東京都は12日、開会中の都議会に提出する子供との性行為を描いた漫画など“2次元”児童ポルノを規制する青少年健全育成条例の改正案について、都議会予算特別委員会で説明し理解を求めた。2次元児童ポルノの規制は全国初の試みで19日の総務委員会で採決される。

 改正案は、漫画やアニメ、ゲームに登場する服装などから18歳未満と想定されるキャラクターを「非実在青少年」と規定。こうしたキャラクターとの性行為を主題とする2次元児童ポルノの販売について、業界に自主規制を求めた上で、婦女暴行などの場面がある悪質な商品を「不健全図書」に指定、青少年への販売や閲覧を禁じる。

 一方、識者や漫画家などの間では、改正案に対して「行政による表現の自由の侵害」とする反発も根強くあり、12日の都議会予算特別委員会でも民主都議が改正案への反対を訴え、議会が紛糾した。

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