宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 支那が断末魔の声を上げ始めたように感ずる動きを、伝えていると僕は感じます。

 弱者二カ国が何を、話し合ったのやら。

 支那は北部戦区と北との結び付きを如何に排除するかを、露西亜と話し合ったのでは?と、思う僕は変かなぁ?


宮崎正弘メルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6341578/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月15日(火曜日)
         通算第4849号 
                  

 王毅外相が全人代の最中に突如モスクワを訪問した
  ラブロフ外相と北朝鮮制裁でつっこんだ協議を重ねる
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 3月10日、王毅が唐突にモスクワ空港へ降り立った。全人代の最中に閣僚が、席を外すのも異例なら、なぜモスクワなのか、憶測が乱れ飛んだ。

 共同記者会見では国連決議に基づく北朝鮮制裁の完全実地で両国は合意したとし、また六者協議の早期再開を確約したとされるが、問題は同時期に実施された過去四半世紀で最大規模の米艦軍事演習への牽制にあったようだ。

 王毅はラブロフ外相と北朝鮮制裁に関して、両国の協力関係を話し合ったという。
 すでに中国もロシアも北朝鮮制裁の国連決議に賛成票を投じており、中国では山東省日照港に入港しようとした北朝鮮船籍の「グランド・カーロ号」の入港を拒否、この動きは香港の港でも見られる。

 日本ばかりかフィリピンでもスービック湾に入港した北朝鮮船籍のJINTENN号を差し押さえた。中国は北朝鮮産の鉱物資源ならびに石炭の輸入も中断した。

 もともと米国が原案を提示した制裁の中味は、出入りする船舶の検査、北へのジェット燃料輸出禁止、北からのレアメタルなどミサイル開発に関連する鉱物資源、石炭の輸入禁止、航空機の検査は危険物資の積み込みがないことを確認した上で、発着をみとめる(これはロシアと中国だけ)、そして個人が17人と12の組織の渡航禁止である。従来は個人、組織の禁止対象が35で、あらたに追加され、日本代表は「かつてない強い制裁」とした。

 制裁の主たる目的は北朝鮮の核弾頭、ミサイル開発に繋がる製品、部品、そして兵器開発の人物など広範囲にまたがっているが、ロシアは二つの例外事項を国連から認められた。

すなわち羅津港から出荷される「外国産」(つまりロシア産)の石炭などは日本を含む諸外国へ輸出できること。

もうひとつは北朝鮮の兵器産業のモスクワ代表をロシアは入国を認める、というもの。ラブロフは、「人道的食料援助は続ける」としており、げんに国連の制裁決議案はロシアの要請で一日見送られたが、その決議前夜の2月26日にロシアは北朝鮮へ2500トンの小麦を輸出した。

北朝鮮のロシアからの現有は2014年に898万ドル相当になり、15年からは鉄道輸送も加わっている。
 中国は北朝鮮への輸出代金の不払いに遭遇し、おおくの輸出を制裁ではなく、物理的、金融的条件で中断してきた。
 王毅・ラブロフの緊急会談は、こうした制裁内容の吟味にあったようだ。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
                                        
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(読者の声1)現代ビジネス(3月14日号)に下記の貴著への書評を見つけました。
 (引用開始)「『中国、大失速 日本、大激動』著者=宮崎正弘(文芸社、税込み1,620円)。
タイトルには「中国」「日本」とあるが、昔から「一人CIA」というニックネームを戴いた宮崎氏だけに、広く世界を論じている。
ご本人に伺ったことはないが、本書によれば宮崎氏は、あのドナルド・トランプ候補に2回会っていて、その様子も書かれている。1973年に訪韓し、金鍾泌首相にも会っている。台湾の馬英九総統にも会っている。「足で稼ぎ、目で見て論じる」のが、宮崎節の真骨頂だ。
宮崎氏の名言に、「やっと時代がついてきた」という言葉がある。中国経済の悪化を、おそらく日本で初めて説いた論客の一人と思うが、中国進出ラッシュの時代は、支持者はいまほど多くなかった。それがいまや、誰もが宮崎氏のように論じ始めた  。
それではいま、当の宮崎氏はどう見ているのか。それは、今年、古稀を迎える言論界の重鎮の最新作に余すことなく描かれている」(引用止め)。
 たぶんお読みになっていないと思いますのでご参考までに
   (YY生、新宿)



   ♪
(読者の声2)4月10日、日台親善シンポジウム「台湾の対中経済政策を考える」
 1月の台湾総統選は蔡英文氏と民進党の圧勝に終わり、ひまわり運動の若い支持者に支えられた時代力量が新たに議会進出を果たしました。
 5月より実質的に台湾の舵取りを任される新政権。自由と民主主義という価値観を共有する台湾と日本の双方が今後いかに共存共栄を図るかを考えるときに、中国という国家の存在を抜きにして展望することはできません。
 今回はとりわけ、経済政策に焦点をあてて台湾からは台日経済文化協会会長の黄天麟先生、「台湾の声」編集長林建良先生、日本からは経世論研究所所長の三橋貴明先生をお招きして講演とディスカッションを行います。
 台湾という国家は日本にとりましてシーレーン防衛の中核となる自由主義国家であり、民主制の過程を経て政治的独立性は既に確立されているものの経済的には対中依存度が極めて高く、これを如何に改善してゆくかが新政権に課せられた責務であるとも言えます。
 台湾の経済的独立性を図り、日米欧との関係強化を模索する問題意識のある皆様方のご参加をお待ちいたしております。
                  記
◆日 時:4月10日(日) 午後12時30分から(12時開場)
◆場 所:ユートリアドーム会場
http://www.yutoriya.jp/map/index.html
東京都墨田区東向島2-28-7 電話:03-5247-2001
     【交通】京成押上線 京成曳舟駅 徒歩7分(都営地下鉄浅草線直通)
         東武伊勢崎線 東武曳舟駅 徒歩7分(地下鉄半蔵門線直通)
◆基調講演:黄天麟氏(台日経済文化協会会長)「変わるアジア経済と中国の脅威」
      林建良氏(「台湾の声」編集長)「蔡英文政権で生まれ変わる台湾」 
      三橋貴明氏(経世論研究所所長)「アジアの雁行型経済発展は復活するか」
◆シンポジウム:パネリスト
      黄天麟氏(台日経済文化協会会長)
      林建良氏(「台湾の声」編集長)
      三橋貴明氏(経世論研究所所長)
      廣瀬勝氏(日台交流をすすめる会代表)
◆参加費:1000円(事前予約制にて先着130名前後)
◆懇親会:4000円
     希望者のみ。シンポジウム終了後、先着20名前後(登壇者も出席予定)
◆申込み:090-1927-1905(日台交流をすすめる会 廣瀬勝)
     お名前と電話番号のみお知らせ下さい
◆主 催:日台交流をすすめる会
◆イベントページ:日台交流シンポジウム「台湾の対中経済政策を考える」
 https://f35992faa456ac63f123cd71b3.doorkeeper.jp/events/38914
 facebook  中国投資を警告する日台共闘の会
◆後 援:日台鉄路愛好会 中国投資を警告する日台共闘の会 台湾の声
   (日台交流をすすめる会代表 廣瀬 勝)
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 台湾は日本の生命線で有る事は、明白です。如何に互いに理解を深め、共に歩けるかを模索するのは当然でしょう。



 Twitterで台湾の若い女性をフォローしていますが、自らの経済的弱点に気付いているのか、いないのか、何も呟かないのがから不思議です。見たくない、聞きたくないのかな? 悲惨とまではいかない現実は中々受け入れがたいのだろうと好意的(押し付けがましいけど)に受けて、突っ込んではいません。

 支那の崩壊が共産党政府の悪足掻きで先先と引き延ばされている現在、上手く方向転換をして欲しいなと、僕は思っていますが。