなったのが公務員だ。

  汚職と誤解されてもいけないので、業者とは会わない。プロジェクトは進めない。宴会はやらないから、自宅へ直帰。

 バブル自体の副収入を知っている公務員はふくれ顔だが、スマホゲームができる時間があり、人と会わなくても良いとなれば、引き籠もり勝ち、一人っ子の現代中国の若者にはぴったりかも。

 ただし、これは職にあぶれアルバイトに励む都会の蟻続のはなしで、地方都市へいくと事情はまったくことなる。

 たとえば内蒙古の省都=フフホト鉄道局の補充人員募集には応募がない。新彊ウィグル自治区の税関にも応募がない(サウスチャイナ・モーニングポスト、10月26日)。

 地方では27000余の3k現場で人を募集しているが、応募してきたのは、250名だった。
田舎、3k労働は、完全に若者からそっぽを向けれているようである。
 
    ○◎○み○○○や○○○ざ○○○き○○◇
                                        
(休刊のお知らせ)明日10月27日 11月5日、海外取材のため小誌は休刊です。
                                        
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう BOOKREVIEW 
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 胡麻擂り軍人が二階級特進したが、江沢民系の軍人は退役へ追い込まれ

  軍事クーデタか、暗殺か、失脚。ほかに考えられるシナリオはないのでは?

   ♪
福島香織『赤い帝国 中国が滅びる日』(KKベストセラーズ)

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 大胆な題名、繊細な描写。手に汗を握るサスペンス小説さながら、中国の奥の院で繰り広げられているどろどろした野心の衝突、権力闘争、利権の奪い合いをあますところなく描いて、チャイナリスクの本質を抉り出した。

 すなわち「習近平政権自身がチャイナリスク」(14p)である。

 周り総てを習近平自身が敵に回した。これって、くそ度胸?

こうなると暗殺されるか、クーデタに潰えるか、いや、習近平自身がひょいと立場を変えてある日突然、「中国のゴルバチョフ」になるか?

それともフルシチョフのように唐突に「解任」されて、失脚するか。
円満退任という筋書きは可能性の中で一番低いのではないか。

 じつは、このシナリオを、評者(宮崎)と福島さんとの共著『暴走する中国が世界を終わらせる』(ビジネス社)でも、かなりつっこんで討論をしたほどに、喫緊のテーマなのである。

 すでに習近平と王岐山への暗殺未遂は十数回おきている。

 まず中国の現況はと言えば「いま行っている思想統制や言論弾圧、人権弾圧は世界でも屈指の激しさであり、法治の下の平等などな存在しない。中国の価値観とルールに従わねばならない日を想像するとぞっとしないか。私ならば、この『赤い帝国』の野望を阻みたい」
と福島さんは立ち位置を明確にしている。

 反腐敗キャンペーンによる『蠅も虎も』は、軍のトップだった徐才厚と郭伯雄らを逮捕起訴して失脚させ、軍の組織再編を断行して、軍を習がトップとなるピラミッド体制に改変し、さらに30万人の軍人を馘首する。つまり、習に敵対しそうな軍人を片っ端から、ごっそりと排除したわけだ。

 これが七大軍管区を五大戦区としたリフォームの本質の部分であり、不評さくさくなのである。

 とりわけ「30万人中17万人は、陸軍の江沢民系、徐才厚系、郭伯雄系らの将校クラスのようだ」(134p)。

逆に習にゴロニャンと尻尾をふって、くっついてきた軍人のなかには実力もないのに二階級特進が目立ち、軍の不満は急拡大し、先週には軍事委員会本部ビル前で座り込み事件まで起きた。

 上海派という江沢民につながる人脈を追いやり、ついで団派人脈を切り捨て、三者鼎立のバランスのうえに立っていて胡錦涛政権の遣り方を否定して、とどのつまり、まわりを全部敵にした。

 李克強首相から経済実権を取り上げ、しかし7%成長を遂げられない場合(それは確実だが)、李に責任を取らせようと強硬路線を突っ走る。

 経済は壊滅状態、中国の債権はGDPの330%、崩壊は秒読みというところだが、あら不思議、主要都市の不動産価格が上昇している。

 これは不正操作であることは明白だが、こんな手口もあることを福島さんは紹介している(186p)。

 「投機者と銀行、デベロッパーが共謀して、実際の不動産価格に見合わない高値をつけて、投機者は実施の価格に見合わない不動産を担保に融資を受けて、その融資されたカネのうちから、デベロッパーからキックバックを貰う。融資は最初から返済するつもりがなく、銀行側は、それをわかったうえで、融資し、担保となった不動産と差し押さえるということになる。こういったカラクリから、二束三文の不動産まで法外な価格で取引される状況が起きている一面もある。この結果起きるのは、銀行の不良債権の増大である」。

 ならば習近平を命がけで守る勢力はいるかと言えば、大きなクエスチョンマークがつくだろう。

 そのうえ、福島さんは重要なことを指摘する。

 身内の『太子党』からさえも、習近平は完全に浮き上がって「ほとんど友だちがいない」という淋しい状態になった(96p)。

 「習近平の共産党秩序も長幼の序も無視した権力闘争の結果、これまで彼を支持していた人たちは離れている。或いは敵に回り、親子二代にわたって暖めてきた信頼関係も失い、習近平を恐れて服従する者や習近平の出世にあやかって自分の野心を成就させようという子分や取り巻きはいても、ともに高い目標に向かって協力し合うパートナーも、背中を預け合うような同胞も、耳の痛いアドバイスをあえてしてくれる親友もいない」

孤立無援状態となって、習近平の周りのブレーンさえも面従腹背、政権内部はささくれだっている。

 太子党をささえるトウ小平一族、劉少奇一族、趙紫陽一族、そして胡耀邦一族が離れていった。
「軍師」だった劉源が去った。胡耀邦の息子の胡徳平もさっと習から去った。

 このまま行けば、習の暴走はやまず、国民と軍の不満をガス抜きするためにも、戦争をはじめるだろう。
危機は以前よりはるかに高くなっており、尖閣諸島のキナ臭さは、ますます強くなっていくだろう。

 しからばどうするか、それが本書のなかに示唆されている処方箋である。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)フィリピンのドゥテルテ大統領は「米国とは訣別する」と衝撃の発言、フィリピンの本音はどこにあるのか?

フィリピンから国会議員も参加します。 ふるってのご参加をお待ちします。


研究講演会「緊迫する南シナ海情勢 ベトナム、フィリピン、そして日本」
 日時   平成28年11月5日(土曜)14時 16時10分
 会場   拓殖大学文京キャンパス C館101教室
 主催 南シナ海問題を考える会(代表宮崎正弘)
        プログラム
14:00 開会 司会 佐波優子(戦後問題ジャーナリスト)
   主催者代表挨拶 宮崎正弘(評論家)(
14:10   来賓挨拶 渡辺利夫(拓殖大学学事顧問)(ビデオメッセージ)
   (荒木和博拓大教授により紹介)
   新藤義孝(日本の領土を守るために行動する議員連盟会長)(10分以内)
   相林(中国民主化運動家)
    フレデリック・シャオ(フィリピン国会議員)
    来賓紹介  トゥール・ムハメット(世界ウイグル会議日本代表)
14:30 講演 湯浅博(産経新聞特別記者・論説委員)
14:50 ディン・ホアン・タン(ベトナム外務省顧問局長)
ハリー・ロケ(フィリピン下院野党院内副総務)
  閉会挨拶 藤井厳喜(拓殖大学日本文化研究所客員教授)



   ♪
(読者の声2)国連が世界に広めた「慰安婦=性奴隷」の嘘
ジュネーブ国連派遣団報告(自由社)。藤岡信勝編著
第12回:第五章 日本外務省に20年遅れの「罪状否認」をさせる
第3次派遣・ジュネーブ国連代表団(2016.2)。第五章2.国連女子差別撤廃委への日本政府回答書をめぐる攻防。

 2015年7月の第二次派遣において、杉田水脈、山本優美子代表が女子差別撤廃委員会でNGOとして発言したことが、委員長に「慰安婦問題にもう一つの見方があるとは初めて知った」「精査する」との発言を引き出しました。

 委員会から日本政府への質問にどのように対応したのかを杉田さんはフォローしていましたが、年末の日韓合意で「国連等国際社会においてお互いに避難批判することは控える」という項目に危惧をいだいていました。外務省が国連で日本を貶めてきた左派系団体と協調し、保守をけん制しているのではないかと懸念されたからです。

 しかし、2月16日の女子差別撤廃委員会で、外務省の杉山審議官は委員の質問に対し「強制連行を確認できる資料はまったくないこと」「これが広く流布された原因は吉田清治に虚言とこれを朝日新聞が大きく報道した事による」「朝日はこの事実関係の誤りを認めた」「20万人という数字には裏付けはない」「女子挺身隊とは、労働提供であり、性の相手ではない」と明確に述べたのでした。
 この前日のワーキングミーティングでの杉田、山本の二人が1分間ずつ発言したことが、そのまま取り上げられた結果となりました。

  日本語原文;http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Chapter-5b.pdf

   英訳文:URL:http://www.sdh-fact.com/book-article/851/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/UN-Sex-Slave-Report-Chapter-5.2.pdf

海外には英文で発信しました。
    (「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道)

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 書評が面白い日もあらーな。

 習近平が王朝の主を続けるには不足するものが、多過ぎる?とでも思った結果が今の支那?

 キジも犬もサルも要らねぇーやとバカリに斬り捨てたら、裸の王様になってしまった。って事なのか?

 昨日は三蔵法師抜きの西遊記だったが今日は桃太郎。一体全体、キンペーちゃんは何を目指したんだろう? 一応支那の一流大学清華大学卒らしいが、中学も碌に学んでないという説のほうが、正しいんだろう。バカで無教養だからって理由でトップにしてみたら、阿呆な事ばかり遣りぁがって。プンプン起こってるんだろうな。こりゃー何処かでガス抜きしなけりゃ収まらないな。



 三月の自民党大会で総裁任期の延長が決まるようだ。早期解散なんて遣らないだろうな。だってさ、「外患罪告発」の成り行き次第で野党自体が勝手に潰れるかもしれないのに。

 宮崎氏も「朝日新聞がー」って書いてるけどさ、その朝日も告発されてたら見守ってどんなんかなぁじゃないの? 司法が汚鮮されてるけど、検察も汚鮮?なんてのは考えられ難い。上級検察へ上がるけど、法務大臣も首相丸投げなんて、最後は晋三くんまで? 後は生殺与奪の判断は晋三くんが。晋三くん優しさ発揮するのかしないのか? 千載一遇のチャンス?逃がすかなぁ?


 あぁ妄想が膨らむばかり!マスゴミは告発を一切報じないだろう。乞うご期待って所だな。