桃田 健史 | 記事一覧 | JBpress(日本ビジネスプレス) | Hideoutのブログ

Hideoutのブログ

ブログの説明を入力します。

 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


シャンゼリゼ通りのEVバスステーション。オートリブの写真を展示している



 この筆者の記事を取り上げるのは、初めてだ。しかし、日本人の欧米崇拝は酷いものだ。グローバルはスタンダードではない事に気付かないのだろうか?


JBプレス
http://jbpress.ismedia.jp/search/author/%E6%A1%83%E7%94%B0%20%E5%81%A5%E5%8F%B2
************************************

 2016.03.21(月)

筆者  桃田 健史
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなどのレースにレーサーとしても参戦。ビジネス誌や自動車雑誌での執筆のほか、テレビでレース中継番組の解説なども務める。著書に『エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?』『グーグル、アップルが自動車産業を乗っとる日』など。
========= ==================

�IS(イスラム国)による同時多発テロから4カ月。凱旋門へと続くパリ最大の繁華街、シャンゼリゼ大通りは夕方、いつものように渋滞している。

�そのなかを目新しいデザインの電気(EV)バスが走る。シャンゼリゼ周辺を周回し、料金は無料だ。

�専用のバスターミナルで待っていると、EVバスがやって来た。客が乗降する間、バスの車体上部の右側に、ステーションの上部から直径20センチほどのパイプが接続される。これで急速充電するのだ。

�バスターミナル脇のパネルを見ると、シャンゼリゼを整然と走行する大量の小型EVの写真がある。

�パリ市は、CO2排出量を2020年までに1990年比で20%削減する施策を進めている。この施策の一環として、EVバスや小型EVが導入されているのだ。


◆イタリアンデザインとフランスの電池技術の融合

�パネルの写真に写っている小型EVは、パリ市が市内および市周辺で進めているカーシェアリングサービス「オートリブ」の車両である。

�2010年9月、パリ市はオートリブを実施するにあたって、フランスの物流・電子製品開発大手のボロレ社から車両と充電インフラ設備を提供してもらう契約を結んだ。

�契約期間は12年。最終的には3000台の車両と、6600カ所の充電施設を設置することになっている。オートリブのウェブサイト(https://www.autolib.eu)を見ると、2012年6月時点で車両が1740台、貸出・返却ステーションが1100カ所、充電専用スポットが5000カ所となっている(直近の台数や設備の数は明記されていない)。

�筆者は2009年3月のスイス・ジュネ—ブショーで、オートリブの車両の詳細を初めて知った。

�ジュネーブショーで、イタリアの自動車デザイン開発会社の大手「ピニンファリーナ」の記者会見が開かれた。その会見に登場したのが小型EV車両「ブルーカー」だった。ショーよりも前にコンセプトモデル「Bo (ビーゼロ)」として出展されたことを覚えていたが、量産化が決まったことに、かなり驚いた。

�そのブルーカーがオートリブの車両である。当時配布された資料を確認すると、ボディ寸法は、全長3650×全幅1720×全高1600ミリ。モーターの最大出力は50kw、電池容量は30kwhで、最高速度が時速130キロメートル、満充電での航続距離は250キロメートルとある。

�そして、同車の最大の特徴が「LMP」だ。これは、負極に金属リチウム、正極にバナジウム酸化物を使ったリチウムイオン2次電池と、コンデンサの一種であるスーパーキャパシタを組み合わせた蓄電装置だ。

�LMPの技術展示品の前で、筆者はボレオ社のCEO(当時)のヴィンセント・ボレオ氏に話を聞いた。ボレオ氏が「20万キロまでメンテナンスがいらない。電池業界のなかでは、異端児扱いされる技術かもしれないが、性能には強い自信を持っている」と強調していたことをよく覚えている。

�なお、当時の資料によると、リチウムイオン2次電池のセルの開発は、ボレオ社の子会社のバットスキャップ社とある。


◆車両は汚れが目立つ

�ジュネーブショーでの「ブルーカー」登場から7年が経った。パリでオートリブが実際にどのように使われているのか、市街各所で観察してみた。

�シャンゼリゼの他、オペラ座、エッフェル塔、ルーブル美術館、モンマルトルの丘、リヨン駅など中心市街地の各所で定点観測をしてみると、それぞれの場所で30分間に1~2台見かけた。

�また、パリ市内から放射線状に走るメトロ(地下鉄)各線や、パリ市内の外周路に沿って新設が進むトラム(路面電車)を使って、市の周辺部にも行ってみた。中心部と比べると、「オートリブ」の車両を見かける頻度はやはり少し減った印象だ。

�そして、各所で気になったのが、車両の汚さだ。シルバーメタリックのボディペイントの色が薄れ、ボディに張った各種のステッカーがボロボロに剥げ落ち、さらにはボディ各所に傷や凹みが目立つ。車内を覗くとシートやフロアの汚れが目視で確認できるほどだ。

�フランスでは男女の喫煙率が高い。オートリブは車内禁煙なのだが、洋服に染みついたタバコ臭がシートにこびりついていることも容易に想像できる。

�また、いくつかのステーションには新型デザインの新車が置かれていたが、その数は極めて少ない。


◆維持管理は大丈夫か

�今回のパリ滞在中、フランス最大のライドシェア企業「ブラブラカー(BlaBlaCar)」本社を訪れた。同社関係者に話を聞いてみると「オートリブは市民に定着している」とはいうものの、自分たちでは「あまり使わない」という。

�パリでのライドシェアと言えば、オートリブ以外に自転車シェアの「ヴェリブ」が普及している。

�ヴェリブの自転車の数は約2万3600台、貸出・返却ステーション数は約1800カ所ある。旅行者でも、保証金150ユーロ(約1万8600円)をクレジットカードでチャージすれば利用できる。利用料金は30分以内なら無料で、30分超過するごとに1ユーロの追加料金がかかる。

�ヴェリブの自転車も古さが目立ち始めているが、EVに比べれば当然、新車への入れ替えのコストはかなり安い。

�オートリブは2021年の“初期契約期間”終了まであと5年ある。普及するかどうかという観点よりも、維持管理、サステナビリティ(持続可能性)の面で大きな不安を感じざるをえなかった。
************************************

 何故上手く行かないとから思いませんか?何故汚れ、そのままに放置するんだと思いませんか?答は簡単なことです。

 白色人種のフランス人だから、でしょう。

 他人を貪る事にしか、興味の無い人種なのです、彼等は。『ケガレ』を嫌う日本人にだと、簡単そうに思いませんか?

 社会構造と国民の民度は、新しい社会実験を目に見える形を取ろうとするとその価値がハッキリ判るのです。極論ですが、男女差別を無くそうなんて張り切る民族、国民には無理な事なのです。男女ともに、その性差を認識し、役割を分担出来る社会構造が無ければ、無理なのだと思いませんか?誰かがやるだろうの社会では最初から問題含みだったと思い知るべきなのだが、多分それすら、検証の課題にも昇らない可能性のほうが、高いと僕は思います。

 翻って日本は今、壮大な社会改造とも言うべき、未来を創造しようとしています。日本人一人ひとりが、認識し、自覚しないと失敗の可能性すら、有るのですが、何か判りますか?2020年まで、あと四年。それ迄に、ある程度の姿がほのみえるのだろうか?

 未来の姿が見えた?見える?その時、ジャパンがスタンダードだと世界が認識する時だろうと思います。

 全てが順調に上手く回転するとは限りませんが、水素社会の未来が日本先導で、訪れるでしょう!

 脱炭素が地球温暖化と関係があるのか無いのか、その時判明するかもしれません。

 昨年暮れでしたか、地軸の変動で日本も熱帯だったと言う事です。熱帯ジャポニカ米の故地は日本だったかもしれません!同様にメキシコ湾流がとかの説は真逆の寒冷化を説明していた過去も有りました。

 化石燃料の不使用を抑える為には?二つの選択肢。原子力発電の継続と水素燃料社会を現出させる事だと考えます。水素分解の電力を何に依存するかにも、課題は有りますが。可能性にチャレンジする日本!他民族には成し得ないことだと僕は思います。