宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 EUに懐疑的な事をポプュリズムと呼ぶか? 違和感満載。日本ほどの人口規模が無くとも、伝統とか文化とかの繋りを欠くことに一抹の不安な気持ちを抱えたとしてもらう、そりゃ民族主義じゃねぇ? 大衆迎合じゃ無いだろ!

 国、民族のアイデンティ—を喪失する危機は、当事者たちに取っては半端じゃないだろうに。

 欧米に蔓延している社会主義思想(まぁ僕に言わせると一種の宗教だけど)の残滓が経済の強いドイツが牽引した事によって、悪影響しただけじゃ。



宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6396777/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)7月23日(土曜日)
          通算第4972号  
                                        
(休刊予告)海外と地方講演旅行のため7月24日から8月3日まで休刊となります。 
                                        

 BREXIT以後、何を欧州は一番恐れているのか
  反グルーバリズムというポピュリズムが全欧の蔓延しそうな近未来だ
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 BREXIT以後、英国では製造業組合が景気低迷を危惧している。エコノミストらは英国のGDPがマイナスへ陥没、EU全体でかろうじて1%台だろうと予測している。

しかし欧州の指導者層は、英国の身勝手な振る舞いを問題視していて、経済マターとは捉えていない。認識の落差がある。

英国民の過半が「反グローバリズム」に傾くという事態の出来(しゅったい)に、欧州のインテリは深い憂慮をしめすわけで、理由はこの趨勢が衰微するのではなく、近未来にもっと勢いを増してひろがりそうな雲行きを恐れるのだ。

げんにEU離脱の動きはフランスでイタリアで拡大中だし、ポーランドとハンガリーは保守ポピュリストの政権になり、オランドとデンマークではEUへの反感が次の国民投票で明確にあらわれるだろう。ハンガリーも国民投票を十月に行い、EU離脱を決めるかも知れない。

反対にEU加盟を熱望するのはモルドバ、ウクライナ、ジョージア(グルジア)の三カ国だが、とくにジョージアではEU幻滅論が拡がり始めた。

ウクライナは東側の親ロ武装勢力との停戦協定がまだ成立せず、昔、ベッサラビアの中心だったモルドバは国内に抱える親露派の「沿ドニエステル自治共和国」(未承認国家)の問題が解決しない限り、正式加盟は難しい。

マーストリヒト条約の合意以後も、EUへの懐疑論は根強くあったが、過去十年で顕在化した。

じつに8万ページにも及ぶEU規約は、ブラッセルのEU官僚主義によるものだが、スイスやノルウェイは、そのややこしくも官僚主義的な規約を嫌って、EUとの別途の自由貿易協定を締結したように、離脱しても、実害のない例が示された。

リーマンショックによる景気低迷でEUの企図した福祉システムは破綻した。ここからEUへの疑念が急速に拡大し、フランスのルペンに代表されるような、反ブラッセル、編EUというポピュリズムの蔓延を産んだ。
       ○○○み○▽○や○□▽ざ○○○き○□▽ 
                                        
  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
                                        
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(読者の声1)毎日、貴重な情報を楽しみにしています。都知事候補の鳥越某は、なんだか、一昔前の筑紫哲也のエピゴーネンのような気がしてなりません。

 まあ、それ以上に軽く、都知事に立候補の理由の一つが[Stop Abe〕であったり、介護のバラマキ、癌の検診では・・・都民が誤魔化されないように祈るばかりです。
  (宮田生)


(宮崎正弘のコメント)もう勝負はついた、という観測が多くなりましたね。小生は投票日が不在予定につき、期日前投票を済ませましたが。



  ♪
(読者の声2)「ヘリコプター・ベン」こと、ベン・バーナンキ前FRB議長が来日して安倍首相と会い、ヘリマネーの必要性を説いたと、少し前に新聞報道がありました。夏休み明けに安倍首相はヘリマネー政策を実施しそうでしょうか?
  (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)いきなり実施することはないでしょうが、「検討」に入ると想われます。ヘリマネーは、ようするに紙幣の増刷、ばらまきであり、米国の量的緩和が典型で、FRBの専売特許とおもわれがちですが、本当のヘリマネー実施国は中国です。

 債務が最低見積もっても20兆ドル。米国の二倍。発狂的ですよ。

 ヘリマネーは短期的に株式市場に空気が膨らむ風船のような暴騰効果を期待できますが、後始末が大変。ドイツは絶対にやらない。

したがって日銀も、実施するほどの度胸がない。

 しかし、一方で世界の投機資金は円と日本国債に流れ込んでおり、円高が日本経済の足下を脅かしていますから、よくよく熟慮して、検討する。喫緊に検討に値する課題であることは確かです。アベノミクスは率直に言って、ここで頓挫しています。

 九月の補正予算は20兆円規模になると予想しています。真水が10兆円あれば、秋に持ち直せる。
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 都知事選挙にゃ投票権が無いからなぁ。文春、新潮と次々出てきてる様だが、「背乗り(はいのり)」疑惑まで噂されているようだ。1925年生まれの91歳ってのも出回っているようだから、空襲もシッカリ目にしていたかもしれないな。


 売国の臭いの一番薄い人物が当選しそうな気もするけど、都民も大阪府民も頭が可笑しいからな。蓋があくまで断定は出来無いけれど。







日本人の手に日本を取り戻そう!