知道中国 宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 アメリカ社会がガラガラ音を立てているように見えるな。

 多民族国家は日本が後援した「満州国」が史上最高だったのではと思う今日この頃。「五族協和」を謳いながら、文明文化の最高峰の日本民族を先頭に立てたからこそ成し得た、国家だったのではないだろうか?

 他の民族には無理だろうな。額に汗し、率先垂範できる民族は我が大和民族だけなのだ。でも、日本国内では止めようね。


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6369214/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)5月20日(金曜日)
          通算第4909号 
                                    

 ファシズムが米国にやってきた、とネオコンの論客
  ロバート・ケーガンがトランプを「衆愚政治の象徴」と罵倒
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 ロバート・ケーガンと言えば米国ネオコンの代表的存在。ブルッキングス研究所研究員であり、毎月『ワシントン・ポスト』に独特なコラムを寄稿する。

彼の著作は日本でも翻訳がある。畏怖による、シングルのパワーによる世界統治を説いて、レーガンブッシュ時代の論壇の一翼を担った。

 そのケーガンが『ワシントン・ポスト』(5月18日)に寄稿し、トランプはヒトラーの再来であり、「ファシズムとは衆愚政治のなれの果て、確乎なる政治信念はなく、つねに衆愚の赴くところに政策を収斂させる」。「トランプは共和党の政治綱領を代弁するなどというのは、お笑い草だ」と罵倒した。

 「民主政治への脅威がトランプであり、イデオロギーも政策もない。彼の言うことは毎日変わる。ところが彼に共鳴する支持者は共和党がどうなるかなどと考えては居ない。共和党そのものは彼に冷ややかであるばかりか、敵対的でさえある」。

 (だとすればヒラリーに猛追するサンダースも同じであるが、民主党には一切触れていない)

 「トランプは国家の不備と不適切さをならべて批判し、熱狂という異様な現象を作り出した。これを許したのは共和党の怠慢であり、ムスリム、ヒスパニック、中国人をひたすら攻撃し、トランプは熱気を仕立て上げたのだ」とケーガンは続ける。

 「民主政治はときに怒り、興奮、不満をぶちまけるメカニズムを必要とし、だからこそファシズムに転じやすく、民主体制のもと、自由な社会がときに強き指導者を求めるという矛盾に導く」としてトクビルを引用しつつ、続ける。

「まさに『マス』だ」、これぞ「デモクラシー」ではなく「モブクラシー」と呼ぶべき現象なのである、と言い放ったケーガンは「トランプを支持するひとびとは、やがてスターリンが熱狂的な現象のもとに権力を手にするや、かれらが希望した正反対の方向へ走ったように、いずれトランプを撰んだことを後悔するだろう。かれが司法、軍、FBIを掌握したら、いったいどうなるかを誰も考えてはいない。マスは力強きリーダーを勘違いで撰ぼうとしている」。
 
 「かくて米国にファシズムが到来する」とケーガンは警告するのだが、相当程度にネオコンの逆恨み心情が被さった論評となっている。

 昨日あたりから米国の、たとえばCNNの世論調査では「トランプとヒラリー対決となった場合、トランプが勝つ」とする予測をはじめた。

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(休刊のお知らせ)米大統領選挙取材のため小誌は22日から30日まで休刊します。 
                                        
  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
                                        
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1415回】                
  「支那種族ノ勢力ハ将來實ニ恐ルヘキ者アルヲ信スルナリ」(高橋10)
         高橋謙『支那時事』(嵩山房 明治二十七年)

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 中華帝国伝来の統治のカラクリを見破った毛沢東は、地主を徹底して締め上げた。土地改革のカンバンを掲げ地主の土地を取り上げ財産を奪い取り、その権力基盤を崩壊させる。かくて地主に由って維持されてきた封建中国の超安定システムは、その支え手を失うことで崩壊した。これを革命やら解放と宣わったわけだが、土地は合作社⇒高級合作社⇒人民公社の過程を経て、共産党政権、つまりは毛沢東によって総取りされる。毛皇帝の誕生だ。

 ふたたび高橋の旅に戻る。やがて客家の中心地でもある梅県に差し掛かる。高橋の目に客家が集団居住する土で造られた巨大な円形、あるいは方形の土楼が飛び込んできたはずだ。「嶺ヲ下レハ即チ廣東省」であり、「道路次第ニ平坦ニ」なる。

 高橋は広東の特徴を捉えて、「言語ハ別ニ一調ヲナシ他省ト相通セス」。「其風俗ハ自カラ他省ニ異ナリ婦女子ノ如キモ殆ント男子ノ如ク勞力ニ從事スル者甚タ多ク他省ノ如ク其脚ヲ小ニシ外出ヲ忌ムノ風ナシ」。そのうえ奇妙な風俗に「船ヲ以テ家トナシ江上ニ住スル者甚タ多キ一事ニシテ水上ニ生レテ水上ニ死シ生涯陸地ヲ踏マサル者アリト云フ」。「人情ハ概シテ譎詐勇敢ニシテ徃々有爲ノ英傑ヲ出ス?アリ」と。

 すでに述べてきたところだが、高橋が記した「婦女子」の特徴は客家のものであり、「船ヲ以テ家トナ」す者は蛋家、あるいは蛋民と呼ばれる水上生活者であり、必ずしも広東省住民一般のものではない。むしろ広東省には、漢族の仲間である客家や蛋民なども多く住んでいると考えるのが実情に即しているだろう。

 当時の広東の状勢については、「廣東ハ近年盗賊ノ大群各地ニ?行シ出没常ナク官之ヲ禁スル能ハス」。そこで「商船ノ内河ヲ往來スル者」であっても、「小銃刀槍ヲ備ヘテ以テ盗賊ノ襲撃ヲ戒ムルニ至ル」というほどに治安は乱れ、社会不安が増している。「是等盗賊ハ概子皆兵士ノ解隊セシ者ニシテ其凶暴ナル實ニ良民ヲシテ寒心股粟セシム」ほどだ。

 高橋が広東を歩いたのはアヘン戦争から40年ほど、長江以南を大混乱に陥れた太平天国の乱の終息から20年ほどの後である。アヘン戦争、太平天国の乱の後遺症が続き、「兵士ノ解隊セシ者」が徒党を組んで「盗賊ノ大群」となって「各地ニ?行シ出没常ナク官之ヲ禁スル能ハス」というから、無政府状態極まれり、であったに違いない。

 一方、「交通ノ路夙ニ開ケ商業早ク發達セシ」ゆえに、「商業上ニ關スル習慣等頗ル見ルベキ者アリ」とし、「其一班ヲ擧」けている。

 「支那商人」は、「我商人ノ如ク生涯其郷里ヲ離レズ店頭ニ安坐シ」てカネ勘定に勤しむのではなく、「往々巨資ヲ擁シテ其利ヲ數万里外ノ客地ニ求」めること「商業上ノ本義」とするものだ。そこで「客地ニ於テ同郷人相會シテ倶樂部ヲ設ケ相團結シテ其親睦ヲ密ニシ緩急相援ヒ以テ其外侮ヲ防グノ習慣アリ」。その集まりが「會舘」であり、「資望アル者數人ヲ推シテ會首トナシ以テ其取締ヲナサシム」。会員が故なく咎を受けたり、他から屈辱を受けるなどの不利益を被った場合は、「會衆一致ノ力ヲ以テ之ヲ救濟援助スル」。また会員相互の関係が険悪になったり言い争うなどしたら、「會首」が調停に乗り出して和解工作に努める。だが「會首」の調停が不調に終わった場合は、全会員が参集して事の是非を判断することになる。

 だから遠方の見知らぬ土地で商売をしようが、孤立無援になることもなければ、「豺官狼吏ノ爲スニ任スト云ガ如キ悲境ニ沈ム憂少ク」、安全に商売に励むことができるわけだ。

 同郷の団結に加え、彼らは「商賣ノ種類ニ從テ相互團結シテ組合規約ヲ立テ倶樂部ヲ設ケ」て自らの「利益ヲ保護スルアリ」。この組織を「公所トナシ同業中資望アル者數人ヲ推シテ組合中ノ事ヲ幹セシム」と、「支那商人ハ獨立自治ノ習慣ニ富」む姿を捉えた。
《QED》
                                        
 読者の声 どくしゃのこえ ERADERS‘ OPINIONS 読者之声
                                        
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(読者の声1)アメリカの大統領選挙で共和党のトランプ氏はメキシコとの間に壁を作るといいました。

現在のアメリカ南部を見ると戦前の満洲を思い起こします。

2000年にメキシコへの乗り継ぎのヒューストンの空港で聞こえてくるのはスペイン語ばかり。1988年の映画「ダイハード」ではNY市警の主人公が別居中の妻に合うためロサンゼルスへ、妻はバブル期の日系企業のクリスマスパーティに出席中、ドイツ人のテロリストにビルを占拠されるという筋書きですが、別居中の妻が家に電話をかけ家政婦と会話するシーンはスペイン語。

 ジョージ・フリードマンの「100年予測」では21世紀もアメリカ優位はかわらず、21世紀末にはメキシコが挑戦してくるという予測ですが、メキシコは人口で圧倒しアメリカ南部をメキシコに取り戻すこともありえます。

地域勢力として日本・トルコ・ポーランドの台頭を予測していますが、後半の宇宙戦争といったSFまがいの話はさておき、アジアで日本を牽制する勢力として韓国を過大評価しているところなど欧米人のアジア理解が表面的なものにとどまっていることを感じます。

 ユダヤ系ハンガリー人として1949年に生まれたフリードマンの本領発揮といえるのが「新・100年予測」原題:フラッシュポインツ(発火点)。2015年 早川書房)同書を読むとなぜアメリカにユダヤ人が多いのかがわかります。

著者の父母は第一次世界大戦直前にハンガリー東部に生まれ、後にはブダペストで印刷所を経営するほどユダヤ人差別は少なくなっていた。

第二次大戦で枢軸国側についたハンガリー、ユダヤ人迫害や追放はなかったといいます。そのかわりユダヤ人も徴兵され「労働大隊」に配属される。任務はロシア戦線での地雷原の踏破、まさに人間地雷探知機。これにより親族の多くが亡くなったという。

ハンガリーのユダヤ人がハンガリー語を母語とし国家への帰属意識があったのに対し、東欧のユダヤはイディッシュ語を話し国家に対する帰属意識が薄かったなど、シオニズムが東欧系ユダヤによる西欧系ユダヤの同化主義を否定するものだったことがわかります。

戦争をかろうじて生きのびた父母はなんとしてもアメリカに行きたい。

なぜならアメリカは強い国であり、隣国からの侵略を心配しなくともいい、という理由です。

著者の父親にとってヨーロッパは、狼のような人間と、その餌食になる人たちしかいない場所だった。バルカン半島の戦争やウクライナ問題を見ても「ヨーロッパは絶対に変わらない。ただ、何もなかったことにしてしまうだけだ」という父親の認識は正しかったのでしょう。
   (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)そういえば、ジョージ・ソロスも、ハンガリーからの移民ユダヤ人ですね。前フランス大統領のサルコジも。しかも二人とも反日家です。



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(読者の声2)国防を語らずして、日本を語るなかれ!【第30回 軍事評論家・佐藤守の国防講座】
 軍事評論家としてブログなどで活躍中の当会顧問・佐藤守が「国防」を熱く語る連続シリーズの第三十回目です。
 クラウゼウィッツは、『戦争論』で「戦争とは他の手段をもってする政治の延長である」と述べましたが、現代の米中関係や日中関係などは、むしろ「政治とは、軍事力以外の手段をもってする戦争の延長である」とさえ言えるかもしれません。一方で、始めのうちは「民衆の不満のガス抜き」程度に思われていた不動産王、ドナルド・トランプ氏が快進撃を続けている米国大統領選。このままいけば「トランプ大統領」誕生も実現しうるようにさえなってきました。アメリカという「戦争大国」の民意は、今、大きく変化しつつあります。
 そこで、今回の国防講座では、かつての米ソ冷戦時代の双方の対立構造に酷似してきた米中冷戦構造に触れ、現在メディアで大きく取り上げられている「トランプ現象」との類似点を比較し、当時の米ソ間の背景にあった軍事力の影響を解説することで、現在の米中冷戦構造の行方を占いつつ、「軍事と政治」の関係について解説いたします。
 脱線転覆を交え、大人気の佐藤節が唸ります。どうぞご期待下さい。
    記
日 時:5月28日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所:靖国会館 2階 偕行の間
講 師:佐藤 守(軍事評論家、日本兵法研究会顧問、元南西航空混成団司令・空将)
演 題:軍事力と政治力の関係  レーガン登場とトランプ現象 
参加費:1,000円(会員は500円、高校生以下無料)
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
 FAX 03-3389-6278 件名「国防講座」にてご連絡ください。
    なお事前申込みがなくても当日受付けます。
    (KY生)



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(読者の声3)グローバル・イッシューズ総合研究所公開講座は、平成28年度第三回として前総理補佐官礒崎陽輔参議院議員を講師としてお迎えします。
東日本大震災発生時等の状況を見ても、日本における危機管理の在り方には、いまだに十分ではない部分があると思われます。
また日本が国際テロや周辺事態といった今まで経験して来なかった新たな危機に直面する可能性も、日増しに高まっております。
そこで自民党の憲法改正草案の実質的起草者として緊急事態条項を盛り込み、また国家の危機管理の一翼を担うNSCの創設にも尽力された礒崎前総理補佐官の御講話を賜ることは、極めて意義のあるものと思われます。多くの方々の御参加を待ち申し上げております。
【講 師】礒崎陽輔前総理補佐官 1957年大分県生。1982年3月 東京大学法学部卒業、旧自治省入省。和歌山県、静岡県、堺市等に出向。自治大学校研究部長・教授、消防庁企画官、内閣官房内閣参事官、総務省国際室長、総務大臣官房参事官等を歴任して退官。2007年7月、第21回参議院議員選挙に自民党公認で大分県選挙区から出馬し当選。2012年、参議院文教科学委員長就任。同年12月、第2次安倍内閣で内閣総理大臣補佐官に就任。2013年7月、第23回参議院議員選挙で再選。2014年1月、内閣法改正に伴い初代国家安全保障担当内閣総理大臣補佐官。2014年12月、第3次安倍内閣で総理大臣補佐官再任。2015年10月の内閣改造で首相補佐官退任。2016年、参議院行政監視委員長に就任。自由民主党憲法改正推進本部副本部長。

【日 時】 5月27日(金)午後6時(受付5時30分)
【会 場】 憲政記念館・第2会議室 (千代田区永田町1-1-1/国会正面向側)
【参加費】 2000円
【共催】  一般財団法人尾崎行雄記念財団共催
【要申込】 以下の申込フォームより必ず事前にお申し込みください。
http://www.ozakiyukio.jp/information/2016.html
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 外国人登録カード、マイナンバーで在日がウロウロしだしたように見える。

 近隣のコンビニで見かけたキムチ達が潮が引くどころが一気に居なくなったぞ!その多くはキムチ天国と囁かれる近大生。何だこりゃ!


 日本人の手に日本を取り戻そう!!