【メルマガ台湾は日本の生命線!】狙うはアジア支配ー習近平が「新型大国関係」強調 | Hideoutのブログ

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中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよう。
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狙うはアジア支配ー習近平が「新型大国関係」強調

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2015/09/26/Sat

産経新聞が昨年の八月九日に配信した古森義久・ワシントン駐在客員特派員の記事「中国の弱点突く『5つの提案』 米有力専門家『オバマ政権は実行策をとっていない』」が印象に残る。

その「専門家」とはジョージ・ワシントン大学教授のロバート・サター氏。

「過去30年ほど歴代政権の国務省、国家情報会議、中央情報局(CIA)などの中国担当官として活動し、中国問題の超党派の権威として重視される」との人物で、アジアでの中国の動きを「海洋領有権を軍事力を背景に少しずつ確実に広げ、米国の信頼性や影響力をサラミを削ぐように減らし、同盟関係を弱めている」とし、「日本など米側同盟諸国の独立、主権、安定への懸念が深まるのに、オバマ政権は実効策をほとんど取っていない」と警告。そしてその上で、「米軍や議会の有力メンバーの意見をも含めて、中国の弱点や欠点を突く新政策」として米国政府に以下の五つの提案を打ち出したという。

(1)東シナ海と南シナ海の紛争海域で米軍の攻撃型潜水艦と弾道ミサイル搭載潜水艦を増強し、頻繁に浮上させて中国側の艦艇や地上基地への攻撃能力を誇示する。中国側は潜水艦戦力や対潜能力が米側よりずっと弱いため、対応策に苦慮するだろう

(2)台湾当局が要望するF16戦闘機66機を新たに供与し、国民党政権の親中姿勢に反対する勢力への支持を表明する。中国側に自国の台湾制圧の軍事能力がまだ不十分であることを実感させる。

(3)香港での表現の自由などを求める反中抗議運動へのより強い支持を明示する。香港問題は中国共産党指導部が非常に神経を過敏にする対象であり、ここでの米国との摩擦はアジア一般の挑発的な行動への代償や危険となることを中国側に改めて意識させる。

(4)中国が危険な軍事挑発を続ける北朝鮮政権をなお支援し続けることへの非難を強める。中国が東シナ海と南シナ海で強引な拡張主義を強めることへの国際的な批判が、北朝鮮支援に対する米国の非難の強化で相乗効果を生み、中国に拡張の抑制を生みうる。

(5)中国が在日米軍基地や周辺地域の拠点を標的として配備した非核の中距離弾道ミサイルを破壊する能力を確保する。米側はそのために新たに多弾頭の弾道ミサイルを本土、あるいは中国周辺地域に配備する。中国は過去20年も中距離ミサイルでは一方的に優位に立ってきたが、米側によるこの不均衡の是正はミサイル防衛能力の弱い中国の攻勢への抑止となる。

古森氏は「これらの提案がいずれも日本の安全保障にも密接にからんでいることは明白である」「どの提案もこれまでのオバマ政権の政策より積極果敢であることは、米中関係の新たな険悪化の反映だともいえよう」と書いていた。

さて、それから一年余、中国の習近平国家主席が九月二十二日に訪米し、シアトルで演説を行い、米中の関係強化を訴えた。

これについてサター氏は講演で、「両面戦術だ。習氏は米国との緊張関係をコントロールしようとしながら、拡張主義を続けて行くだろう」と指摘。更に次のような分析を見せた。

「習近平の拡張主義は、もし米国が強勢であれば、一方では米国との協力を訴え、一方で自分たちのやりたいことをやり、こそこそと手にしたものを呑み込むというもの」

「習近平は米国を侵食する自分自身の影響力を知っている。オバマは昨年、中国に対して五回も不満を言い、今年は少なくとも三十五回は言ったが、しかしそれらへの中国の回答の多くは外交部から。要するに中国はオバマのシグナルを軽視しているのだ」

「習近平は自分のストロングマンのイメージを作ることに成功したが、それに対しオバマはアジアでは軟弱な指導者という印象。中国は米国が自分でアジアから退出して行くのを望んでいる。もし米国がパワーを見せなくなれば、実際にパワーではなくなってしまう」

そう言えば習近平は演説で、「双方が衝突、対抗せず、尊重し合い、ウィンウィンを実現するのが中国外交政策の優先的方向だ」として、米中の「新型大国関係」なるものの推進を訴えたが、それは「米国のパワーがアジアから退き、中国との衝突、対抗を解消し、太平洋を東西に分割し、それを以ってウィンウィンとしよう」とのアピールなのだろう。

冗談ではないと思う。このままではアジア太平洋地域の未来は甚だ不安。我々の眼前で習近平が拡張を推し進めている以上、日米同盟はアジア各国と提携し、何としてでも「中国の弱点や欠点を突く」政策を強化する以外にないのである。

ところで、こうした情勢だからこそ、平和安全法制の反対運動で狂奔してきた日本国内の左翼勢力は、やはり中国の影響下で、その駒になっているとしか思えない。
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