宮崎正弘の国際ニュース・早読み < ウィキリークスの暴露でばれたヒラリーの無知 [宮崎正弘 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 米国の女性は何か可笑しい? オバマの嫁さんも弁護士とは言うものの、黒人優遇策で進学し捲くりの産物のようだし、ヒラリーも頭のネジがどこか狂っているのだろうか?


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6433709/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)10月14日(金曜日)
        通算第5061号   
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 ウィキリークスの暴露でばれたヒラリーの無知
  中国が「南シナ海」と言うのなら「太平洋は『アメリカの海』ね」。
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 ウィキリークスが暴露したヒラリークリントンの中国に関して演説内容を読むと、彼女が中国に対して無知と誤解による幻像を抱いていることが明らかになった。


 ヒラリーは国務長官辞任後、ウォール街の大手ゴールドマンサックスや、その関連会社、CMEグループなどへでかけて、高額な講演を行っている。そのときの講演録が、こんかい、ウィキリークスの手で暴露されたのだ。

 「習近平は胡錦涛より、はるかにマシな政治家よ」と彼女は言い放った。

 「胡錦涛がなしえなかった経済改革と社会改革に壮大なビジョンがありそう」。「なによりも彼は短時日で軍を統率して、権力を集中している」。

 習近平をほめあげる理由として、「30年前にアイダホ農家に短期だが、ホームスティの経験があり、彼の娘がハーバード大学に留学していることは、発表はないが中国高官はみな知っている。つまりかれらの「中国の夢」って、「アメリカンドリームの中国版」なのよ」。


 しからば、中国軍人たちの愛国心とは何かと問われたヒラリーは「人民解放軍の幹部、とりわけ50代、60代の軍人等は周りに親戚や家族や友人が「日本軍に殺された」というわ。中国のナショナリズムって、『反日』なの」。

 講演したのは2013年の6月4日(天安門事件記念日に中国を褒める無神経に注目したい)、そして同年10月(日付け不明)と同年11月18日。いずれも習近平が国家主席となって数ヶ月ばかりの頃である。

 中国へのあまい評価と幻像を抱いていることがこの演説からも読み取れる。
  ▽△◎◎ミ□◇▽ヤ□◎○ザ◎□○キ○□◇

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『歴史通』2016年11月号、瞬間的に(10月7日)、『文藝春秋』を抜き、ベストセラー第一位になりました。
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『歴史通』(2016年11月号)ですが、瞬間的に(10月7日)、『文藝春秋」を抜きベストセラー一位になりました。
特集は宮崎正弘『ソ連崩壊25年 全体主義の呪いは解けたか」です。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01LBFWS3E/hatena-gd-22/ref=nosim

 <<寄せられた反響から再録>>

(読者A)『歴史通』11月号。宮崎正弘さんの「ソ連崩壊25年」の「旧ソ連邦十五か国、衛星国十五か国踏破!」のカラーグラビアと文章には驚かされました。

 いつ、こんなに多くの国を訪れていたのか、その脚力と筆力にはただただ感嘆のほかありません。せっかくの体験ですので、できれば単行本とされ、『全体主義の呪いは解けたか』を大幅に拡充することによって希少価値のある<学術書>に仕上がるものと思います。 

 この地域を正しく記 述できる人は稀有でしょう。特にこの領域は地球の裏側の諸国でもあり、日本人には国の配置も頭に描けない、もっとも理解の難しい地域です。

それだけに共産主義の結末とそこに住む人々の共産主義というものにする現在の認識をわかりやすい形で記録に残すことができれば素晴らしいと思います。

 写真も見事です。色彩は曽遊の地でもあるウラジオやナホトカを思い出させてくれました。
    (TK生、世田谷)

(読者B)『歴史通』11月号(ワック)の宮崎さんのグラビアですが、あちこち、昔のソ連圏と東欧ならびにモンゴルのいまを象徴する写真、じつにヴィヴィドで、大いに参考となります。

 とくにウクライナの西端、国際都市であるオデッサの写真(同誌、13p上段)ですが、犠牲者を弔う写真がありました。ポスターはウクライナ語ですね。

 日本にはちゃんとしたウクライナ語・日本語辞典がありませんのでロシア語からの推定をしますと、右上の言葉が写真からは読み取れませんが、犠牲者の写真だと思います。

 左上にあるのはオデッサ議会の地域政党で、以下3つの政党名が書かれています。政党別の犠牲者と言うことでしょうか。真ん中にあるのは「血にぬられたオデッサの館」と言う意味だろうと思います。但し、これらから写真の人物が内戦の犠牲者かどうかは必ずしも判然としません。
    (MM生、品川)

(読者C)『歴史通』11月号の宮崎さんのグラビアと紀行文、一覧表などを拝読しました。前に山内昌之・佐藤優両氏の対談本を読んでいたので、「地政学」の大切さをしりましたが、こんどの『歴史通』のご文章は短いながら、二人をはるかに超えています。

  その国の状況や国々の関係がよくわかり、いま世界がどうなっているか、よくわかります。写真のうまさは、いつものごとし、でした。
    (HN生、新潟)

(読者D)『歴史通』の今月号(11月号)、宮崎さんの『全体主義の呪いは解けたか』を、拝見しました。

 ソ連崩壊の25年の経過、旧ソ連の15か国、衛星国家の15ケ国の30ケ国をすべて最近周り、自由を獲得できたのか、精神的束縛はないのか、という視点を軸に、これから注目の国々最新状況をレポートされ、簡潔に概観してくれている。

 個人的には、この地域に対する日ごろの勉強不足をおぎなってくれて、ありがたい。

またレポートの対象の国々の人々を、生活を、風景を切り取ったグラビア写真が、とても楽しめる。時間と労力をかけてつくられたものでしょうから、各国のレポートを、経緯等を書き足して、発展版にして出版していただけることを期待しています。
   (MS生、鎌倉市)

(読者E)産経新聞(10月6日)に大きな広告が出ていたので、ワック発行の『歴史通』11月号を早速買い求め、貴論を拝見したのです。

  この企劃は前代未聞、ジャーナリスト初の快挙と言っても良いのでは? と思いました。なにしろ『ソ連崩壊25年』。旧ソ連と旧ソ連圏合計30ヶ国を実地踏査された宮崎先生のルポと写真「全体主義の呪いは解けたか」は全部で28ページ。写真もかぞえたのですが、全部カラーで57枚。

これは後世にのこる、貴重な保存版です。そのうえ、全30ヶ国の政治改革、経済状況などの成績一覧表まであって有益でした。写真も各国の実情を象徴している風景ばかりで、旧ソ連の実態がよく分かりました。有り難う御座いました。
    (GH生、横浜)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01LBFWS3E/hatena-gd-22/ref=nosim
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 (休刊のお知らせ)地方講演旅行のため、小誌は15 17日が休刊です

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  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌前号の中国軍失職兵士等の抗議行動ですが、渡邉亮次郎氏のブログ投稿によれば、次の意見があります。

「宮崎氏の言われるように中国紙では報じられていません、ロイターや博訊 など米国反中共紙が報道をしております。写真は八一大楼前に集まる失職軍人たち/博訊より、失職軍人デモ隊の後ろにあるバスは警察のバスで、すぐにでも逮捕できるように数十台待機させ ています。「博訊」には600 700人の兵士が集まったと書かれています。

体制に対する苦情ではなく、単に経済的な困窮を主張して復員を希望しているようです が・・・。
http://news.boxun.com/news/gb/china/2016/10/201610112016.shtml#.V_2duzGa3Mo<http://news.boxun.com/news/gb/china/2016/10/201610112016.shtml>
以下は現場映像
https://youtu.be/JxjGzygqksM
ロイター10/11:China blockades streets around military building as hundreds protest in capital
http://www.reuters.com/article/us-china-military-protests-idUSKCN12B12V
 スーダンでの戦闘から逃げ出した中国PKO部隊のようにこの国の軍人には 強靭であると言う言葉は当たらないようです。一労働者です。死んだら損 ですからね。すぐに逃げます。これがこの国の歴史。
  (渡邉亮次郎氏のブログ投稿者)



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(読者の声2)貴誌5060号、「読者の声2」に対しての宮崎さんのコメントに関してですが、イランでは、拝火教の残り火のような風習が今も残っています。

大分前のことで、記憶が少しあやふやですが、確か大晦日にあたる日には、火のついた火縄のようなものを振り回して、拝火教のお祭りのようなことをしていたと記憶しています。

またイスラムに改宗させられたことを恨みに思っている人も居ました。一方、アーリア人種として、アラブに対して優越感も持っています。

イライラ戦争当時、イラクのことをイラクと呼ばず、アラブと言っていた人も居ました。
   (杉並の噛みつき亀)


(宮崎正弘のコメント)イラン・イラク戦争の終わりかけの頃、バグダットへ行きました。イラクのバース党から国際会議に招聘され、「アラブ平和会議」とかで、サダムフセイン主催でした。

宿舎のシェラトンホテルは長いこと客が無かった様子で、シャワーから赤さびがどっと落ちてきました。

三日目にイリューシン機に載せられて、バスラへ飛び、そこから軍のジープで二時間、ファオ半島の戦闘現場に連れて行かれました。

ペンクラブから来ていた越智道雄先生等と一緒でした。

ごろごろと死体が並んでいる中、写真を沢山とりましたね。外国記者団総勢70名くらいでしたでしょうか。捕虜収容所にも連れて行かれたのですが、イランの捕虜って、老人と少年ばかりでした。

 イランへはその前に行きました。拝火教の古墳の配置とデザイン、彫刻を見て、ああ、これがナチスのハーケンクロイスの原型かと想像がついたことを思い出しました。

アゼルバイジャンでは、拝火教寺院がまだ残っているのですが、バクーからすこし遠いところなので、時間がなくて行き損じました。



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(読者の声3)前々号でしたか、宮崎さんのコメントでコロンボ沖合に中国が人工島を立てている由ですが、やはりスリランカはおかしいですね。

東京湾に人工島を立てられて、50年の租借地として、そこにチャイナタウンを作られるようなものじゃありませんか。
 ニュースソウスは何でしょうか?
   (UJ生、水戸)


(宮崎正弘のコメント)下記サイトに写真があります。工事の現況です。
http://www.atimes.com/article/china-invites-india-join-sri-lanka-offshore-city-project/



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(読者の声4)北朝鮮は、高位高官の脱北が続発。もはや、国家としての体をなさない事態が近いようです。

 中国が、金正男を傀儡に祭り上げ、「中国にいる朝鮮族」を装って、「朝鮮人民解放軍」でもでっち上げ、北に進行する可能性はないのでしょうか? その場合、北の軍隊は、歯向かうのでしょうか?

 儒教思想の強い朝鮮族! 正当な継承者は、長男。そして青大将の暴政に飽き飽きしているのは人民だけでなく、忠誠を誓った軍隊も明日を知れぬ身なら、反旗を翻すのでは?と思うのですが。

 そんな可能性はないのでしょうか? まあ、そうなった時、北のミサイルがどこに向かうのかも心配事ですが。
   (HM)


(宮崎正弘のコメント)米国が北朝鮮の核脅威に手ぬるいのはひとえにオバマの無能に求められると思います。
北に秘密で資材や技術を輸出している民間企業は、あきらかに中国のダミーですが、ようやく、この丹東の一社だけ制裁です。

 北の核脅威は恐ろしい筈なのに、日本の左翼マスコミはまったく脅威視していないうえ、政府も拉致問題に手足を取られて、小手先の制裁だけ。軍を派遣して拉致同胞を奪還するなどというのは基本の発想にもないのでしょうね。



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(読者の声5)映画「ビハインド・ザ・コーヴ」アメリカ配給のための支援を、もしご賛同いただけましたらおいくらでも構いません、よろしくお願いします
 https://motion-gallery.net/projects/behindthecove
初・日本から発信!『ビハインド・ザ・コーヴ』捕鯨問題の映画アメリカ配給. ビハインド・ザ・コーヴ 映画
  (三浦生)



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(読者の声6)日本文化チャンネル桜からお知らせです。番組名:「闘論!倒論!討論!2016 日本よ、今...」
 テーマ:第一回「GHQ焚書図書とは何だったのか?」(仮)
放送予定日:10月22日(土曜日)20:00 23:00
日本文化チャンネル桜(スカパー!528チャンネル)
「YouTube」「ニコニコチャンネル」オフィシャルサイト
インターネット放送So-TV
(パネリスト:50音順敬称略)
潮匡人(評論家)、富岡幸一郎(文芸評論家・関東学院大学教授)、西尾幹二(評論家)
福井義高(青山学院大学教授)、宮崎正弘(作家・評論家)
司会:水島 総(日本文化チャンネル桜 代表)
    (チャンネル桜)



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(読者の声7)貴誌前号「読者の声4」さんは、ベルギーにあまり好意的でないので。ベルギーは関東大震災に際していち早く大災害の状況をヨーロッパに発信して救援をしてくれました。

 そのようなことを記念して、両国横網公園にある「震災記念館」に1枚の絵が飾ってありますよ。

「震災後の混乱の中、赤いスカートをはいた西洋の少女が、父親の大使と思われる人と、現場を視察している」絵です。この絵を見るたびに国際協力は大切だなと思います。
  (HM生)
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 歴史通は買いなのでしょうか? パスしようと思っていたのだが。例によって「積読」の可能性も否定できないのだが。


 墨田区には何年も住んでいたのだが(それもすぐ側)、震災記念館には足を踏み入れたことが無かったのは、恥じ入るばかり。