前回、子供のいじめの問題について、いじめる側の立場に立ってお話をさせて頂きました。

今回どうすればいじめが特に深刻になる前に止めることが出来るかについて提言をしたいと思います。

 

現在、いろいろな学校や教育委員会でいじめの相談窓口をたくさん置いています。

子供からの相談を気軽にできるようたくさん窓口を置くことはとても重要だと思います。

そのうえで私の方から以下の取り組みがあればいいなと思っています。

 

①いじめの相談窓口を気軽に相談ができる環境

・・・現在、豊島区では公立の小学校、中学校の生徒には一人一台タブレットを配布しています。

もちろんメールでの相談でもよいですが、現実にはメールで相談をするのはなかなかハードルも高いかと思います。

また電話での相談も同様です。

よく東京電力や携帯会社でもよく使われている、質問事項をチャット方式で受け答えをできる方法をこのいじめの相談にも取り入れることが出来れば、相談をしやすいのではないかと思います。児童虐待問題の相談の時も同じことを話ましたが、深刻になる事案の前に相談ができる環境の整備こそ、深刻ないじめ問題がすくなくなる要素の一つではないかと思います。

 

②いじめの当事者ではなく、その周りの生徒もしくはその保護者からの積極的な情報提供

・・・現在の情報提供の主体としては当事者からの相談がメインで想定がされているかと思います。

ただ当事者からの相談は自分自身で悩んだ末での相談で、いじめがかなり深刻な状態になっているケースが多いと思います。

現実的にいじめが起きている状況は、その当事者以外でも気づく部分が多々あると思います。

ただそれを先生に伝えることでいじめの対象者が自分になる可能性があることも含め、そう簡単に相談をするのはかなり難しいと思います。ただその状況を自分の保護者に話すケースは多々あるかと思います。

保護者はそれを学校に伝えること、これも自分の子供が直接かかわっていないので相談をするというのもハードルが高いというのも理解が出来ます。ただその情報提供が匿名性が担保されること、いじめの調査を依頼するのではなく、担任の先生に情報提供をするのが目的だけで、先生にそれとなく注意深く観察してほしいという思いでの情報提供だとハードルが下がると思います。

それを文書や匿名のメールでの方法で情報提供をすることで、少しでもいじめの問題が早期に対応をできればと思います。

 

私は当事者がいじめの相談を学校や教育委員会に相談をする事案というのは、かなりいじめが進行をしている状況だと思います。

その間、つまりいじめの初期から相談をされる間は子供たちは我慢して、心に傷ついている状態が続いていると思います。

少しでもいじめの初期で解決できる環境づくりを是非行ってほしいです。

 

岡 将太