近畿日本鉄道(近鉄)は9日、西大寺検車区(奈良市)の泊まり勤務の社員7人が今年元日未明、社内規定に違反して勤務中に飲酒していたと発表した。飲酒、仮眠後に車庫内で電車を運転し、車両の連結作業に当たった社員もいた。同社は関係者を処分するとともに、鉄道部門の社員約8200人から、職場での飲酒について聞き取り調査を行う。

 近鉄によると、検車区長が昨年12月31日夜、年始のおとそとして、1・8リットル入りの焼酎を持参したところ、7人が勤務中にもかかわらず翌1月1日午前1時半以降、水割りでコップ1-3杯の焼酎を飲酒したという。

 この中には早朝、車両の連結や、不具合のあった車両の点検に当たった社員もいた。区長は別棟の事務所にいて、飲酒を把握していなかったという。

 今月に入り匿名の投書が社内の相談窓口に寄せられ、同社が調査していた。

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 山崎直子さん(39)を乗せた米スペースシャトル「ディスカバリー」が5日、国際宇宙ステーション(ISS)へ飛び立った。日本人のシャトル搭乗は今回で最後。この約20年間で日本人飛行士は活躍の場を格段に広げ、日本の有人宇宙技術の基礎を確立する大きな足跡を残した。

 山崎さんは今回の初飛行で、ロボットアームの操作とISSへの物資輸送責任者を担当。船外活動のような派手さはないが、ISSの運用継続に欠かせない重要な任務だ。

 山崎さんは8日、ロボットアームを使って物資補給用のコンテナをISSに取り付ける。イタリアが建造したこのコンテナは、同国が生んだルネサンス期の巨匠、ダビンチにちなみ「レオナルド」と呼ばれる。

 レオナルドは直径4・6メートル、長さ6・4メートルの円筒形で、飛行士の個室や食料、日本実験棟「きぼう」で使う冷蔵庫、各国の実験装置など約6トンの物資を収納。山崎さんは、これらを計画的に運び出し、決められた場所に配置する膨大な作業を指揮する。

 宇宙関係者は「細かいところに目が届く山崎さんは適任」と話す。レオナルドは物資を運び出した後、実験済みの試料や不要品を積み込み、再びシャトルに搭載して地上に帰還する。

 日本が米露に続く宇宙大国入りを目指して、シャトル実験への参加を表明したのは79年。第1号の毛利衛さん(62)以来、山崎さんを含め7人の飛行士が計13回(長期滞在は往復で2回と計算)にわたり、搭乗を重ねてきた。

 当初の目的は、無重力を利用した実験で科学技術の新たな知見を得ること。第1期生の飛行士が科学者だったのは、このためだ。コイの宇宙酔いなどを調べた毛利さんは、「とにかく実験を成功させなくてはと、ものすごいプレッシャーだった」と振り返る。

 アジア女性で初めて搭乗した向井千秋さん(57)は無重力環境に対する金魚の適応力や、メダカの産卵実験などを担当。「当時はシャトルの黄金時代。日本も世界の一員に仲間入りを果たした」と話す。

 実験は大学や企業も参加し、材料など多様な分野で実施。こうした経験が、きぼうでの実験の土台になった。また、飛行士の訓練や人材交流を通じて、運用管制や危機管理など有人関連の多くの知識を米国から吸収したことも大きい。

 日本はその後、第2世代の若田光一さん(46)を皮切りに、シャトルの操作資格を持つ本格的な飛行士を相次ぎ輩出。ロボットアーム操縦や船外活動などに役割を広げた。「さまざまな有人のノウハウを学んだ」と話す若田さんは、今やロボットアームの世界的なスペシャリストだ。

 昨年7月に完成したきぼうの建設でも日本人が活躍しており、シャトル搭乗は日本の飛行士育成だけでなく、有人宇宙開発の基盤づくりにも大きく貢献した。

 有人技術の草創期を知る宇宙航空研究開発機構(JAXA)の白木邦明理事は「シャトルを足掛かりに、日本は短期間で効率的に有人技術力を蓄えることができた」と意義を語った。

【プロフィル】山崎直子

 やまざき・なおこ 1970(昭和45)年、千葉県松戸市生まれ。96年、東大大学院航空宇宙工学専攻修士課程修了。宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)に入り、エンジニアとして日本実験棟「きぼう」の開発に参加。99年、宇宙飛行士候補者に選ばれ、2001年に正式認定。06年、米スペースシャトルの搭乗運用技術者。米ヒューストンで夫、長女と3人暮らし。

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 飲酒運転で追突事故を起こし逃走したとして、山口県警山口署は29日、道路交通法違反容疑で、陸上自衛隊山口駐屯地勤務の3等陸曹安武勇人容疑者(27)=山口市上宇野令=を逮捕した。同署によると、「間違いない」と認めている。
 逮捕容疑は28日午後10時ごろ、同市維新公園の県道で、アルコールを帯びた状態で車を運転し、追突事故を起こしたにもかかわらず、警察に報告せず、逃走した疑い。同容疑者からは呼気1リットル当たり0.15ミリグラム以上のアルコールが検知された。 

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