知道中国 宮崎正弘の国際ニュース・早読み < 中国西安の高陵区で住民数万が五日連続で抗議行 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 日露は同床異夢だと思うんだかなぁ。


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)10月17日(月曜日)
        通算第5062号  
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 中国西安の高陵区で住民数万が五日続く

  地方は無政府状態か、ついに人民武装警察が導入
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 10月11日から五日連続で、住民の抗議行動が起きた。
 陝西省西安市高陵区は人口34万。産業廃棄物処理場をめぐり、市民が騒ぎ出した。
浄水場が近くになり、近年原因不明の病死が頻出。とくに30代の若さでガンで死亡するケースが顕著となり、元凶は浄水場に近い産業廃棄物処理場ではないか、住民の間では言われてきた。
 
 何回も区政府に掛け合ってがラチが明かず、ついには疑惑の設備撤廃を求めて市民らが抗議集会とデモを組織化した。

 一万を超える参加者があり、五日連続で西安市は抗議のシュピレヒコールと横断幕、この古都が騒然となった。
 デモ隊は暴力的ではないため、四日目に区長が集会に表れて、善処を表明したがデモ隊は解散しなかった。

 五日目に武装人民警察が導入され、抗議集会の排除に乗り出した。
 中国の新聞は一切、この報道をしていない。
   ▽△◎◎ミ□◇▽ヤ□◎○ザ◎□○キ○□◇
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 文明史家、歴史家の目からみた中国、台湾、日本、そして米国の未来図

   中国がこれから突出する行き先に何があるのだろう?

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黄文雄『蔡英文が台湾を変える』(海竜社)

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 蔡英文政権が台湾に生まれて、経済は悪いが、台湾はなんとなく明るさを取りもどしたように思える。

 馬英九{前台湾総統}は「どこの馬の骨か」と問うほどに、彼の複雑怪奇な心情の底に眠る野心、あるいは小心翼々とした邪心の根っこは謎解き不明である。
もとより特務一家にうまれた馬英九は、出生地が正確に分かっていない。ハーバード大学での博士論文は、スペルが千箇所間違っており、英語はじつは蔡英文のほうがうまいそうな。

 そして椎名特使が日台断行の折に台北へ行ったとき、リムジンに卵をぶつけた学生のなかに馬英九が写っていた。馬が総統になって以後、その新聞のバックナンバーも写真も消えたという。


 馬の職権濫用による汚職は、現在24件が司法の捜査がはいっていることも、本書を通じて初めて知った。

 馬がキョロキョロと進めた中台統一路線は、北京のご機嫌取りに終始したが、もう一つ馬がやった悪政は、債権国家だった台湾を、公共投資を乱発して百兆円の債務国家に転落させてしまったことである。


にもかかわらず公務員、軍人、教職、警官OBは「年利18%」もの高利での預金が認められ、債務がぶくぶく膨らんでいく。台湾政治は、この債務問題解決が急務となっていること、それを如何に解決するかに蔡英文の政治力量が問われるとするあたり、日本にいてはよく分からなかった問題だった。


 さて本書は日本と台湾と中国とアメリカという四角関係の未来を予測する挑戦的な作品でもあるのだが、随所に文明史家としての黄文雄氏の面目躍如の歴史学的分析が挿入されていて、こちらのほうを読むのもじつに面白い。

 二、三の例を引こう。

 「台湾であらたに登場するネット世代は、むしろ自然独(生まれつきの台湾独立派)と公言。つまり産まれながらの台湾本土派であり、絶対『一つの中国』に反対する反中派である」。

 それが向日葵学生運動の流れを組んで議会選挙に五人を当選させた新党「時代力量」に代表される。おなじ現象は香港にも飛び火しており、物怖じ知らないネット世代は『香港独立』を主張して譲らない。台湾でも『事態力量』の若い世代の立法議員は、これから蔡英文の中庸路線とは鋭角的な対立を引き起こしかねないとは、評者(宮崎)も総統選ルポ(正論)に書いた。


 中国社会の末端でおきていることは地下経済と地元マフィアと共産党の結託である。

「黒道(チャイナマフィア)が台頭し、教育、マスメディア、司法まで牛耳り、地方では第二の政府として勢力を確実に拡大している」と黄氏は指摘する。

 「黒道は密輸や売春、麻薬などから、GDPの約40%をしめるアングラマネーを持ち、公安にまで手を伸ばしている」。

 「十警九黒」というのは警察の九割がマフィアからカネを貰っている事態を指す。

 習近平は『死にものぐるいの決闘』の最中で、すでに利権派閥化した長老とは最終的な決着をつける時期にきた。


 黄文雄節が冴えてきた。

 「習近兵の運命はどうであれ、21世紀の世の大勢はすでに以下が断言可能である。これは決して預言ではない」として黄氏は四つを掲げた。


(1)習近兵の毛沢東主義への回帰は、時代錯誤で成功しない

(2)幻の中華民族主義は共通のアイデンティティが欠如しているので、暴力による同化をさらに百年かけても、中華民族は生まれてこない

(3)『人民専制』は中華のみの宿命でも、次の世紀まで中華世界の支配原理として続くのは無理である

(4)中華世界は古代から時代とともに劣化、野蛮化していく摂理があるので、習近平のあとに民意とうい正統性を得た政権がでたら、世の中はいっそう乱れ、カオス状態が深化していく」


 共産党王朝が瓦解したら、もっと悪い政府が出来るとするのは、最近も評者と福島香織さんとの共著『暴走する中国が世界を終わらせる』の結論でもあった。

 本書を読み終えて、韓非子の箴言を思い出した。

 「其れまつりごとの民に優しきは、これすなわち乱の始まりなり」
 
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 「大胆すぎる予測」。されど、習近平体制の終わりを告げている。 

    団派の報復がはじまり、権力中枢は空白が産まれかねない

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石平『狂気の沙汰の習近平体制 黒い報告書』(ビジネス社)

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 大胆な仮説に基づいての「大胆すぎる予測」が網羅されている。

 なにしろ習近平体制は、あと一年、もつか、どうかと言うのだから、首を傾げる向きも多いことだろう。

 上海派をコーナーへ追い込み、同時に李克強に代表される団派も血祭りに上げて、権力をがっちりと固めたかに見える習近平政権だが、どっこい、党内は不満と不安と猜疑心と復讐心で輻輳し、団結などという綺麗事はあり得ず、みなが疑心暗鬼、面従腹背、心理がささくれ立ってきた。

 共産主義独裁の末路であろう。

 こうなると「統一」とか、「愛国」とか、そもそも「愛国主義による中華民族の復興が中国の夢」などとする悪い冗談は誰も信じていない。中南海がそういう状況であることは容易に推測できる。

 こうした状況を石平氏は、まず時系列に主な権力闘争の出来事を分析しつつ、みごとに活写して読者を引きずり込んでいく。その手法とテンポは速い。

 習近平への忠誠心レースが破綻している事実は、まず次のことから類推できた。

 郭金龍(北京市書記)、韓正(上海市書記)、孫政才(重慶市書記)、胡春華(広東省書記)などは、今日に至るまで『誰一人としても、習総書記のことを核心と明確に位置づけて、それを支持するような発言をしていない』(44p)

 これは習近平の焦燥がなさしめた忠誠登録の強要にほかならず、地方の一部幹部の支持はあったものの、ついに「中央でそれに賛同する人がいなかった」ばかりか、「一致団結して抵抗し、常務委員会(チャイナセブン)も無反応を通した」。つまり「習核心」の話はフェイドアウトしたのである。

 これを石平氏は習近平ひきいる太子党と李克強率いる団派との『暗闘』ではなく、『明闘』だという。

なるほど。権力闘争は「暗闘」から「明闘」へ、状況は変転した。

 外交的にはアセアン、シャングリラ対話、米中戦略対話などを通じて、あきらかにG2とか言う『新しい大国関係』なるものが幻影幻像幻想であり、米中は火を見るより明らかに対立関係にはいった。

つまり習近平外交は『大惨敗』だったと総括する。 

 軍改革にしても、総四部体制を廃止し、十五部門に分けて中央軍事委員会の直轄としたのは、子会社社長を廃止し、部長を多く並べたようなもので、収拾がつかないことは誰の目にも明らかである。しかし習近平はこれで「軍の近代化を図った」などと嘯いているが、狙いは反習近平の瀋陽軍区と蘭州軍区の再編が隠れた意図であり、軍改革どころか失職軍人の抵抗運動を招来してしまった。

 「軍改革」なる絵空事は失敗しているのである。

 そのうえで、石平氏は、軍再編の隠れた狙いが胡錦涛人事における房峰輝(前総参謀部長)を排除するための深謀遠慮だったという(185p)。

 つまり「軍の中枢部におけるこのような胡錦涛人事は邪魔以外のなにものでもない。いずれそれを潰さなければならないと思っていたはずだ。しかし房峰輝などの首を切ることで結着をつけようとすると、胡錦涛派との全面戦争は避けられない。必ずしも習主席に勝つ目があるわけでもない。そこで習主席の取った方法が、軍改革の大義名分の下、総参謀長の房峰輝の首を切らずに参謀部そのものの力をそいで軍事委員会の直接指揮下におくことであった」

 いずれにしても太子党は人材払底、できの悪いのが多く、団派の巻き返しは必定とみる。

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1480回】         
  「汚吏?縁して奸を行ひ、遂に失敗に歸せり」(内藤19)
       内藤虎次郎『支那漫遊 燕山楚水』(博文館 明治三十三年)

    ▽
 明治維新を例に口先だけでは清朝改革など不可能だと内藤から詰め寄られたところで、好機到来は目前だ。イザとなったら立ち上がると言い張る。ノンキなのか。鷹揚なのか。非現実の世界に遊んでいるというのか。やはり現実を超えた夢物語の類でしかない。これでは戊戌の変法が成功するわけがない。さすがに内藤も半ば呆れ気味に、「機勢果して到らば、其の手を下す、當さに何處よりすべき」と問うた。その時になったら、どこから着手するというのか、と。これに対する文の答が何とも可笑しい。

 文:最近では「貴國に聯合するを議する者」がいて、彼らは「貴國の兵力を藉らんと欲」している。だが、それは論ずるまでもない。私は「貴國の人才」によって「成例(きはん)」を示してもらいたいと考える。これこそ「敝邦」が希うことだが、「先生」は肯定されるか。

 内:「兵力を藉る」ということは、一時の便法に過ぎない。「貴國革敝の事」は一時の便法なんぞで救済できるようなものではない。改革に際して「邦人を用ゐ」、それを「一定の成例と爲」そうとすることは「是」としたい。但し、貴国の事情に通じている「邦人」は依然として甚だ多いというわけではない。だから我が国の成功例をそのまま貴国に当てはめて実行しようとするなら、不具合を生じてしまうことになる。最近の台湾が「殷鑒(ぜんれい)」といえるだろう。

 文:「貴邦人」が我らを助けて我が国の「理」に適った変革を実行してくれるなら、我が国の改革を目指す者が当然、それを「衡量(みきわ)」めることになります。

 内:昨年の戊戌の変法が失敗した根本原因は、たった一枚の紙キレに書いた命令で、全国一斉に変法を進めようとしたからだ。そこで、是非とも改革への手順をお教え願いたい。

 文:いま手順を口にしたところで、それは手順ではない。まさに将棋を打つように、いざという時に臨機応変に対処するまで。その時、その時、それぞれが相手の出方に応じて対応するしかないということです。

 内:そうは仰るが、一国創業に当たり国是の基を定めることは、「圍棋の敵に因て而して變ずる」ようなものではない。明治維新以来30年、「敝邦」において些かなりとも「起色(しんぽ)」が見られるのは「國是一定するに由る也。」

 文:貴国は天皇家によって連綿と二千年余りも一貫している。だから先ず国是を定め、その後、徐々に改めてきた。だが「敝邦今日の事は、其例に非ざる也」。国是を定めることは今現在の急務といえる。「列國の長を采り、千年の弊を救ふ」のである。一定の人々が立ち上がれば、憲法を定め行うことは決して難事ではない。困難な点は天子たる中華帝国皇帝の治世から立憲政体へと如何に「接續(スイッチ)」させるかであり、中華と夷狄の交わりを如何に処理するかにあるのみだ。「英才ありて能く國を立て」さえすれば、一切は順調に進む。手順だって乱れることはない。「君其れ之を待て。」

 内:天下の大事業は、すべからく一気呵成に「掀天翻地の擧(てんちをでんぐりかえす)」ことが肝要だ。我が国においては、「覇府(ばくふ)」の政治に長く人心が倦み疲れはてていた。そこで一気に倒幕の挙に打って出たことで「國勢一變」したのだ。貴国の現状を鑑みるに、我が明治維新当時と「猶ほ同列を以て視るべきや否。」

 文:「貴邦天皇を以て名と爲す、其の事順にして易し、故に數十志士、乃ち能く之を爲す、敝邦の例、同じきか、同じからざるか。」
 明治維新と戊戌の変法を巡る論議はもう少し続く・・・要知端詳且停下回分解。
《QED》
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)学徒出陣73周年「出陣学徒壮行の地」碑前における追悼献花式のご案内 

今年はあの学徒出陣から73周年に当ります。一昨年秩父宮ラグビー場構内に仮移設されました「出陣学徒壮行の地」碑前において、戦没学徒慰霊の追悼献花式を下記の通り開催いたしますのでご案内申し上げます。どなたでも参加できます。

         記
日時 平成28年10月21日(金)正午より
場所 秩父宮ラグビー場内「出陣学徒壮行の地」碑前
   東京都港区北青山2-8-35 (秩父宮ラグビー場正門よりお入りください。)
銀座線「外苑前」徒歩5分。銀座線・大江戸線「青山一丁目」徒歩10分
   JR「千駄ヶ谷」、「信濃町」徒歩15分
内容 黙祷、献花、追悼挨拶(所要時間30分)、鎮魂曲献歌ほか
主催 日本戦没学徒追悼会実行委員会
連絡先 〒108-0073 東京都港区三田2-9-5 みずほビル2F
玉川博己(代表幹事・慶應義塾大OB)
    TEL  090-1611-9839
FAX 03-5419-7670
Eメール tamagawah@fuga.ocn.ne.jp



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(読者の声2)片倉佳史氏がよみうりカルチャー錦糸町にて「台湾美食案内」講演
【片倉佳史の台湾便り:2016年10月11日】
http://katakura.net/
 10月30日(日)、読売・日本テレビ文化センターにお招きいただき、錦糸町で講演をさせていただきます。
今回は「台湾美食案内」と題して、台湾の食文化・食事情についてお話しします。料理の文化史や取材秘話、もろもろのエピソードをご紹介したいと思います。
http://www.http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=2210
 こういったテーマで講演の機会をいただくことは多くないので、少し奥ゆきのあるお話をしたいと思っています。
具体的には台湾料理の形成史や台湾で味わう「中国料理」、日式料理の発展史、台南人のグルメ気質、地域差を楽しむ客家料理、台湾式の美食情報収集術、外省人料理の現状、台湾フルーツ案内、澎湖海鮮の秘密、眷村美食など、あまり本には書いていないネタを取り上げようかと思っています。
http://www.ync.ne.jp/kinshicho/kouza/201610-18010100.htm
 この講座はカルチャーセンターの生徒さんを優先する関係で、告知が遅れてしまったのですが、残席はまだあるようなので、ご興味を感じていただける方、ぜひお越しください。よろしくお願いいたします。 
 記
・日 時:10月30日(日曜日) 13時から14時半
・場 所:よみうりカルチャー錦糸町
     墨田区江東橋3-14-5 テルミナ6階 ← 錦糸町駅前
・講 師:片倉佳史(台湾在住作家)
・テーマ:「台湾美食案内 現地在住作家が語る台湾の食文化」
・受講料:2,160円(税込み)
お問い合わせ  よみうりカルチャー錦糸町 (03-5625-2131)



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(読者の声3)この5月に蔡英文政権が成立し、日中台関係をはじめ、台湾をめぐる国際情勢が大きく変化しようとしています。
そこで、『民主化後の台湾 その外交、国家観、ナショナリズム』を上梓された河原昌一郎先生に台湾の民主主義と中台関係の動向、蔡英文政権の今後等についてお話しを伺います。
 【テーマ、日時、講師、会場、参加費】
・テーマ:台湾の民主主義と蔡英文政権の今後
・日時:10月26日(水) 受付開始18:30 講演会19:00 20:45
・講師:河原 昌一郎(かわはら しょういちろう)
・会場:アカデミー文京「学習室」(文京シビックセンター地下1階)
・参加費:2千円
【お申し込み】http://kokucheese.com/event/index/430819/
【講師紹介】河原昌一郎。東京大学法学部卒業、農林水産省入省、1995年在中国日本大使館参事官、1998年内閣外政審議室内閣審議官などを歴任。日本安全保障・危機管理学会理事、2015年 博士(安全保障、拓殖大学〕。著書:『民主化後の台湾 その外交、国家観、ナショナリズム 』(彩流社、2016年)、『米中台関係の分析 新現実主義の立場から 』(彩流社、2015年)ほか。
    (国家生存戦略研究会会長 矢野義昭)



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(読者の声4)実は最近、安倍総理とお会いし、話をする機会がありました。総理発言を直接引用することはできませんが、要するに、12月の日露首脳会談で大きな成果を得るのは難しい。従って、その成果を持って衆院を解散することはできない、というものでした。
 総理が、あまりに高まり過ぎた同首脳会談の期待値を下げようとした、とも思えますが、少なくとも現状で安倍総理は1月解散は無理と判断しているようです。
 10月4日付で「1月解散はほぼ確定的」とした私の見方は、一旦取り消させていただきます。また状況が変われば報告します。
(加藤清隆)


(宮崎正弘のコメント)小生は国内政治には疎いので、むしろロシアの対日接近の動きをみています。

プーチンの最近の一連の言動から見て、日露間に「劇的」な変化はないと読んでいます。せいぜい故郷山口県の長門湯本の大谷山荘で、一緒に風呂にはいって裸のつきあいでも世界に示すとか(笑)。

 プーチンのロシア・ナショナリズムは本物ですから、安部さんと共鳴する部分はあると思います。
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 知道中国を読むと、ツクヅク支那人は口舌の徒なのが解りますね。

 多民族社会は個人が絶対。自分で命を掛けるのは、個人的欲求の身。身の危険を察知すると一斉に逃げ出すのが習いなのです。そりゃ弱い兵士しか集まらないわな。


 近代兵器を色々取り揃えたが、末端の兵士は使いこなせるのかな?日清の時も何やらモタモタしてたらしいな。いざ戦場で果して何人残るのか?何人戦闘に参加するのか?

 三国志でも背水之陣を敷かなきゃならないほどの如く弱兵だったのだろうな。

 毛沢東が弱兵なのを承知して!逃げ回っていたのも解るなぁ。果して現代支那人は勇猛果敢なのだろうか?



 反日、売国奴の炙り出しが順調のようだ。

 告訴候補は
朝鮮学校に補助金を支出している各地の知事。
それを出せ出せと騒ぐ日弁連。司法書士会なんかも。

 魚拓を取られたあらゆる組織と個人。


 誰が売国奴第一になるんだろう。不名誉の極みだな。


 「亡命」という言葉を実際に動きとして、眼にするなんて思いもしなかったな。何人程に成るのやら。