知道中国 宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 幕末からの開国時、日本は大量の金(小判)を流出させられた。金銀の兌換率の差をつかれたからだが。英国が一番だったのだろうか?それが後の同盟へと進化したのかもしれない。もっと日本から富を盗めるかも、と思ったのかな?

 シンガポール陥落だけでは英国の息の根を止めはしなかったが、その後の経緯を見る限り、青息吐息にしかさせた事は間違いないだろう。英国には現在、日本企業が千社程進出しているとか。日本が英国の雇用を支えているのだ。その恩を顧みず今はシナにドップリ。

 今世紀はどんな息を吐き続けるのだろうか? 楽しみだなぁとは思うが、寿命が持つかな(^^ゞ(^^ゞ


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6373479/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)5月31日(火曜日)
          通算第4913号 <前日発行>
                                    

 英国が中国人民元建て債券を、なんと30億元も引き受け
  ロンドンのオフショア人民元市場が本格化へ
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 凋落する大英帝国。。。。。。。
女王陛下と強引に会見した習近平は「無礼だった」とエリザベス女王が呟かれたとか。それでも最高の礼を尽くし、中国の皇帝様を迎えた英国は、AIIBにも真っ先に手を挙げ、こんどはロンドンの人民元オフフォア市場で、30億元もの起債をHSBC(香港上海銀行)が引き受けた。

 2019年六月、つまり三年後の償還で利息は3・28%(えっ、日本の住宅金利もびっくりするほど高い)。

これらのうちの58%が欧州ならびに中東、アフリカの投資家に売りに出され、残りはアジア系のファンドが購入した模様で、初日には倍の申し込みがあったという(ウォールストリートジャーナル、16年5月27日)。

 すでにIMFが15年10月に人民元のSDR加盟を認めているため、人民元建ての債務セールスは欧米で小規模に行われてきたが、今回の30億元(480億円)規模の大型案件は初めて。

 しかしシティの間には、人民元が弱含みであり、近く予定されるFRBの利上げにより、もう一段の元安が予測されている最中でもあり、将来の通貨安への不安から買い控える機関投資家も多いという。

 もっともEU離脱の動きが激しく、他方でドイツの中国接近を見ながら、英国はいますがる相手が中国しかないという金融の視野狭窄に陥ったのではないのか。
    
  ◇○○み○○○や△○○ざ○○▽き□▽◇   
                                    
 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
                                    
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1419回】       
     「肝っ玉を大きく、歩みは着実に・・・」
    『 小平語録』(藍鉅雄編輯 次文化堂出版 1995年)

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 香港で出版されたこの本の劈頭を飾るのは、余りにも有名な「白い猫でも黒い猫でも、ネズミを捕まえる猫がいい猫だ」である。いまさら 小平でもなかろうと思うが、彼が共産主義など端っから信奉していなかったことが行間から読み取れるから面白い。もっとも中国では、生真面目な共産主義者であるほどに早々と粛清されているのだが。彼の持つ徹底した合理主義こそ、13億人の欲望を全開させたということだろう。

「前言」には、「中国の卓越したプロレタリア階級の革命家、政治家、軍事家、中国の改革開放と現代化建設の総設計師」であり、「現代中国の最も傑出した政治指導者」である 小平の「1942年から92年までの50年間における各時期で行った講話の精華を収録したもの。読者の 小平思想に対する認識が大いに益されるだろう」と記されている。

「実用編」「改革編」「人生編」「真情編」「香港編」の5つの部分に分けられているが、たしかに「 小平思想に対する認識が大いに益され」たことは確かだ。そこで、興味深そうなものを時系列に沿って選んでみた。(カッコ内は発言された年月)

■情況が一新されれば誰もが気分が晴れ、みんなの心が昂揚すれば仕事は万事順調に進む。苦境に在れば仕事は滞りがち。だが、こういう時にこそ仕事に励み、細心の配慮をすべきなのだ。(61年10月)

■いま我われが確信を失くしていることが危険なのだ。だから困難に遭遇しても打開する方法を考え出せず、果断に動けない。認識が到らないから、対応の遅れを免れない。なんとか気づいたところで、やはり対応しない。このようにだらだら時間を過ごしていれば、ダメになることは明らかだ。(62年5月)

■真剣になれ、真面目に話せ、誠心誠意で仕事をしろ。これが実事求是だ。(77年7月)

 ■我われが断固として定めた原則は、肝っ玉を大きく、歩みは着実に、である。肝っ玉を大きくとは、迷うことなく真っ直ぐに進むこと。歩みは着実にとは、問題を見つけたら直ちに改めることだ。(85年4月)

■具体的に問題を処理する場合は細心であれ。必要な時に応じて経験を総括せよ。小さな誤りは避けられないが、大きな誤りを犯すことを避けなければならない。(87年4月)

■とどのつまり仲間にはリスクを恐れるな、肝っ玉をもっと大きくすべきだ、といいたい。前門の狼、後門の虎を恐れていたら、立ち行かなくなるのは当たり前ではないか。(88年5月)

■完全無欠の方針、一点一画の間違いのない完璧な方法などというものはあるわけがない。目の前に立ち塞がっているのは凡て新しい事物であり、遭遇したこともない問題だ。自らの創造力を頼りに経験を重ねるしかない。(88年5月)

■より大きなリスクが起こるという前提で対策を準備しておけば、どんなリスクも怖くはない。まさか、天が落ちてくることなんぞ起こりはしないんだから。(88年6月)

■誤りを発見したら、直ちに正せ。誤魔化すな。先送りするな。(89年3月)

■リスクを恐れるな。すでに我われにはリスクを引き受ける能力が備わっているではないか。(90年12月)

  素直に読むと、人生を横紙破りで生きてきた叩上げワンマン経営者が語る“身勝手経営哲学”と見紛うばかり。シャープを翻弄した鴻海精密総帥の郭台銘の発言だったとしても違和感はない。
どうやら「現代中国の最も傑出した政治指導者」で「卓越したプロレタリア階級の革命家、政治家、軍事家」は、また優れた企業経営者でもあったようだ。そうでなければ、社会主義市場経済体制などという“奇手”を思いつく訳がなかろうに。
《QED》

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【知道中国 1420回】   
  現在の中国こそ、「ブルジョワ階級の陰謀家、野心家」の巣窟だ・・・
 
   △
  今から50年前の1966年6月に始まった文革は、10年後の76年9月に毛沢東が「マルクスとの面会」に旅立ち、それから1ヶ月ほどが過ぎて毛沢東夫人の江青ら毛沢東原理主義集団ともいえる四人組が逮捕されるに及んで、事実上、結末を迎える。時を置かずして、常軌を逸した四人組批判の大旋風が全メディアを総動員し、全土で巻き起こされた。文革に幕を引く以上、誰かを悪人として断罪しなければ、民衆の間に沸きあがる毛沢東と共産党に対する不満・不信のマグマの奔出を押さえることはできなかったからだ。だが、毛沢東が共産党そのものである以上、毛沢東批判・否定は共産党解体を招きかねない。

そこで全土を覆う毛沢東=共産党に対する怨嗟の声を掻き消すため、共産党は全組織・全機能を挙げ、ありとあらゆる罪咎を四人組になすりつけ血祭りに挙げた。そこで相声(まんざい)が使われる。お笑いで文革の悪夢を忘れさせようと・・・なんともはや。

四人組逮捕40周年を機に、手許に残る当時の公演実況録音に久々に耳を傾けてみた。長い舞台だが紙幅の都合上、要所を手短に紹介しておく。最初の演目は「白骨精現形記」。

甲:キミきみ、白骨精を見たことは? 赤い帽子にマルクス・レーニン主義の衣裳を煌びやかに身に纏い、我こそ「正確路線の代表」だと世の中を誑かし、我ら革命の隊列に潜り込んで悪さのしほうだい。ほらアイツ、アレですよ。

乙:あァ、あの四人組の中の白骨精で・・・。

甲:そう、ソイツです。昔から党の実権を掠め取ろうと画策し、偉大なる領袖の毛主席を脅迫し、親愛なる周総理に迫害を加えた、ヤツです。

乙:ソイツはハゲ頭の林より、ずっとワルだ。

ここで会場はドッと沸く。爆笑の渦だ。「白骨精(白骨の妖怪)」は江青で、「ハゲ頭の林」とは一時は「毛主席の親密なる戦友で後継者」と讃えられた林彪だ。林彪失脚が明らかにされる前後から、軍帽を被らない上半身写真が公表されるようになる。林彪は弱々しいハゲ頭の老人だったと、威信・威厳を剥ぎ取ろうという魂胆はミエミエ。さもしい根性だ。

次の演目は「帽子工廠(こうじょう)」。

甲:最近、ある帽子工場の製品がサッパリ売れません。

乙:帽子なら欲しいんだが・・・。

甲:いや、絶対に欲しくないはずです。

乙:して、どんな帽子?

甲:反革命という帽子。

乙:そんなの、要りませんよ、ゼッタイに。

甲:ヤツラは外国狂い。外国の月は中国の月より麗しいとか、外人の屁はかぐわしいと。

中国では政敵にレッテルを張ることを帽子を被せると形容する。そこで江青が社長を務める帽子工場では「叛徒」「特務」「大軍閥」「反党分子野心家」「走資家」「投降派」「修正主義大悪党」などの帽子を次々に製造し、政敵に被せ、政治的にも社会的に葬ってきた。かくして江青は共産主義社会の女皇帝を画策したが、最後には毛沢東の後継者に指名された「英明なる領袖・華国鋒主席を頭とする党中央の英明果断な行動により、四人組の反党集団は一挙に粉砕された」。かくて全土を覆っていた暗雲が消え去り、人びとは歓喜する。

 追い詰められた江青。カツラが飛んだ。
「すると何と、林彪と同じ。ヤツは『帽子、帽子』と大慌て。そこで、こういってやったんだ。お前には、ブルジョワ階級の陰謀家、野心家の帽子がピッタリだ、と」。
ここで会場は大爆笑・・・民衆は惨忍で無責任なのも。
 彼女は抗ガン剤の影響でカツラを使っていたらしいのだが、つい昨日まで国を挙げて崇め奉っていた江青や林彪をハゲと蔑み溜飲を下げる・・・嘲笑有理・悪罵無罪。
《QED》
       ○○○△◎□◎◇○○
                                    
 読者の声 どくしゃのこえ ERADERS‘ OPINIONS 読者之声
                                    
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(読者の声1)「とびっきりの講演会」のお知らせです。
   記
演題 「日本の将来を確りと見据えて」
講師 (財)キヤノングローバル戦略研究所理事長・元日本銀行総裁 福井俊彦先生
日時 平成28年6月29日(水)PM6:00 
定員 先着90名(要予約)
場所 神奈川県民サポートセンター3F 304号会議室(JR横浜駅西口徒歩3分ヨドバシカメラ裏手)
問い合わせ先 045 263 0055
なお、お手数ですが予約が必要です。
      (自治問題研究会)



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(読者の声2)第28回 家村中佐の兵法講座 兵法書として読む『古事記』『日本書紀』
 日本で現存する最古の史書とされる『古事記』『日本書紀』は、単なる国造りの神話や物語ではありません。
そこには、遠い昔から今に伝わる日本人の戦争観や武力行使のあり方、優れた戦略・戦術や軍隊の指揮・統率など、現代社会においても十分に役立つ「最高の兵法書」としての教えが数多あります。こうした先人たちの英知を図や絵を用いながら分かりやすく解説いたします。
今回は、第二代 綏靖天皇から第九代 開化天皇にいたる平和な中での血縁による影響力の拡大、それに続く第十代 崇神天皇による東海・北陸・西海・丹波への将軍派遣などについて、図表などを用いながら読み解きます。

とき   6月25日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
ところ  靖国会館 2階 田安の間
講 師  家村和幸(日本兵法研究会会長、元陸上自衛隊戦術教官・予備2等陸佐)
演 題  第2話 四道将軍
参加費  1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp FAX 03-3389-6278
   件名「兵法講座」にてご連絡ください。
  なお事前申込みがなくても当日受付けます。
      (日本兵法研究会)

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 今日の知道中国は権力を握ったシナの皇帝たち(共産党の指導層)は、人民と持ち上げ、奴隷たちを再教育した様子が良く判る話だな。

  小平一族は何人いるのか知らないし知る気もないが、おそよ十兆円ほどを海外に持ち出したとか。何とも騙す事にかけては、漢族には敵わないな。

 シナの風俗は、墓さえ暴いて罰を与えるという。 小平一族に繋がり、未だにシナにいる者達の運命や如何に。ヤマト民族は如何なる咎人でさえ奉るが、流石に墓まで暴き、罰を与えはしない。

 昔も今も、シナ大陸は多民族であり、野蛮な風習が続いているのだ。民族というより、確認不能な多数の部族の集合体であるのが、未だ継続中なのだ。それを理解しない限り、シナの歴史の深層には近付けないと、還暦過ぎて知るとは。無駄な人生を送って来たのかなぁ? とも思う今日この頃。