身辺雑記  頂門の一針3934 2016/2/19 (金) [頂門の一針] - メルマ! | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


 今日の身辺雑記は只々楽しく読んだ。我が身とあまりにも関係ない話ばかりだから。


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私の「身辺雑記」(314)
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      平井 修一

■2月15日(月)、朝6:30は室温18.5度、今季最高、大いに春が近づいてきたか、手袋の人は少なくなった。10時には曇、ハーフ散歩。外はずいぶん冷えてきた。

朝鮮半島は北も南もかなり異常である。北が精神分裂病なら、南は重度の発達障害、両方とも“南北統一失調症”という病も抱えている。付き合うべき人々ではない(人間未満という気がする)。

朝鮮日報2/12「朴槿恵外交3年の失敗、反省して再出発せよ」から。

<振り返ると現在の朴槿恵政権における外交・安全保障政策は、わずか数カ月先も予測できない完全なその場しのぎの政策ばかりだった。

例えば中国との関係で言えば、つい先日まで「過去最高の良好な関係」などと自画自賛したかと思えば、最近は政府関係者の口から直接「裏切られた」という声が聞こえるなど、どう考えても異常と言わざるを得ない。

しかし北朝鮮が核実験を強硬した際の今の中国の対応について、中国の事情に詳しい識者らは誰もがある程度予測していたはずだ。

対北朝鮮政策もそうだ。根本的な責任が北朝鮮にあるのはもちろん否定しないが、韓国の対応はやはり極から極に振り回されるばかりで、政府の立場に理解を示す国民も決して多くはないだろう。

日本との関係においても、政府は慰安婦問題では一切譲らない姿勢を堅持していたかと思えば、突然問題解決に向けた政治的決断に踏み切り、国民の誰もが何か後味の悪さを感じている>(以上)

南北ともに哲学や理性、緻密な計算ではなく、その場その場での感情、喜怒哀楽に振り回されている。「行き当たりばったり病」。民族性に由来するようだから、多分、永遠に変わらないだろう。

朝鮮日報は「反省して再出発せよ」というが、国民を煽ってミスリードしたマスコミも「反省して再出発」する必要がある。ところが元来が「私は正義正当、周りは不正義不当」と思い込んでいる被害妄想民族だから「反省して再出発」なんてとてもできはしない。

産経2/15「【門田隆将が読む】中国から国外追放を受けた一人の記者を思い浮かべた…『なぜ私は韓国に勝てたか』(加藤達也著)」から。

<*最良かつ痛快な「教科書」

本書を読みながら、一人の新聞記者を思い浮かべた。筆者加藤達也記者の大先輩にあたる産経新聞元北京支局長の柴田穂(みのる)さん(1992年に61歳で死去)のことだ。中国の文化大革命の実態を世界に先駆けて報じ、中国から国外追放を受けた人だ。

私がかけ出しの頃、柴田氏の講演を聴く機会があった。どれほど敵が強大で、報道がいかに困難であろうと、真実だけを書き続ける大切さを語る柴 田氏の姿を覚えている。私は“記者魂”という言葉を思い浮かべながら話を聴いた。

それから30年以上経った今、その言葉を思い出した。朴槿恵大統領への名誉毀損に問われ、最後まで屈しなかった加藤達也・産経新聞前ソウル支局長が柴田氏と二重映しになったのだ。

セウォル号事故当日、朴大統領が7時間も所在不明で、そのとき「誰と会っていたか」を“男女の噂”も交えながら朝鮮日報が書いた。朴政権に近い有力紙がそこまで書いたという「事実」をもとに、加藤氏は噂を「真偽不明」と断った上で、いかに大統領が追い詰められているかをコラムに書く。

だが、韓国の検察は、もともとの朝鮮日報ではなく、加藤氏を名誉毀損で起訴する。

本書では「法」ではなく、「感情」ですべてが動いていく“情治国家”韓国の信じられない実態が描かれていく。さらには、権力者の意向だけを窺う「忖度政治」等、前近代的で、滑稽この上ない韓国の有様が具体的に記述される。

興味深いのは、韓国側が何度も加藤氏と産経に「遺憾の表明」、あるいは「和解」を持ちかけていたという事実だ。それは「歩み寄り」さえ示せば許してやる、というメッセージにほかならない。

だが、慰安婦問題等で、日本政府を手玉にとってきたそのやり方は、妥協の姿勢を示さない加藤氏側に拒絶され、裁判は検察の敗北で終わる。毅然とした姿勢が、韓国の“非常識”を打ち破ったのである。

絶対に圧力に屈しない“記者魂”によって紡がれた本書は、日本がどう隣国とつき合うべきかを示した最良かつ痛快な「教科書」でもある>(以上)

“情治国家”“忖度政治”・・・半島人は出口のない迷路をひたすら彷徨しているようだ。

♪あんまりいそんでこっつんこ アリさんとアリさんとこっつんこ あっち行ってチョンチョン、こっち来てチョン 

つくづく四海に囲まれた日本に生まれてよかったと思う。

中央日報2/15「韓国の輸出が1月に18.5%も減った。記録的な急落だった。韓国人は経済発展を輸出で測る習慣があるため集団的に背筋が寒くなるのを感じた。輸出の減少は深刻な挑戦だ。だが反転のための、さらに多くの投資が果たして解決策なのだろうか。根本的な戦略の修正が必要なのではないだろうか」。

北京時事2/15「中国税関総署が15日発表した1月の貿易統計によると、輸出は前年同月比11.2%減の1775億ドル(約20兆円)、輸入は18.8%減の1142億ドルと、いずれも2桁の大幅な落ち込みとなった。景気減速が一段と深刻化し、世界経済に悪影響が及ぶ恐れがある」。

クネと習、この前までラブラブだったのに・・・金の切れ目が縁の切れ目、最後は道行き心中で飾ったらどうか。

♪この世のなごり 夜もなごり 死にに行く身をたとふれば あだしが原の道の霜 一足づつに消えて行く 夢の夢こそあはれなれ(曽根崎心中)
 
夕刻から集団的子育て。サバとアジの煮物、肉野菜炒めなどを7人で。Nが「子どもたちが一所懸命に食べるようにヂイヂが励まして」というので、褒めて褒めて褒めまくった。

育児は大変、片手間でできることではない。それを分かっていない男が多すぎる。育児に関与していないから現実を知らないのだ。一種のお花畑、未開人、未熟児。イクメンが 育休とって 浮気かよ? イクイクメンだな。

■2月16日(火)、朝6:30は室温13度、勤め人は寒そうにしている。快晴で日射したっぷり、暖かくなりそう。緑化センターの梅は九分咲き、ハー フ散歩。

昨日から固定電話を「留守電」にした。どーでもいいセールス電話がほと んどだからだ。やがてオールドメディアの固定電話は消えるだろう。「新聞紙」も消える。

ジャーナリスト・小林恭子氏の論考「英国の名門新聞が、ついにネットに殺された インディペンデントが電子版オンリーに」(東洋経済2/14)から。

<ニュース伝達の主役がインターネットになってから、すでに久しい。とはいえども新聞社にとっては、急にカジを切ることはできない。今でも、紙の新聞とウェブメディアの両立を目指そうとしているところが、ほとんどだ。

そんな中、2月12日に新聞界に衝撃が走った。英国の左派系高級紙「インディペンデント」(通称「インディー」)が、3月末で紙版を廃止し、電子版のみを発行する体制に移行することを運営会社ESIメディアが明らかにしたのだ。

全国紙が電子版に完全移行するのは、英国では同紙が初めて。紙のみならず新聞が最終的には消えてゆく未来図を想起させ、英新聞界のみならず、社会全体にとっても大きなニュースとなった。ガーディアンの記者は、インディーを「インターネットに殺された新聞」と呼んでいる(12日付)。

インディーの例は、他紙にとっても他人事ではない。紙版の廃止という問題は、「ありうるか」ではなく「いつか」という次元に入ったともいえるだろう。

ガーディアンのジェイン・マーティンソン記者は、言論空間の多様性に変化があることを懸念する。(12日付「インディペンデント:インターネットに殺された新聞」)。

英国のメディア市場は現在、保守系メディアが多勢を占める。インディーは電子版としては継続するわけだが、紙版が消えることで「言論の多様性についてのさまざまな議論が出てきそうだ」(同記者)。

多種な意見がオンライン上にはあるものの、「政治不安が高まる今、かつては急進的で反権力の姿勢を打ち出した新聞が紙では消える。このことによる喪失感は大きい」。

英国では昨年5月から、保守党単独政権が続いている。野党・労働党は政治家らしくない政治家ジェレミー・コービン氏の就任(昨年秋)以来分裂状態で、すぐに政権を担える状態にはない。次の総選挙が予定されている2020年時点でも、労働党が立ち直っているかどうかは不明だ。

左派勢力が弱くなっていくなかでインディーも弱体化していった。そして、ついに紙版廃止に追い込まれた。このことは、今後の政治の方向性にも影響を与えることになるだろう>(以上)

赤色バイアスのかかった西側式リベラル(源流は共産主義)は、メルケルを見ても分かるように世界の現実を認識できずに国を誤る。

国家経営は殖産興業、富国強兵が車の両輪であり、資本主義市場経済は激しい競争下にある。

常にトップグループにいなければ中進国、後進国、破綻国家に転落しかねない。トップ集団からはずれたら二度とトップ集団に戻れないのだ。過酷なレースである。

トップクラブ(G7、G20など)に席を置くためには国民の脳みそを高く維持しなくてはならない。VWのような悪質な手法ではなく、真っ当な方法で勝つ必要があるから、モラルも高く維持しなければならない。つまり教育と道徳が為政者の一番大事にすべき仕事であり、これは国家の基礎づくり、岩盤杭打ちである。

赤色バイアスのかかったメガネでは赤信号を認知できない。「どこの馬の骨かも分からない」人を受け入れる重大な危険を感知できない。センサーが働かないのだ。

リアリズム、現実主義で冷静に情勢を把握し、最良の政策を実行する。性善説に基づくリベラルのお花畑的改革論、革新的急進論では国家がもたず、「愛国保守漸進改革論」が正しいと多くの人が知り始めた。インディーの斜陽は日本のアカ新聞の斜陽を先取りするものだろう。

知人の「キリキリ」が亡くなった。ZAKZAK2/15から。

<ノンフィクション作家の桐山秀樹(きりやま・ひでき)さんが今月6日、東京都内のホテルで心不全のため急死していたことが分かった。61歳だった。

1954年、愛知県生まれ。ホテル業界に詳しいジャーナリストとして著述活動を続ける一方、近年では自身の体験をもとに糖尿病の克服術を綴るとともに、糖質制限食の第一人者として「おやじダイエット部」を結成。中高年向けのダイエット本を多数出版。3か月で15キロやせ、最終的には体重が87キロから20キロの減量に成功していた。

糖質制限の効果に否定的な日本糖尿病学会に対する“反論”を夕刊フジに寄稿。また「攻める健康」「高級ホテル“男の隠れ家”最新事情」などの連載を執筆していた>

彼とは記者仲間で、その縁で一度原稿を依頼したが、締め切りを守らないので非常に困らされ、以来交際は絶えたが、編集者タラシで仕事はそこそこあったようだ。

しかし、永らく出版不況が続いているからかなり苦労したのではないか。老いたライター稼業は余程の力量がないと仕事が来ないのだ。若い編集者にとって父親みたいな老ライターには仕事を頼まない。斜陽、消えるしかない。

もう金の心配も締め切りもない、安らかに眠れ、キリキリ!合掌。

■2月17日(水)、朝6:30は室温11.5度、それほど寒くない、今日も快晴で日射したっぷりだろう。ハーフ散歩、ついでに買い物、リュックにワイン2本、右手にビール6缶、左手にリポDひと箱など。いい運動。

1月から3月は引っ越しの季節で、学生などは就職が決まって独身寮に移る人も多いのだろう、包丁から鍋までゴミ集積場に捨てていく。小生のような職人からすると「もったいないなあ」とは思うが、不要だし、何を料理したのかも分からないから手が出ない。全然使っていないような関の孫六の包丁は誰かが持って行って、ちょっとホッとした。

買っては捨てる、買っては捨てる・・・資本主義の厭な面だ。ムダ、ムリ、ムボウ、ムケイカク。電通心得第一条「新式を買わせろ、旧式を捨てさせろ」。恐ろしいことだ。

マイナス金利が話題になっているが、預貯金の金利はずいぶん前から低いので、多くの国民は銀行をただの財布代わりにしか思っていないのではないか。「それでは死に金だ、株式投資などで“金を働かせて金を儲けろ”」というのは金融業界の人で、少なくとも小生は「余計な金を得るために必要な金をリスクにさらすのは嫌だな、第一煩わしい」と思っているから金融業界の客ではない。

複数の富裕層(実業家)に聞くと、「君のようにせっかちな人は株価に一喜一憂するから、株には向かないね。確かにこまめに売買すれば儲かるだろうけれど、安定株を長く持って、キャッシュが必要な時に売ればいい」。それでないと実業が疎かになるというわけだ。

父もそんな投資家で、毎日日経で株価はチェックしていたが、実業の方が儲かるから売買にはあまり熱心ではなかった。「証券会社の言いなりになるとろくなことにならない。俺には買えと言い、他の客には売れと言う」とぼやいていたっけ。

証券会社は客が売買すれば手数料が入るから、客が儲けようが損しようが、あまり気にしないのではないか。証券会社を今でも「株屋」と呼ぶ人がいるのは故ないことではないのだ。

小生が中学生の頃、父の友人(商店主)が株にのめり込み、周囲から大層な金を借りて株取引をしていたが、失敗して夜逃げしたという。

もちろん成功した人もおり、先輩で中堅旅行会社を経営していたNさんは「わが家は株で建てた」と言い、引退してからは投資顧問業を始めた。ところがその後、インサイダー取引が犯罪になってしまい、「投資顧問業はその情報を売るのが商売なのだから、もうお話にならない」と会社を畳んだようだ。その後の消息は不明だが、すっかり隠居したのだろう。

そういえば海外旅行分野で準大手だったジェットツアーが倒産した時は大騒ぎになった。倒産記者会見を終えて会場を後にした菅原社長を守るようにして寄り添っていた武井・元営業部長(当時は子会社の社長)に菅原社長はこう言ったという。

「武井君、落城なんてあっけないものだな」

武井氏曰く「修ちゃん、これは書くなよ、俺と菅原さんしか知らない話だから」。武井さんも先年昇天したから解禁だ。

同社は自社の株を買うように社員を奨励していた。社員優待制度なんてあったのだろう。それを信じて多くの社員が老後の蓄えを自社株購入にあてた。それが「あっけなく」紙屑になってしまった。年配の女性の中には泣き出しそうな人もいた。

噂によると菅原氏は会社が危うくなる前から米国に資産を移し、離婚した妻(その後同居したらしい)に慰謝料として多くの資産を渡したという(日本人離れしている?)。裏が取れないから誰も書かなかったが、口コミで瞬く間に広がった。

同社の番頭さんは騒動が収まった頃にハワイへ移住し、不動産業を始め、今も健在のようだ。

小生は武井さん(ペンネームは大前豪、小生は石上幸一で裏情報を盛んに流したものだ)や多くの業界人、税理士の協力を得て同社倒産劇を調査報道し、評価されたが、いい事件ではなかったので気分は優れなかった。

昔から「築城八年、落城一日」と言うそうだ。落城は悲しい。

米国人や華僑などは投資が好きだ。醍醐味はハイリスク・ハイリターンで当てることだろう。これが経済成長に大きく寄与しているとは思う。小生だって金は好きだけれど、別に不自由はしていないし、第一、買いたいものが酒ぐらいだから多寡が知れている。

不要な金やら蓄財が過ぎると、どうもあまりいいことはないと思うが・・・米国で宝くじの高額当選者はほとんどが破綻するという。これを元手にもっと増やしたいとハイリスク・ハイリターンを狙うからかもしれない。

「世の中は 酒と女が仇(かたき)なり どうぞ仇にめぐり会いたい」

今日も鉄火場で銭闘が繰り返されているのだろう。「丁半揃いました、イ ザ!」(2016/2/17)

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 民族主義というのは、左翼の専売特許だった気がするが。

 民主主義と相容れないもの?だった気もする。

 自由と民主を標榜する国々が今や息切れ寸前。マルクスも欧州が沈み行く泥船にしてしまったのかな?