宮崎正弘の国際ニュース・早読み(つぎの標的は李源潮(団派ナンバーツー)か) [宮崎正弘の国際ニュ | Hideoutのブログ

Hideoutのブログ

ブログの説明を入力します。

 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。



  習近平は矢張りチキンハートでは?
このエントリーの注目は下の方に載せた読者の声です。


宮崎正弘メルマガ
http://melma.com/sp/backnumber_45206_6154721/
ーーーーー  ーーー  ーーーーー
 習近平の「反腐敗キャンペーン」、次の標的は李源潮(団派ナンバーツー)か
  息子が京都に豪邸を所有(英領バージン諸島のダミー企業で登録)
***************************************

 胡耀邦の右腕だった令計画(中央弁事処前主任)の失脚にひきつづき、習近平は「腐敗撲滅」を掲げて、団派の実力ナンバーツーの李源潮(国家副主席)を狙った。
しかし、この追求を最後まで貫徹するとなると、習は「団派」(共産主義青年団)を正面の敵とすることになり、権力闘争の過程ではかなりリスキーである。

 李源潮の息子は李海進という。
復旦大学(上海の名門大学)を卒業後、早々と夫妻で米国にわたり、ハーバード大学でまなび、エール大学でMBAを取得した。
 上海へいったん帰国後、外資系銀行からスイス企業のノバルティス(世界40ヶ国、従業員9万人の大企業)の幹部に抜擢され、またも米国へ移住した。
 
 2010年前後、幹部の子息等が海外で就職したりするのは腐敗の象徴として、留学先からの一斉帰国運動がおこり、習近平も、一人娘の習明澤を留学中だったハーバードから帰国させた。
 李源潮も米国から息子夫婦を帰国させた。

 方正集団(北京大学スピンオフの企業)役員の李友が、収賄で京都の豪邸を所有しているという醜聞が暴かれ、この一連の取り調べの過程で、李源潮の息子が、京都に「潤心庵」という企業が所有する豪邸が登記されていることが判明した。

 令計画も京都の豪邸所有が騒がれた。
李海進と親族名義での登記はされておらず、英領バージン諸島に登記されたダミー企業名義で登録があるという。
これらの本当の所有者は令計画の弟である令完成と李友の娘、そして李源潮の息子の三人ではないかという疑惑が急浮上した(『博訊新聞網』、2015年1月21日)
*****   *****


(読者の声5)「イスラムテロと移民問題」について。
中東イスラム国集団が日本人捕虜2名について莫大な身代金を日本政府に要求している。しかしこれは対応できないだろう。というのは何をしても将来の展望がないからだ。
他のテロ団も注目している。実際1977年の赤軍のハイジャック事件では福田首相が赤軍に降服した。するとこの頃から?田めぐみさんたちの北朝鮮による日本人拉致が始まった。
日本政府に自国民を守る意志がないと見られたのだ。福田首相は「人命は尊い」と云ったが、本音は自分の保身だけだった。
イスラエルは人質戦術には基本的に対応しない。非情なようだが、経験上他に手段がないからだ。
捕まった日本人2人は、危険な中東に自ら入り込んだ。政府の公務ではない。
私利私欲だ。リスクは負わなければならないだろう。外務省職員はイラクのテロで殉職している。日本人は戦後知らされていないが、戦前沢山の日本人が大陸で虐殺されてきた。
1921年の尼港事件では700人、1937年の通州では300人、1945年のソ連の満洲侵略で実に24万人が殺されている。ソ連の抑留では7万人だ。今回の事件で戦後日本の安全神話は終わったのではないか。
日本国憲法など何の役にも立っていない。日本が人道援助をすると日本国民が殺されるのだ。
イスラム国の戦闘員をみると欧州移民の第二世代が多いという。
これは第一世代が先進国に豊かで安全な社会を狙って移民として入り込むが、第二世代は二流国民扱いされることに耐えられず、自分が一流になれる国際運動に関心を持つのではないか。だからイスラム国への参加の動機は思想ではなく心理だろう。だとしたら移民政策がイスラムテロの温床になっている。

日本人は異民族の日本への帰化を恩恵のように誤解しているが、社会に不安な要素を抱え込むことになる。ある朝鮮系日本人は「国籍は替えても民族は替えられない」と語っていた。
彼等にとって日本国籍は帽子のようなものなのだ。米国は移民国家だがそれでも内部では民族紛争を起こしている。民族の同化は出来ない。
結局、世界は民族国家を基準とする自然な世界に戻るのではないか。だから移民は人間のアイデンティティを奪い社会を不安定化させるので良くない。
欧州の移民も原国籍を回復させると第二世代も誇りを取りもどすのではないか。
(東海子)
ーーー  ーー  ーーー  ーー

  今回のISISの人質問題の元凶は福田赳夫元首相とは。五代前の福田康夫元首相の父親ですね。

  こうして見ると、自分を呪いたくなります。見開いているのに見ていなかった。聞こえていたのに聞いていなかった。

  慚愧に耐えません。見て聴いて、頭と心で咀嚼しませんか?