知道中国 宮崎正弘の国際ニュース・早読み <日本がこれほど混迷している元凶は、やはり朝日新 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 川口マローン恵美氏の著作は面白い。ドイツマスコミの左翼汚染(日本とは若干違うかな)はこれまた面白い。

 明日25日に外患罪告訴が始まるようだ。告発対象には朝日新聞も。朝日毎日系列のマスゴミも含まれるだろう。共に歴史の幕が降りる事にもなるんじゃないのかな? 民事訴訟の朝日裁判は失敗だったが、今度は「刑事」。どんな様相が現れるやら。


宮崎正広メルマ
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)10月24日(月曜日)
        通算第5070号 
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(本号はニュース解説がありません。
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう BOOKREVIEW 
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 日本がこれほど混迷している元凶は、やはり朝日新聞だ
  ドイツのジャーナリズムも反日小児病が治らない低レベル

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高山正之 vs 川口マーン惠美
『日米独、十年後に生き残っている国はどこだ』(KKベストセラーズ)
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 ドイツ在住の川口マーン惠美さんは、最近よく日本に来られる。著作も次々と発表され、いずれも話題作だ。
 高山さんについては、紹介するまでもないが、辛口コラムの達人、『週刊新潮』巻末の氏のコラムは人気が高く、最終ページから読み始める人が多い。

 この二人、共通点がある。

 川口さんはご主人の赴任先としてバグダットに滞在し、高山さんは特派員としてテヘランにあって、それぞれがイラン・イラク戦争に遭遇した。評者(宮崎)はイラン・イラク戦争の終盤の頃、バグダットからフォア半島の戦闘現場へ行ったことがある。時期的にはふたりとちょっとずれていたかもしれない。
川口さんが言う。
「中東の紛争では、やはり欧米諸国は敵味方に幅広く武器を提供して儲けていますね。実は2015年の武器輸出額は、アメリカもドイツもイギリスも前年比で倍増している。『イスラム国』が暴れてくれているおかげと言えます」
すかさず、高山さんは「中東は『荒れている』のではなく『荒されている』  。そこが、本来問題とすべきだと思います」と答える。
ISの凶暴なテロリズムの嵐によって、サウジアラビアは政治的にも経済的にも窮地に落ち込み、イランはアメリカと国交回復となり、イスラエルはトルコとともにロシアへ寄った。

 これからも中東は荒れるに荒れるだろう。


 ともかく二人とも国際経験が豊かなので話題は上から下、右から左、地球の表から裏側へ飛んでも饒舌は尽きず、とくにドイツのジャーナリズムの病的な反日症候群の解説はわかりやすくて有益だった。

 アベノミクスがうまく行かないのも「原発をやめてエネルギー戦略が迷走しているから」だという適切は解説は正論である。


 さてドイツとフランスで喧しい議論になっているトルコ糾弾について、つまりアルメニア大虐殺に関して、真相はいまさら分かるわけはないが、当時の歴史的背景、戦況、戦闘状況などの事実を積み上げていけば、次のことが分かると高山さんは言う。

 「トルコ兵がロシアと戦って惨敗して戻ってきました。そうするとトルコ国内のアルメニア人たちがロシア軍と内通して国境を守るトルコ軍の背後をつこうとした。それでアルメニア人をロシアとの国境地帯から遠く離れた、当時トルコが持っていたシリア領に移送したわけです。ところが、正規軍がすくないので護送役にクルド人を使いました。そのクルド人が移送中に自分たちが護送しているアルメニア人を殺して、家財道具をすべて奪って逃げたわけですよ」

 この事例は日本のBC級戦犯を想起させると、指摘するあたり国際比較としても、納得のいく説明が展開されている。

 ドイツの南京事件の報道にしても、検証をまったくせずに中国の言い分を垂れ流すドイツの新聞だから「トルコにはトルコの言い分があるはずなのに、それが報道されいない」と川口さんは改めてドイツマスコミの歪んだ現実を提議している。

 国際情報の裏側の逸話が多く参考になった。
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【知道中国 1483回】            
  「汚吏?縁して奸を行ひ、遂に失敗に歸せり」(内藤22)
   内藤虎次郎『支那漫遊 燕山楚水』(博文館 明治三十三年)

  ▽
 上海の租界にあった公園入り口に「犬と支那人入るべからず」との注意書きが掲げられていたとされ、上海における中国人に対する人道を無視した扱いの典型例として有名ではある。だが「犬」と同じ扱いを受けて入園を拒否された「支那人」と、「往々壮大の建物に住ひ、聲妓を挈へ、馬車を驅りて、所謂緑楊影裡、一鞭の殘照、揚々として康衢に縱?し、外國居留地を我物顔」と内藤が綴るで「支那人」とは、どうにも重なりそうにない。

 上海で「外國居留地を我物顔」で歩いていた者が、同胞を犬並みに見下す「外国居留地」の住民に立腹し、同胞愛と義憤から、租界の人権改善運動に立ち上がったなどという“美談”は聞いたことがない。裏社会の伝説の大親分  たとえば黄金栄や杜月笙などの持った権勢の凄まじさは伝えられているが、それとても表と裏の顔を時に巧妙に、時に狡猾に使い分けていたゆえの力だったに違いない。おそらく「外國居留地を我物顔」で闊歩していた人々は、公園から排除される「支那人」と自分たちとは違う人種と思っていたに違いない。そういえば、「中国人には奴隷を使う人、奴隷、それに奴隷になりたくてもなれないヒトの3種類あり」といったのは、はたして魯迅だったように記憶しているのだが。

 やはり上海は、内藤が説くように「支那の一都市と云ふと雖も、實に東西商利と物質文明の交會點として、一種の異觀を呈し、決して通常の支那都會を以て目すべからず」であった。

上海を後に、内藤は杭州、西湖辺りへの旅に出る。
 先ず杭州では東本願寺が経営する「日文學堂に伊藤壺溪氏を訪ふ」た。この日本語学校の開校は、この年の1月。内藤が訪問した当時の10月の在校生は30人。「開校以來、籍をかけしは百名に近きも?去?來、志向の定まるらざるは、目前の利に就く支那少年の常とて、殘れるは稍堅確とも認べき者のみなりとぞ」と。つまり100人から「稍堅確とも認べき者」の30人を引いた70人は、「志向の定まるらざる」「目前の利に就く支那少年」ということになる。これを言い換えるなら、この70人は「志向の定まるらざる」ままに東本願寺経営の日本語学校の門を叩き、日本語が「目前の利」に適さないと思うやサッサと退校したということだろう。利に敏い。豈に「支那少年」のみならんや。

 やがて、宋代の北辺を犯した異民族に決然と立った救国の英雄で知られる岳飛の廟へ。

 「歩して廟に謁す、廟内安置せる像は演劇じみて、いやみ多し」。その「演劇じみて、いやみ多」い像の1つが、岳飛とは反対に北方異民族との融和を進めたがゆえに未来永劫に「漢奸」として扱われる秦檜夫妻などの鉄製の像だった。「裸して後手に縛せる状を爲し、岳墳に面はしめたり」。つまり夫婦の像は共に衣服を剥され、後ろ手に縛られ、岳飛の墓に向って頭を下げた格好になっている。

 「明末以來、幾度か鑄更て、今のはいと近き頃に鑄たるなり、千載の下、恩讐兩つながら逝水の若くなるべきを、何とてかくは死屍に鞭つ若き、殘酷なる兒戯を留めて、人の唾罵に?するにや」。秦檜が政柄を執っていた時代から千年も過ぎ、恩讐は水に流すべきだろうに。像とはいえ、罵声を浴びせ、唾を飛ばし、あまつさえ小便をかけるような「殘酷なる兒戯」を王朝は代われど、延々を続けているのか。

 かくて内藤は「此國の人の執念深き心根、思ひ知られて淺まし」と。確かに「此國の人の執念深き心根」は、知れば知るほどの「淺まし」。

 次いで「關帝廟内なる蠶學堂」へ。「此は我が邦人轟氏等三名を聘して、養蠶學を?ふる處」だった。校内の「機械?室の整理甚だ觀るべし」と。教師の「我が邦人轟氏等三名」に対し、在籍生徒が「目前の利に就く支那少年」なら・・・骨折り損のなんとやら。

  ▽△◎◎ヒ□◇▽イ□◎○ズ◎□○ミ○□◇ 
                                        
(休刊のお知らせ)10月27日 11月5日、海外取材のため小誌は休刊です。 
                                        
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)、国際連帯組織「クリルタイ」(世界南モンゴル会議)が11月10日、日本にて結成されます。
本来、モンゴル人の領土である南モンゴル(内モンゴル自治区)では、中華人民共和国建国以来、あらゆるモンゴル人の権利が政府と中国人(漢民族)によって奪われてきました。
文化大革命時代の虐殺と拷問の犠牲者数は数十万にのぼります。改革開放の時代になってからも、モンゴルの実状は変わりません。
美しい草原は、無秩序に建設される工場により砂漠化と環境破壊が深刻化し、漢民族の流入と商業の独占、土地の強奪は現在もなお進行中です。さらに中国政府は漢民族への同化教育を強制し、モンゴル人は言語や文化を奪われています。
 これまで様々な立場からモンゴルの自由と人権を訴えてきた海外諸団体は、より広い連帯組織を作り出すことによって、国内のモンゴル人の人権運動を支援し、また国際社会に対し広くモンゴルの問題を訴えるために、国際連帯組織「クリルタイ」(世界南モンゴル会議)を、2016年11月10日、日本にて結成することを決意いたしました。
 このクリルタイを、アジアの先進的な民主主義国家である日本国で結成することは、現在中国政府の抑圧にあるモンゴル人にかけがえのない希望を与えることができるでしょう。どうか、下記のクリルタイ結成大会へのご参加をなにとぞお願いいたします。

 「クリルタイ結成大会日程」
 とき   11月10日午後1時開会 
ところ  参議院議員会館 会議室102
(当日、結成大会後同場所にて午後2時より記者会見を行います。報道関係の皆さま、よろしくお願いいたします)
連絡先 クリルタイ実行委員会 オルホノド・ダイチン 
メールアドレス daichin1966@gmail.com
http://smldf.org/?p=682



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(読者の声2)貴誌通算第5069号で「松平春嶽のブレーンとして橋本左内は活躍しました。もう一人の学術ブレーンは熊本から呼ばれた横井小楠でした」
と書かれましたが、もう一人ブレーンになることを拒否して隠棲したのが橘曙覧(たちばなあけみ)でした。
 クリントン大統領が日本を訪問したとき記者会見で、「オックスフォード大学で学んだ時、橘曙覧の詩を読んで感動した」と言い、詩を一つ朗読したところ、そこにいた記者の中に橘曙覧を知る者がいなくて狼狽したそうです。
おそらくドナルド・キーン氏の入知恵でしょう。キーン氏の「日本文学史」には橘曙覧がかなり多くのページ数を割いて記述されています。岩波文庫で橘曙覧の詩集が手に入ります。
   (當田晋也)


(宮崎正弘のコメント)橘曙覧は歌人でしょう。本居宣長系の師匠について国学の素養も深い教養人、やはり越前の人ですね。いま福井市内に橘文学記念館があります。



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(読者の声3)宮崎さんと高山正之さんの新著共著『日本に外交はなかった』(自由社)を読みました。

 袖に「日本の長い歴史を見れば『日本の外交力』に度肝を抜かれる」と記してあったので、おお、日本の外交力はそんなに凄いのかと期待して読みました。

 11項までは、な るほど之が歴史の真実か、と目から鱗でした。

 通りで受けた学校の歴史教育では物事の辻褄が合わないのが好く理解できました。

 GHQ・日教組の洗脳教育は一日でも早く打破し、世界に愛されている(恩を平気で仇で返す奸国は違いますが)誇りある日本人の足跡を知らしめてもらいたいものです。

 12項からは、な んだ現外務省は幣原喜重郎の精神をそのまんま継承しているのか、とがっかりさせられました。

 日本人が犠牲になっても、事を荒立てないようにするのが日本の外務省の掟とか。この項を読んで、決断が下せず唯右往左往しているリベラルな外務大臣の、東映映画『宣戦布告』の場面を思い出していました。「明治の教訓、日本の気骨」は微塵もありませんでした。

 真実でもないのに、「最終的かつ不可逆的に」解決されたとして、不名誉な約束を尹外交部長官と笑みを浮かべて握手している、国家・国民の名誉を著しく貶めた岸田外務大臣の顔を見て、TVに向かって思わず“この売国奴が”と怒鳴っていました。

 宮崎先生は、現自民党は、自眠党と評されてありますが、支那に国を売り渡そうとして国民に罠仕掛けている自罠党ではないかとさえ思っています。又、クライン孝子女史の著「大計なき国家の末路」の中でも述べておられる、「あたかもアメリカの操り人形の如く、アメリカにへつらい、その威を借りて幅を利かす悪癖がはびこるにいたった。結果、戦前とは異なり、リ ダ なき茶坊主国家と化してしまった。

 昨今の人材不足とリ ダ 欠乏の一例として浮き彫りになっている『パチンコ天国』日本は、その結果と云っていいだろう。」と述べておられますが、実にその通りだと思います。

『日本に外交はなかった』は、教育関係者はもとより一般の多くの人にも読んでもらいと願っています。一日でも早く覚醒し、世界に冠たる日本人の誇りを取り戻してもらいたいと切望しています。
   (北九州素浪人)



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(読者の声4)明日、10月25日の三島由紀夫研究会公開講座は渡辺利夫氏です。
 福沢諭吉の武士道、その魂魄は三島に通底するのではないか。新作福沢論を上梓され、あらためて注目される渡邉先生をお迎えします。

とき    10月25日(火)18:30開演(18:00開場)
ところ   アルカディア市ヶ谷会議室
講師    渡辺利夫(拓殖大学前総長、現同大学事顧問)
演題    「士魂 福澤諭吉の真実」(仮題)
<プロフィル>昭和14年甲府市生まれ。昭和38年慶應義塾大学経済学部卒、昭和45年同大学院博士課程修了、経済学博士、専門は開発経済学、アジア経済。筑波大教授、東工大教授を経て拓殖大総長を歴任。日本李登輝友の会会長など役職  多数。最新著『士魂 福澤諭吉の真実』(海流社)ほか著書多数。
参加費   会員。学生1千円(一般2千円)
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 支那大陸は多民族社会だったのです。そして21世紀の現在も。八大方言と呼ばれる多言語社会。漢字は目に見える共通語。方言によって発音が違うのはその証では?また、漢字は名詞でも動詞でも形容詞にも読む人によって変化するらしい。だからヤマト民族はレ点を入れて漢文を固定化したんじゃなかろうか。ヤマト民族の先人は賢かったんだなぁと思いませんか?

 役に立つから学ぶ、駄目なら棄てるのは多民族社会だからでは?己一個の命を永らえるためには必要なものは何だと彼らは必死だっただけなのです。今も昔も遺伝子の命ずるママに行動するのが支那土人の習性、そう考えると納得しませんか? ハッキリ言って未だに土人の習性から逃れられないのだ。