(ODA)ODAメールマガジン第324号 | 外務省 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。



日本の円借款で建設されたファンディアス下水処理場と 運河を渡る橋の1つ「アメリカ橋」
(モノレールが通行する橋はこの橋の奥に建設される)※他の画像は下のサイトへ飛んで下さい





 普段は害無省と呼んでいますが、口は貝のように閉じてはいますが、額に汗する事には厭わない日本民族の血は流れているようです。


 日本のマスゴミでは未だ報じられていないようですが、パナマに日本のモノレールが施設されるようです。


 ODAで日本の凄さを魅せつけるのも良いのですが、憧れて行儀の悪い連中が日本に入って来るのはなんだかなぁ。



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■世界の海上交通の要所,パナマ運河と運河を渡るモノレール

原稿執筆:在パナマ日本国大使館 村岡 宏昭 二等書記官

パナマといえば,場所は分からなくても「パナマ運河」の名前を知っている方は多いのではないでしょうか。
ここパナマは北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境目にあり,南北に伸びるアメリカ大陸は,海上輸送の交差点であるパナマ運河によって分断されています。パナマ運河は世界の海上物流の要所として,現在,2007年から始められた拡張工事が行われており,2016年6月26日に開通式典が予定されています。


パナマ首都圏はこの運河とともに経済が発展しており,高層ビルやマンションが建ち並ぶその街並みはシンガポールと比較されることもあります。しかし,急激な経済成長と人口増加に伴い,生活排水の垂れ流しによる川・海の水質汚染,車の保有率上昇に伴う交通渋滞等の問題が発生しており,「環境に配慮した経済基盤整備」が求められています。また,地方では,水不足や教育のための校舎不足,インフラの未整備等,首都圏との格差が問題になっています。



経済成長を続ける首都圏へは,周辺各地から多くの人が集まって来ます。そのため,毎日深刻な渋滞が発生しています。パナマ政府はこの問題を解決するため,首都圏都市交通の整備を決定しました。既に首都圏の北部地域を対象とした都市交通1号線が開通し,東部地域を対象とした都市交通2号線の整備も進められています。現在,パナマ国民が特に期待しているのは,首都圏中心部と,人口増加の著しい首都圏西部地域(首都圏から運河を挟んだ西側の地域)をつなぐ路線(都市交通3号線)の建設と,同路線が通る新たな運河上の橋の建設です。現在,首都圏中心部と西部地域をつなぐ橋は2つしかないため,朝の通勤時と夕方の帰宅時に橋を渡ろうとする車の交通渋滞が深刻な問題となっており,都市交通3号線の建設はこうした課題に応えるものとして,パナマ政府の最優先事業の1つとなっています。


この都市交通3号線の建設については,2012年以来,パナマ側から日本の技術の活用及び資金協力の両面について協力要請がなされるなど,過去数年間にわたり日・パナマ両国間の主要な議題となっていました。そして本年4月20日,訪日中のバレーラ・パナマ大統領と安倍総理立会いの下,都市交通3号線への約2,800億円の円借款供与に関する交換公文が締結されました。中米・カリブ地域で初めてのモノレールとなる本事業への日本の協力は,両国のさらなる関係強化の象徴としてパナマ国内でも大きく取り上げられ,パナマ国民から日本への感謝の意が寄せられています。また,パナマ政府は,西部地域における地形的な特性を踏まえた結果,都市交通3号線の輸送形態としてモノレール方式が最良と判断しており,日本の技術の活用にも高い関心を示していることから,パナマによる日本式モノレールの採用も期待されます。


都市交通3号線の整備により,西部地域の渋滞緩和とともに,地球温暖化現象の原因の1つである車の排気ガスの排出削減効果も期待されます。

拡張運河開通に伴い,ますます注目度が高まるパナマで,その運河を渡るモノレールが日本の協力で整備されることに期待が高まります。

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■パナマにおける下水道分野の技術協力プロジェクトの紹介

原稿執筆:株式会社日水コン 大楽 尚史 プロジェクト総括

1513年9月25日,スペイン人のバルボアは,カリブ海からパナマ地峡を横断し太平洋に到達しました。

おそらく紺碧の大洋”パナマ湾”を見たことでしょう。パナマは運河で有名ですが,1999年にアメリカから運河が返還されたのちに急速な発展を遂げ,現在のパナマ市はパナマ湾沿いに見上げるような高層ビルの立ち並ぶ都市となっています。


一方,このパナマ湾は,処理されていない下水の放流で汚れています。日本の協力により,汚れたパナマ市内の河川とパナマ湾を浄化するための事業が開始されることになり,日本の円借款を中心とした融資により,下水を集める大きなパイプと下水処理場が建設され,2013年から運転を始めました。


きな下水処理場であり,パナマには下水道の事業運営の経験も少ないことから,国際協力機構(JICA)が,同分野で豊富な経験をもつ横浜市環境創造局の立会いの下,パナマ政府と下水処理技術に係る覚書を締結し,これに基づきJICAは専門家チームを派遣して技術支援を行うことになりました。

こうして,「パナマ首都圏下水道事業運営改善プロジェクト」が2018年11月までの予定で,昨年6月に始動しました。昨年の計画調査に続き,今年の2月から本格活動が始まりました。5人の専門家がチームを形成し,それぞれ,組織運営,工場排水の規制,施設の管理,下水処理技術,環境教育を担当します。その内2名は自治体での業務を経験しており,また,プロジェクトの実施に当たり横浜市の支援を受けることで,日本の自治体の下水道事業運営のノウハウを生かすこととしています。相手側の機関は,保健省のプロジェクト実施ユニット(UCP)で,当初は,施設の建設のために設置されたのですが,その後,運転管理も実施することになり,現在57名の職員数を今後100名程度にまで増強します。年齢も若くやる気のある職員ばかりですので,このプロジェクトが,パナマの水環境やパナマ市民の生活環境の改善に実りある成果をもたらすことが期待されます。


ところで,彼らは,「何年ぐらいでこの海はきれいになるのか」と聞きます。まだ,下水処理が始まったばかりで,パナマ湾が元の美しさを取り戻すには至っていません。日本での研修を2回予定しており,今年の6月に1回目を予定していますので,長年の下水道整備や工場排水の規制をはじめとするわが国の取組と,きれいになった川や海を見てもらいます。これからの3年間,美しいパナマ湾の復活を夢見て,UCPの皆さんと力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

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 一方シナの中南米でのインフラ整備はどれも宙ぶらりんのようです。(;・∀・)

 パナマの南で運河を・・何てのも香港企業がバンザイしたとかしないとか。大法螺吹きのシナ族は流石だなと感心しますね。


 モルディブでも問題起こしてたのは昨日のエントリーの中の読者の声で、現地駐在らしき日本人が報告していました。


 近間の南シナ海でしか、活躍?出来ないのは基本ヘタレなのでしょう。

 どこのサイトか探していませんが、東シナ海での天然ガス開発海上設備の画像も日本政府系の何処かにアップされたとか。真綿(これは絹ですよ!)で首を締めるようにジワジワと攻めつつあるのですね。

 シナの権力構造は表は共産党、裏は人民解放軍との二枚看板なのです。軍は武力を持ち、兵を喰わせる事が第一なのです。文官上りの習近平が幾ら圧力を掛けても、軍の末端まで威令は及んではいないと思われます。更に今、軍傘下の国有企業に喰わせる仕事が有り余るほど有るのだろうか? リストラで馘首になった30万の兵士達は何処で飯を喰うのでしょう?