Fw:【メルマガ台湾は日本の生命線!】メディアは「中国大陸」と呼ぶな!「一つの中国」宣伝から脱却 | Hideoutのブログ

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 「大陸」は使っちゃ駄目だ! 支那の意図をしっかり認識する事が大切。


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メディアは「中国大陸」と呼ぶな!「一つの中国」宣伝から脱却を

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2016/03/10/Thu
■中国のメディアが「中国と台湾」と呼ばない理由

いつも国内外の日本語ニュースサイトで台湾報道をチェックしているが、そこで気になるのが台湾に対して中国を「中国大陸」と呼ぶ誤報である。

いつもそれをやるのが中国国際放送の日本語サイト。

これは中国国営の御用メディアだから当然だ。

日本の報道でしばしば台湾と中国を「中台」と呼ぶが、中国でそれは禁句。中共中央宣伝部が公表した「新華社ニュース報道禁用詞」なる文書によると、あの国のメディアはそうした場合、中国を「大陸」「祖国大陸」と呼ばなければいけない。

つまり中国と台湾を列記する場合、台湾を中国の一部とする「一つの中国」(一中)原則に従い、「中国大陸と中国台湾」(大陸と台湾)と表現しなければならないのである。

もし「中国と台湾」などとすれば、それは「一中」を否定する「一つの中国・一つの台湾」(一中一台)を意味することとなるため許されないのだ。

しかしこの「一中一台」こそが現状であって、「一中」はあくまでも虚構。つまり嘘であるからこそ、中国は「報道禁用詞」まで指定して「一中」宣伝に躍起となるわけだ。「大陸と台湾」が誤りとなる所以である。

■「大陸」が定着したのはメディア報道の影響

もう一つ、「中国大陸」と繰り返すのに「中央社フォーカス台湾」がある。中央社は台湾の国営通信社で、やはり「一つの中国」を掲げる国民党政権が二〇〇八年に発足し、公共機関に「中国大陸」と呼ぶよう通達を出して以来、それに従っている。

当時同政権は、「中華民国が対岸(中国)を中華人民共和国と呼べば『一辺一国』となってしまう。『中国大陸』と呼べば対岸も受け入れる」(欧鴻錬外交部長)などと説明していた。

「一辺一国」とは、中国が許容しない「二つの中国」(二中)、あるいは「一中一台」のことだ。中国の顔色をうかがい、「中国大陸」の呼称を使用し始めたことが分かる。当初中央社はこんな馬鹿げた通達に反撥していたが、当然だろう。

さて、それでは日本のマスメディアはどうかと言えば、こちらも「中国大陸」を多用して来た。

もちろんそれには日中国交樹立後、いやそれ以前の日中記者交換協定の時期以来、「二中」「一中一台」報道を行うなとする中国の報道統制の圧力の影響が大きいはずだ。

かくして国民一般に「大陸と台湾」との表現が定着してしまった。中国の宣伝工作の大成果だ。

■今でも続く中国配慮の不適切な報道表現

しかしそれでも台湾の民主後、「一中・一台」との現状認識が広がったためか、近年は「大陸」の使用例はすっかり少なくなった。

しかしそれでも時々はある。ニュース記事の書き手の習慣なのか、あるいは相変わらず中国への気兼ねがあるのか。

日本経済新聞の場合、報道記事を翻訳して中国語サイト(日経中文網)に掲載する際、「中国」をわざわざ「大陸」と書き換えている。それは読者の多くが中国国民であるため、あの国が指定する報道規制に従っているようにも見える。

各紙の日本語の記事にしても、「中国大陸と台湾」との不適切な表現を敢えて行うのであれば、やはりそれは中国への配慮が働いているのだろう。

「大陸」を比較的に多用するのが産経新聞だ。こちらの場合は主に、古くから協力関係にある国民党への配慮からかも知れない。まもなく台湾では民進党政権が発足するが、仮にそれによって中央社が「中国大陸」を「台湾」へと正したとしても、国民党への義理で「大陸」という不適切用語を貫くのだろうか。

ところで、これは最近の変化なのだろうか、必ずしも不正確ではない表現があるのを知った。

■報道にささやかな変化—中国の宣伝から脱却する動きか

中国の高官が「大陸と台湾」と発言し、メディアがそれに忠実に「大陸」と書きたい場合、それに「台湾」を括弧書きで付記するというものだ。

わざわざそのようにするというのは、中国の宣伝に従ってきたことへの反省から、より正確な報道を行いたいとの気持ちの表れではないのか。

実例を挙げよう。いずれも中国の王毅外相の発言を報じたものだ。

「大陸(中国)と台湾は一つの国だということだ」(朝日新聞)

「台湾の憲法は大陸(中国)と台湾を一つの同じ中国と認識している」(産経新聞)

この程度の事例に、「大袈裟だ」と思う人もいるかもしれないが、しかしこれまで日本のメディアが、中国の「一中」という台湾侵略を正当化する虚構宣伝に従ってきた悪影響の大きさを思えば、それなりに評価に値する変化といえないか。

もし本当に中国の宣伝から脱却しようとの一歩であるなら、そうした動きが広がるのを祈りたい。

いずれにせよ私は、「中国大陸と台湾」との危険な表現がマスメディア報道でまかり通っており、それに対して国民の大半が違和感すら持たずにいるという、中国には実に好ましい状況について警鐘を打ち鳴らし続けなければと思っている。

【過去の関連記事】

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