先日1年次1学期の
単位認定試験を終えました
手応えはまあまあなので
事故さえなければ単位取得できているはずです




ずいぶんブログを
おざなりにしてしまいました
しばらく学期の合間のオフなので
たまには投稿してみようと思います





最近の僕はあまり
秘密を抱えられないんです
大学で多くの方と接点ができて
敢えて言うことではないけれど
ゲイだってことちょっと伝えようかと…
簡単にツイートしてみました




難しいですよね
世の中はマジョリティの価値観が
デフォルトとなっていますから
黙っているだけで何だか
ミスリードしてる居心地の悪さがあるんです




どんなふうに伝わっただろうか
僕は日々新たな価値観をもらっているから
僕からも何か新たな
価値観を提供できていたら嬉しいな











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僕がゲイだって伝えると
たまに勘違いされることがあるんだ
女性になりたいの?
女性に憧れているの?って…




とんでもない
僕は女性になりたいとは思わないし
社会が作り上げた女性像に付随する要素…
例えば女性の衣装だとか化粧だとか
そういった物に憧れを持っていない




多分過去からの偏見に加えて
タレントがゲイと名乗った弊害なのだろうね
ゲイと振舞いは関係がない
ゲイはそもそも性自認が男性だし
性的指向が同性に向くと言うだけ
女性言葉を使うだとか
女装するしないに何の関連性もない




テレビ業界は
『分かりやすいゲイの姿』を求めていて
それを女装という視覚性で表現した
テレビタレントはその流れに乗っかるか
或いはキャラ作りのため…
いわば『戦闘装束』として
女装や女性的な仕草を用いているに過ぎない




あれはマイノリティの真実ではなくて
マジョリティが商業目的で創り上げた
マジョリティ主導のステレオタイプ
その体現者にすぎないんだろう




僕はゲイだから
あくまで自分を男性だと思っているし
自分なりにカッコいい人間でありたいと思っている
だけどまあ僕の場合…
そうした立ち位置を獲得してまだ日が浅いんだ




長らく性自認と
性的指向を混同していたし
男としてこう在るべきという
戦時中の価値観を引き摺った
蒙昧なる社会通年に打ちのめされていた
だから30歳を少し過ぎるくらいまで
自分は女性に生まれるべき存在であったと
本気で考えていたくらいなんだ




だから僕の思うカッコいい人間っていうのは
一般的な男性の理想像とは
かけ離れた部分もあると思うんだ
僕の理想っていうのはたくさんあってね…




いつも心にゆとりがあって
微笑みを絶やさずにいたい
周りに親切でありたい
困ってる人がいれば力を貸して
周囲が迷いの最中にあれば羅針盤となり
決断すべき部分では勇気を振り絞りたい




美しい所作と振舞いを忘れず
優雅な雰囲気を纏っていたい
愛嬌と気さくさを発揮したい
いつまでもスーツの似合う自分でいたい
あとプレゼントのセンスはね
女子にも負けないように頑張る🤭




男性的とか女性的とか
すべてを二元論に振り分けるならね
僕の理想は時に男性的であり
時に女性的とも言えるだろう
自分が男性だと疑わなかった人生ではなく
迷いの末に自分を男性なのだと
受け容れた僕だからこそ
目標とする理想像が男女の垣根を越えられた




僕の視点はもしかすると
誰かの共感を得るかもしれない
元々繊細で共感を得にくいテーマだけど
おそらく10人が読めば1人くらいは
どこか共感してくれるんじゃないかと
そんな希望を持っているんだ