日本農業は自動車産業を超えるか | ある女子大教授の つぶやき | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 もう半世紀も前の話だが、僕も農家になるチャンスは有ったのだ。しかし、親父の反対でポシャってしまったが。


ある女子大教授のつぶやき
http://iiaoki.jugem.jp/?eid=6078
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1.窪田新之助著『GDP4%の日本農業は自動車産業を超える』(講談社+α新書)「日本の農業は最大のチャンスを迎えている。高齢化が進む零細農家が次々に農地を手放し、意欲のある優れた農家が農地を集約し、大規模化している。遠くないうちにGDPの4%、20兆円産業になっているだろう」。

2.自動車製造業が12兆円だから、指摘通りなら日本農業の未来は極めて明るい。根拠として急激な世代交代だ。2010年時点で、65歳以上の農業従事者は6割を超えていたが、この世代は25年にはほぼ農業をやめている。高齢化は衰退の大きな要因といわれてきたが、高齢化は問題ではない。

3.退職した人々の田園回帰など、向こう10年で一気に世代交代が進み農地集約につながるからだ。現在、全国140万戸の販売農家のうち、年間の売り上げが1000万円以上なのは9%だが、この9%で農産物の全販売金額の7割を生み出す。技術力と競争力で優れた農家だ。現在7割を占めるの零細農家の売上高総額は僅か8%だ。

4.零細農家が大量に離農しても、日本の農業は全く揺るがない。農家数の減少も危機ではない。本書によると、各国の総人口に対する農業就業人口は、「英国0・6%」「米国0・6%」「ドイツ1・0%」「フランス1・2%」「日本2・1%」「ニュージーランド3・4%」だ。日本は多いほうだ。

5.優れた技術を持ち、やる気のある農家にとって、世代交代や農家の減少は、飛躍へのチャンスだ。戦後、長く続いた『猫の目農政』は終わり、今後、効率の良い農地経営が行われ、零細農家を保護してきた『JAと農水省、農水族トライアングル』は崩れ、農政は新時代を迎える。小泉進次郎農林部会長に期待する。

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 この半世紀の間に日本の農業は大きく変わったとの印象を受けるのは、僕だけではないだろう。

 農家の世帯主が、兼業でも何とか成っていたのが、後継者難やら何やらで、立ち行かなくなってしまった。

 しかし、日本人の持つ変態遺伝子は次から次へと、新しいチャレンジをし続けていた。それが記事にある通りだろう。

 農業法人等の新しい経営形態やら、弛まぬ品種改良、新しい作物の作付け(欧州やら世界各地のモノ等)、個人での拘りの高品質の維持等は日本人だけにしか出来ないことだろう。

 あと数年で、農水産品の輸出額は一兆円を超える事が確実に成ったのは、喜ばしい事だ。僕の生まれた夕張も「夕張メロン」を輸出しようとしている事を知ったのは数年前だった。今でこそ、世界一のメロンと自慢出来るが、初めて口にした時は、何だコレ?と思ったものだ。それから10数年で、劇的に味の甘味の向上が図られたことは、鼻が高くなることだった。輸出事業がどうなっているのか、遠く離れた所からでは窺い知れないが、祈りたい気持ちだ。



 高3の秋、帯広畜産大に進学して、伯父の家(一人娘だった)を継ぐのはどうかと、親父に訊いたら、辞めておけ、と却下された。兎に角何処かで何かをしたかった(何でもいいから学ぶ事をしたかった)若い頃でした。