お金で時間を買う。
資産を貯め、その資産が生む不労所得で生活が出来る様になれば、働かなくても良くなります。
そうなると働かなければならなかった時間を自由に使う事が出来ます。
結果、お金で時間を買うのと同じ事になります。
当たり前の話ですが
もう少し具体的に言うと、例えば、年収500万円の人が、5000万円の資産を貯めて年率8%で運用すると、年間の不労所得が400万円になります。
そうすると、不労所得が労働収入を超えます
23歳から、毎月10万円を投資し、年率8%で運用し続けると、19年後の42歳には5371万円になり、年間の不労所得が439万円になります。年収が550万円の人と同水準の所得になる為、もう働かないでもいい事になります。
※リーマンショックレベルの経済ショックを加味しても、ポートフォリオのコントロールが出来れば可能だと思います。それ以上の事態は想定してません。
今ですと、65歳まで働くのが当たり前ですから、42歳で引退すれば、働かなければならなかった残りの23年間は自由になります。
つまり、23年分の労働時間と労力を、蓄えた資産と運用の時間のみで、補ってくれる訳です。
私の個人的な感覚になりますが、運用に充てる時間は多く見積もっても毎月15時間位で年率8%程度なら、手堅く維持していく事が可能かと思います。
しかも続けていくと、もう無意識でやれるようになるので、仕事とは違い、プレッシャーも、難しい人間関係も無く、淡々と続ける事ができます。
最初は感じる含み損のストレスも、長期の分散投資なので気にならなくなってきます。
逆に言えば、含み益に対しての喜びみたいなものも徐々に薄れていきます。
不労所得>支出でFire達成ですが、それでも尚、働きたければ働けばいいし、やっぱり遊びたければ遊んでもいいですし、とにかく自由に生きる事が出来ます。
19年間は長すぎると思う人は、毎月の証券口座への入金額を増やせばもっと早く5000万円達成できるかと思います。
私は年収500万円前後、貯金約500万円からスタートしましたが、8年間で5000万円達成予定です。(あと2年位です)
節約生活下でも生きていける人ならもっと早いです。
一生の内、10年間前後、集中して蓄財と運用を進めて行けば、誰でもお金と時間に困る事が無くなるかと思います。
せめて5年位でも集中すれば、ある程度の資産は貯まるので、将来のお金の不安は払拭される筈です。
仮に5年やって、1000万円しか達成しなかったとしても大丈夫です。
節約生活や、お金を増やす為のスキルや習慣は身に付いているかと思いますので、その後の人生のお金の問題に対してはいくらでもコントロールが可能になります。
年金の問題、医療費の問題、相続の問題、介護の問題。
資産を大きく蓄えてしまえば、それらの問題が問題ではなくなります。
先ほど23歳から毎月10万円を投資し、年率8%で運用と書きましたが、これが仮に65歳まで働き続けたとすると、資産が3億9430万円で年間の不労所得が、3164万円になります。
こうなってくると退職金がいくら?とか、年金がいくら?とか、介護費用がいくら?とか、全く気にならないレベルですね。
問題なのは、お金で解決できない事です。
お金を稼ぐ目途が付いた人は、自然とそれらの問題にシフトしていくかと思います。
私もまだ資産が3500万円程度ですが、お金の不安はもうありません。
なので、今年に入ってから健康や身体の強さ、教養や、コミュニケーションの事などを考える時間が増え、それらの事により多くのリソースを割くようになりました。
運動、筋トレ、読書、食事管理、仕事への向き合い方、歯の矯正等々、お金だけではなく、自分自身に時間とお金と労力を注いでいます。
将来お金持ちになった時に、不健康でアホでコミュ障では楽しく生きる事が出来ませんからね。
長期で考えればお金持ちになる事は結構簡単な事です。
資産運用をしていないなら、少額でもいいのでスタートさせた方がいいです。
資産運用は長ければ長いほど複利の力が働く為、一生やり続けた方がいいので、早い内から感覚を掴むことが大切だと思います。
最初は恐る恐る、徐々にベットする金額を増やして行き、修正しながら、自分なりの投資手法を築いていく。私はそうしてきました。
このチートとも言える手段を使わないと、いつまで経ってもお金の不安は消えないままです。
とにかく最初は入金力を上げる事が重要で、手っ取り早いのが節約です。
生活費にコストが掛かってしまっているなら見直します。
・独身なら、年収から家賃を引いた金額が今の自分にとって一番高い条件の場所に引っ越す。
都内の家賃10万円で年収400万円よりも、田舎で家賃2万円の年収300万円の方が
余るお金は20万円程上回ります。逆に車が必要な土地であればこの場合は都内の方がマシですね。バランスを考えて、余剰金が一番高い選択をするべきです。
・携帯を格安SIMに変更。
・孤独になり交際費を削る。どうしても縁を切れない友人がいる場合は事情を説明し、会う頻度を減らす。
・会社の飲み会には極力行かない。
・外食はしない。自販やコンビニは使わない。自炊、弁当、水筒が基本。
色々あるかと思いますので、とにかく出来る限りの事をして、証券口座に入金しまくる。
今、入金すればする程、将来自由に使えるお金や時間を増やす事が出来ます。
でも、未だにお金の話にネガティブなイメージを持つ人が少なくありません。
職場の人にお金の話をしても、大半の人に拒絶反応をされます。
未だにNISAを胡散臭いものだと思ってる人も多いです。
私の説明が下手なせいなのかもしれませんが。
逆に聞かれたとしても、信じてもらえないので、『両学長』や『中田のあっちゃん』だったりのお金の勉強系のYoutubeを観て下さいと伝えるようにしてます。
それらを観た上でも、実際に証券口座を開く人は半分も居ないかと思います。
せめて積み立てNISAに少額でもいいから自動積立でもした方が・・・⇒頭がよくない。お金がない。国に騙されてる。
ギャンブルに投資しているお金を少しでもいいから株へ投資していくように比率を変えてった方が・・・⇒暴落が来たらどうすんだ?怪しい。失敗しそう。
お金がお金を生んでくれる・・・⇒宗教ですか?
言っても言ってもこんなような返答で終わります。
人間関係と同様に、人を変える事は中々出来るもんでもありませんし、余計なお世話と思われるのがオチです。
最近は家族でさえも運用の話をするのを止めました。
思いっきり否定されるからです。
漫画、インベスターZで、天動説から地動説に変わった話を、『地動説派の説得によるものでは無く、天動説を信じる人達がみんな死んでこの世からいなくなったからです。つまり古い人が死なないと新しいものは生まれないって事です』と書かれていました。
ただ、まだ10代の二人の姪っ子達には気付いて欲しいので、それとなく促していくつもりです。
運用益>支出で、仕事をしてた時間を自由に使う事ができますが、他にも時間を買う方法はあるかと思います。
ベタな話ですが、乾燥機付き洗濯機、食洗器、掃除ロボットなどの時短家電で、家事の負担や時間を短縮する方法だったり
あとは所得金額に応じて、家事代行サービスの利用や、移動手段をタクシーにして、移動時間を活用して何かをするだったりですかね。
外注する金額よりも、稼ぐ金額の方が大きければ、頼んでしまう方が良かったりします。
逆に料理が好きだったり、家事をする事が自分にとっての息抜きになるのであれば、それは自分でやればいいし、車の運転が好きなのであれば、タクシーを使わず、自分の車で目的地に行けばいいと思います。
お金があれば選択肢が広がります。
好きな人と、好きな時に、好きな事を、好きなだけ出来る状態。
自分の人生を自分の力でコントロールする事が人生の幸福度に繋がる。
的な事をサイコロジーオブマネー?だったか何だかの本要約チャンネルで言ってました。
大切なのは生まれた時間で何をするのか?かと思います。
時短家電を使って、短縮できた時間で、ポテチ食いながらエンタメを観る・・じゃ、お金で不健康を買っている様なもんで、家事をこなしていた方がマシだった筈です。
仕事もそうです。定年後鬱なんてよく聞く話ですが、鬱になってしまう位なら働いていた方がいいでしょう。
私は、仕事と娯楽の比率が6:4位のメリハリが一番幸福度の高い人生を送れるんじゃないかと踏んでいます。
ここでの仕事は雇われではなく、マイビジネスの事です。
週4日は仕事と自己投資に向き合って、お金を増やしつつ、自分を磨きます。
週3日で好きな人と過ごしたり、新しい事に挑戦したり、とにかく名一杯楽しむ。
仕事で得られたものを娯楽でアウトプットし、娯楽で得られた経験を仕事にも活かしていく。
このサイクルになるようにコントロールしていきます。
上記のメリハリとは若干矛盾するような話ですが、仕事と私生活の境界線を曖昧にする事で心身の健康や仕事のパフォーマンスが向上するという研究結果が出ているそうです。
よく成功者が、仕事とプライベートの境界線が無い。的な話をしているのを聞きますが、これは恐らく、生活の全ての意志決定を自分で選択しているからだと思います。そして目の前の事に集中してるからだと思います。
雇われ労働のようなやらされている感がない。
仕事もプライベートも主体的に動き、判断する習慣がそうさせているんだと思います。
私も雇われ労働ですが、この考えを少しずつ取り入れられた事によって、仕事に行くのが嫌ではなくなりました。自分の職場は自分で回す。といった当事者意識です。
落合陽一さんが、『自分で何でもやってやろうって動くパワー。圧倒的当事者意識は超重要。』と仰っていました。
マイビジネスを立ち上げたり、自営業だったり、経営者になると、そういった主体性が培われて行くんだと思います。
雇われ労働だとしても、極力全ての事を自責で捉える為の訓練が必要ですね。あとは起こる出来事を出来る限りポジティブに捉え、感謝する習慣を身に付けていく事も大切なんじゃないかと思います。
あんまり自責で捉え過ぎても、鬱になってしまうと思いますので、バランスに注意しながらやっていきます。
傲慢にもならず、臆病にもならない
お金も、自分も、幸福度も全てが右肩上がりになります。