宮崎正弘の国際ニュース・早読み [宮崎正弘の国際ニュース・早読み] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 米大統領選挙には何か興味が薄れて来ました。オバマが日本に取って、有益な同盟国元首であったかどうかはさて置いて、次は誰が大統領に就任しても、日本に益するだろうかと考えさせられてしまった。


宮崎正弘のメルマより
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6339750/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)3月10日(木曜日)
         通算第4846号 
                  

 欧州の左翼メディア、口を極めてトランプ叩きを開始
  「悪夢が現実に」(仏、リベラシオン)、「狂気、扇動者」(独、シュピーゲル)
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 トランプ礼讃の論調を欧州で見かけるのは難しい。スペインの「エルパソ」はトランプ政権が誕生するのは「悪夢」と書いた。
オランドのメディアは「ショックを受けている」とし、英国の左翼メディアは「トランプが大統領となって英国へきたら、入国禁止にしよう」という署名運動に58万名がサインしたと報じた。

 独の「シュピーゲル」はトランプの悪相を表紙に飾り、「狂気、悪質な扇動者」とした。
フランスの「リベラシオン」もトランプが表紙で、「悪夢が現実になるのか」。
 チェコのメディアもトランプ攻撃が多いが、若者はトランプが「アメリカンドリームの体現者」として憧れを抱く者が多いとも伝えている。

 西欧から中欧にかけて、左翼メディアはかようにトランプ叩きに懸命だが、それは皮相な世論で、現実に起きていることはフランスで国民戦線が第一党、ドイツのペギーダは大躍進で欧州各国に支部ができた。
 つまり欧州のメディアも朝日新聞、東京新聞とおなじような左翼スタンスだから、トランプは悪魔のように書くだけのこと。

 ロシアは正反対。トランプ礼讃で、「プーチンとも馬が合い、米ロ関係は好転する」という楽天的な観測記事がならぶ。
 
 そして、トランプの快進撃はとまらない。
 8日の予備選でトランプはハワイ、ミシガン、ミシシッピーの三州で勝利し、15日のフロリダ、オハイオ州で勝てば、ルビオは撤退せざるを得なくなるだろう。
フロリダ、オハイオ州で勝てば、ほぼトランプの指名獲得が射程内にはいる。フロリダを基盤とするルビオ上院議員にトランプは事前調査で20%ものリードをしている。

 他方、民主党はミシガンでヒラリーが敗北するという「大番狂わせ」が起こった。
1%未満の僅差とはいえ、サンダースがミシガンで勝ったという意味は深刻かつシンボリックな出来事である。事前調査ではヒラリーがサンダースに20%もの大差でリードしていた。
なにしろ労働組合運動の本場で、民主の中枢が破れたわけだ。

 ワシントンポスト・ABCテレビの世論調査では、大統領選がもし、「トランプ vs ヒラリー」となった場合、ヒラリー50% vs トランプ 41%で、ヒラリー・クリントン政権が誕生すると予測した。

同調査は、細分化されており、民主党支持者のなかで、ヒラリー支持は86%(トランプ9%)、共和党支持者のなかでトランプ支持は75%、ヒラリー14%)。
 あくまでも現時点で判断すれば、ヒラリーのほうに分がある。

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(休刊のお知らせ)地方講演旅行等のため明日3月11日 13日が休刊となります。 
                  
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
                  
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(読者の声1)貴誌、第4842号(読者の声2)河南の飢餓難民を救った日本軍。「仮に私が河南の農夫だったら、祖国中国の軍隊を破ろうとする日本軍に手を貸しただろう」について。
洪水の際に日本軍は決壊した堤防を塞ぎ、天井川のため高さが数十メートルもある堤防に動力ポンプを据え付け排水を行っている写真を見たとことがあります。
 中国の洪水と飢餓の凄まじさはパール・バックの「大地」にもでてきます。「大地」の舞台は著者の経歴から安徽省あたりでしょうか、主人公が畑仕事をしていると地面から水が滲みだしてくる。
日ごとに水位が上がり畑よりも上の道を残して水没してしまう。
蛇も鼠も洪水から逃れるため木に上ってくる様子など真に迫っています。洪水というと水が押し寄せてくるイメージですが、大陸の大平原、河川から遠いところでは地下水位の上昇が先に来るのですね。
いったん洪水になると水が引くのは半年後とかあたりまえ。そのため農民は水が引くまで流民となり南の都会(おそらく南京)で物乞いをする。

「大地」を読み返すと中国のいろいろな問題がパール・バックの時代からほとんど変わっていないことに驚かされます。
纏足と辮髪はなくなり女性が強くなったことは大きな変化ですが、政府は都市建設のためなら補償なしで商店を取り壊してしまう。希望に燃えて革命軍(国民党)に入っても将軍が私腹を肥やし、学校には予算がまわってこないところなど現在も変わらず。
 日本では中国の農民に同情して「大地」はよく売れたのに対し、中国では国の恥を晒す書物として発禁同然、「大地」の映画化での中国ロケでは様々な妨害、さらには出国時にフィルムにX線を照射し、すべてダメにしたという。
 パール・バックは宣教師の家庭に生まれ、父親も最初の夫も家庭生活を顧みずキリスト教の宣教一本やり。中国人の阿媽さんに育てられてため中国語を最初に覚えたというほど中国語ネイティブで中国の宗教事情や中国南北の違いもよく描いています。
仏教信仰の中心がおもに貧民と婦人であること、葬式では仏教の僧侶と道教の道士が勢揃い、読経の声が小さくなるたびにお金を渡すと声も元気になるところなどいかにも中国と感心します。
 「大地」の主人公一家が飢饉で南方へ、そこでは富豪が貧民に粥をふるまっている。
しかしニンニクの茎(芽)の入った固い饅頭が主食の主人公はニンニク臭い田舎者とばかにされるし、やわらかい米と胡椒になじめない。麦と米の文化圏の違いがわかります。
北京発 ウルムチ行の機内はニンニク臭くて閉口しましたたが、ウルムチ発 上海行の便ではまったくニンニクの臭いがしなかった。
たしかに台湾でも胡椒牛排や胡椒餅はありますが生のニンニクを使った料理はほとんどありません。南北の違いを見事に描いています。
 日本で胡椒といえばラーメン。チキンラーメン・カップヌードルの日清食品、味千ラーメンの創業者も台湾出身でした。
日本文化が中国へ伝わるのは台湾経由が多いのですが、中国文化も台湾を経由すると日本でも受け入れやすいのでしょうか。
   (PB生、千葉)



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(読者の声2)国連女子差別撤廃委員会で男系継承を女性差別として、皇室典範改正を勧告したようです。
 国連がなぜ日本の内政に干渉してくるのか?完全なサヨクの手口です。
 日本は国連への拠出金をなくしたほうがいいのでは。少なくとも大幅削減すべきでしょう。ウイグルやチベットの人権については沈黙し、こういうことばかりやる国連はもう終わっています。
http://www.sankei.com/politics/news/160309/plt1603090006-n1.html
  (R生、ハノイ)



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(読者の声3)国連女子差別撤廃委員会が女系を認めるよう皇室典範改正することを勧告案に含めていたものが、日本政府の抗議により削除されたと報じられています。
そもそも根本問題は、皇室典範が憲法の下位法である法律であることです。皇室典範は、天皇家の家政を律する家内規則ないし家内法であるべきものです。
この点、戦前の皇室典範が大日本帝国憲法と並立する基本法としたことも曖昧な取扱いでした。
また、今後憲法を改正する場合、天皇に関する記述は天皇の国事行為に関する規定のみに限定して、その他は天皇家の家内法となった皇室典範に記述することにすべきです。
法律としての皇室典範は廃止するべきです。憲法とは国家機関の運営法を定める規則集で、天皇自体を規定するものではありません。
 憲法の条文で天皇を荘厳しようとする論者がいますが、とんでもないことです。憲法とはそんな大それたものではありません。
 日本の悠久の歴史から見れば、屁のようなものです。
   (ST生、千葉)



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(読者の声4)【国連女子差別撤廃委】男系継承を「女性差別」と批判、最終見解案に皇室典範改正の勧告 日本の抗議で削除
http://www.sankei.com/politics/news/160309/plt1603090006-n1.html
やれやれ。
国連女子差別撤廃委が慰安婦問題は解決していないと言い出した時からわかりきったこととはいえ、某国が、また金ばらまいたのはほぼ確実ですね。
 慰安婦問題は絶対解決させないという、強い(せこい)意思を感じさせます。韓国との関係改善など、さほど大きな国益はないのですから、
適当にあしらって先延ばしにすれば、また泣きついてくるように思うのですが、
いかがでしょうか?
   (NS生、千葉)



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(読者の声5)樋泉克夫先生のコラムー知道中国1379回の記事を拝読いたしました。その感想です。
 (引用開始ー勝海舟の言葉)「「海外発展という事は、貧乏で小ポケナ島国にとつては最も肝要な事サ。しかしその行く順序がまるで顛倒して居るよ。/まづ一番槍が例の女だよ。
お次がソレを顧客とする小商人やナラズ者サ。それからその地方が有望という事でもつて中商人が行き領事館が出来るといふ始末さ。ソコで外国では日本人といふ奴は実にヒドイ奴ばかりだとなつて到るところ評判が悪く、万事警戒してかゝる。これもミンな若い男共が意気地がなく睾丸がない奴ばかりだからだ。
「ソコになると外国の奴らは実に見上げたもので、まづ海外不毛の地には教法師が行つて伝道もすれば、医薬慈善の事をやる一方、地方の物産や事情を本国に報告して何々の商売が有利だなどと報告する。今度は資力余りある富豪が出掛ける。小商人も行く、女も行く、領事館が行くという風である。ソレであるから外国人はみなその地方では評判がよく、たとへゴロつきでも紳士となり、淫売でも貴婦人として待遇されるわけサ。」

「一体醜業婦々々と言つて軽蔑するが、それを善用すればたいしたものだよ、日本のケチナ外交官などでは利用法も知るまいよ。ツマリ女などはホツておいて構はぬに限るサ。万一事の起つた時は、ソンナ奴は日本人では御座らぬと突放していゝ事サ。日本の役人共は馬鹿正直で公私の区別を明かにせぬから困る。個人としては日本には悪徒も大分居るやうだが、国家としてはまるで馬鹿正直サ。」
 (引用止め)。

 勝海舟の言葉は現在にも通じますね、これがアジア的な海外進出の方法のような気が
いたします。近年を例にとっても、フィリピン、タイ、ラオス、韓国、中国、ロシア等の女性達が黄金の国・ジパングに多数飛来し、或る者はお金を本国に送金し、或る者は帰国することなく不法滞在者となったり、日本人男性と結婚して永住権を得たりしております。
まさに、女性のパワーは見上げたものです。女性は逞しいです。
特に隣国の某大陸国家等の女性は、他のアジアの国の女性よりも利に敏く商売上手です。
伝統的な方法で海外に移り住み、ネットワーク化されております。
 以前読んだ本で、その題名を忘れましたが、京都大学教授で霊長類研究をなさっておられる方が記されたことですが、「サルは集団で生活しており、群れになって行動する。そしてメス猿の数匹は他の群れに行くが、オス猿はそのようなことはない」とのことです。オス猿が他の群れに行くと追い払われるようです。
 これは、遺伝的に考えれば、近親婚を避け、新しい遺伝子を他の群れに注ぎ込むことになります。
しかし、これが人間となると少々事情が異なります。特に国防動員法なる法律を持つ某大陸国家の女性達の一部は、未婚既婚を問わず、永住権を取得する目的で日本人男性と結婚して金儲けに専念し、永住権を得ると離婚をして、祖国に残している元夫との間にできた子供を引き取り、おまけに親族も呼び寄せます。
このようにして、人口侵略をされている国が現在の日本です。
 故三島由紀夫氏が嘆いていた、のっぺりとした顔を持ち、商売に勤しみ、命よりも大切なものをすっかり忘れた日本人ではありますが、しかし、明治天皇の御製「しきしまの大和心のをゝしさはことある時そあらはれにける」を信じたいですね。
(松戸の老人)



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(読者の声6)シャープ救済案の顛末に関して、いろいろなところからの情報をジグゾーパズルよろしくはめ込むと以下のとおり驚くべき顛末となります。
ただし、いずれの情報源も二次情報源なので、確実にこうだと断言は致しません。
1.当初経営陣はホンハイより産業革新機構による救済を求めていた。
2.産業革新機構はシャープ救済に乗り気ではなかった。
理由は、メインバンクの三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行の方針に大きな隔たりがあり、調整が難しかったからである。(そもそもその難しい調整を行うから機構の存在意義があり、職員も給料がもらえるのでは。)
3.産業革新機構はシャープ救済には不十分な救済案を提示した。つまり、逃げ腰であった。
4.シャープ経営陣は、ホンハイによる乗っ取りを防ぐための起死回生の奇策として、偶発債務におこりそうもないものまで入れてホンハイに提示した。産業革新機構には、ずっとまえに提示していた。
5.偶発債務が異常に膨らませたものであったことがホンハイにばれて、ホンハイはシャープ救済案に合意した。
  (ST生、千葉)



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(読者の声7)【4月9日 大阪】「インド訪問報告」、ダイチン代表が報告します : 南モンゴル自由民主運動基金
http://freeasia2011.org/japan/archives/4531
   (三浦生)

      ◎○み◎◇や◇△ざ△□き○◎
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 今日の読者の声は皆深く、自国の事を考えているんだな、と感心しました。


 シャープは現住所地に、工場が在るから、多少の愛着は有ります。二つの銀行の責任は?と思ってしまいます。特にみずほは韓国とズブズブの関係に有るとか。自国より他国を利する銀行は如何なものだろうと、思ってしまいます。


 国連が日本にとって殆ど何の役にも立たないのが、ここに来て鮮明になって来たような。支那、韓国が多大な資金を誰に渡したか知りませんが、裏で糸を引いている事は明らかでしょう。日本の左翼たちもその中に含まれそうです。又、皇太子徳仁親王妃の父も関係しているのではとの疑いを僕は持ちました。Kとのクォーターとの疑いを持つ孫を・・・何てのは過大な心配でしょうか?何か気に食わないとオランダに逃げ、両親の下で何を相談しているのでしょうか?ハーフの疑いのある人物に精神疾患は当たり前ですね。国自体が精神疾患なのですから。国際司法裁判所判事の職を剥奪出来るものなら、そうしたい!


 パール・バックの「大地」は悲惨過ぎる内容には着いて行けないなと読書回避しました。実祖父母の北海道移住を、連想させるなんて気弱になった事も有りますが。


 憲法改正は喫緊の課題です。支那韓国の侵略の意図を挫くには、九条に手を付けなければ成りません!何を意図しているのか勝手に解釈して、日本に文句を付けてきましたね、支那は。相手の嫌がる事は日本に取っては有益!是非実現したいものです!

 併せて、支那に対して下さい内政干渉は止めろと言えない野党は支那の味方?