※蛾がダメな方はこの記事は読まれないことをオススメします…※
って言ってますけど、私も蝶と蛾は特に苦手でした
私が小学生の頃は、実家の周りは今よりだいぶ自然が多く舗装されてない道も多く。
実家の前の細い道。雨が降ると水が溜まります。夏場はアオスジアゲハが集団で吸水しにきてました。
怖くて通れない迂回路もない…
何十分も呆然と立ち竦んで、近所の人が通りかかるのを待ってくっついて通り過ぎたり。
春は、当時は気持ち悪い点々ある白い蛾とだけの認識でしたけど今ならわかる。ユウマダラエダシャクが大量に玄関に張り付いてて、朝は母に駆除してもらっていたからよかったけど夕方いたら終わり。家に入れませんでした…
庭では普通にシンジュサンが羽化してたし(母がスプレーをシュー…)
こうなると、生活にも支障が出てくるので子供が生まれたら絶対私が怖がらないようにしようと決意した結果…育ちすぎてしまいましたね(笑)
そして私も、慣れって怖い
あんなに怖かったのに息子と一緒に虫とりしたり図鑑で生態を調べるようになるうちに、徐々に怖さが減っていきまして。
昔は図鑑でさえページをめくるのがダメでした。怖くて
閑話休題。
ある日の習い事の帰り、デッカい蛾が塀に張り付いておりまして。
一度は通り過ぎたものの、家に帰っても「さっきの蛾はなんやったんやろ」「生きてるかな?」とずーーっとうるさいもんで「そんなに気になるなら捕まえてきたら?」(←この発言が昔の私からしたらありえない)
写真だけ撮っていたので、毒のある種でないのは確認しています。
そして嬉々として捕まえにいきまして。
「お母さん!セスジスズメもいたから捕まえてきた」と、キラキラした目で。
「調べてみる」と部屋に出すー!
セスジスズメは「体モフモフで可愛い」
げな。
そして問題のこいつ。
腹部がチラリと見えていますね。
「エビガラスズメ」というそうで。
見た目の通り、腹部が海老柄だからこの名前だそうです口吻がものすごーく長いらしいです。
と、この様子を動画を撮ったので実家と姉に送りましたら速攻電話かかってきまして
「蛾はダメ!放しなさい!殺虫剤で◯しなさい!」
息子的には蛾も昆虫で、生態やら名前を知りたいんですよねだからこう言われてものすごく困惑してまして。
でも、息子が虫好きになっていなかったら私も当然この反応なわけで「普通の人」の反応を忘れていたと少し反省しました
「学校で虫とりしてもいいけど、虫嫌いな子もいるから教室では絶対に出さない」
「蛾や嫌われがちな虫はおうちで観察する」
などを約束させました
蛾は大きいものも多いし、柄も独特だし、生きてるのか死んでるのかわからんし、たまに大量発生したりするから嫌われがちなんですが色々生態を知ると意外な面もわかったりして、前よりは嫌悪感が減ってます
今朝はベランダにいたカメムシを逃してくれたし(みんな刺激するから匂い出すんよ!ですってw)二人でキャーキャー言わなくていいから虫好きに育ってくれていい面もあるんですよー