不動産投資本を読んで気付いた事


 不動産投資の本を読んで思ったのですが、やたらと性格のいい人が多い気がします。


 文面からなんとなく人柄の良さが読み取れる本ばかりでした。

 不動産投資で成功された方の話だからかも分かりませんが。(うまくいってなければ本の出版には至らないと思いますし。)


 そこには自身の失敗談も、苦労話も、沢山書かれていて、それも踏まえた上で、どの著者も不動産投資はやった方が良いし、これからも続けていく旨が記されています。

 まだ7冊しか読んでませんが・・・ 


 短期的な売却益(キャピタルゲイン)狙っている投資家はどうか分かりませんが、家賃収入(インカムゲイン)を長期で得ようと考えているオーナーさんは、経営に携われば携わる程、ニーズを把握する能力に長けていく。


 まだ始めてもいない自分が偉そうに言える立場ではないですが、小規模からスタートし、主体的に経営にフルコミットしているオーナーさんは、特に人間性が養われていくんだと思います。 


 人から求められる物件を提供する為に、あの手この手で工夫を凝らす。


 客付けが済んだとしても、水漏れや、備え付けの家電製品の故障などのイレギュラー、御近所問題、ゴミ捨てのルールが守られていなかったりと、様々な問題が生じるかと思います。

その都度、入居者に満足のいく問題解決を講じなければ、退去のリスクが大きくなります。


 入居者にどのような要望があり、それを汲んで期待に応える。 


この繰り返しで、人の気持ちを自然と考える習慣が身に付くんだと思います。 


 売り手よし、買い手よし、世間よし 


 近江商人の三方よしの考えがあります。売り手と買い手がお互いにwinwinで且つ社会貢献が出来ている状態。

 この状態が確立されてこそ、商売はうまくいきます。 


 自分に利益をもたらしつつ、他人にも価値の提供ができる上に、社会貢献が出来ている状態が続く訳ですから、自然と自分のやっている事に自信を持てる様になり、自己肯定感は上がり、承認欲求も満たされ、幸福な状態が続くんだと思います。


 多くの人が雇われ労働で収入を得ている状態かと思います。 

仕事に志を持って取り組んでいる人も一定数いるのかもしれません。 

しかし、『給料の為に仕方なく会社に捉われている状態』の人も多いのではないでしょうか?


 これは業務上与えられた役割を受け身の姿勢で、取り組んでいる状態です。 

 私も、株式投資で不労所得を得られるようになるまでは、受け身の姿勢で仕事に取り組んでおりました。『早く週末にならないかな』と毎日思い、仕事に行くのが苦痛で仕方がありませんでした。


 しかし、不動産経営はオーナーが自分である為、自身の振る舞いが利益に直結します。 


 主体的に取り組まざるを得ない。 


 これによって人間性みたいなものも磨かれていくんだと思います。 


 不動産投資を始めて、退場する人はあまりいないという話を良く聞きます。


 恐らく上記のような理由から、不動産経営が、幸福度に繋がる為、退場する人が居ないのではないかと思います。


 まだ知らない事だらけですが、恐らく数年後、「もっと早く始めておけば良かった」と言っていると思います。 


 株式投資も長期でやっている人に話を聞くと必ずと言っていい程「もっと早く始めておけば良かった」と言います。

 私も39歳から株を始めましたが、同じ様に後悔していました。

 最近は逆に「39歳から株式投資を始められて良かった~。」とポジティブに捉えていますが。

 ※長期投資が前提の考えです。


 ウォーレン・バフェットも「若いうちから投資に携わる事を強く勧める」と言っています。 


 これが真理だと思います。 


 不動産投資も口だけで終わらないように、ある程度知識を蓄えたら、行動に移していきます。


 あと、仕事に行くのが嫌だった私が、最近は嫌じゃなくなった理由ですが株式投資で資産がある程度増え、お金の心配がなくなった⇒お金だけでなく、健康に気を遣うようになった⇒睡眠・食事・運動などのライフスタイルに気を遣うようになった⇒身体が健康的になり、日中の活力が増えた事で、精神状態も良好になった⇒将来人生をもっと楽しむ為に自己成長に重きを置くようになった⇒『給料』が目的だった仕事が、『自己成長の場』として捉えられるようになり、ついでに給料が貰えると思えるようになった⇒『仕事=ありがたい事』といった流れで、仕事に行くのが嫌ではなくなりました。


 しんどい作業も、資料作成やプレゼンも、上司から怒られる事も『全ては自分の為』と思える様になった事で楽しく仕事させて頂いてます。


 尚且つ給料まで貰えるなんて!

 と、一石十鳥位の感覚で仕事に行くようになりました。


 毎日が感謝で埋め尽くされ、ポジティブになりました。 


 そして、不動産投資の事を休みの日に考える様になり、仕事と休みの境界線が徐々に無くなりつつあります。 


このまま不動産投資を真剣にやればやる程、今まで待ちわびていた休日が逆転し


仕事=息抜きになるかもしれません。 

『あ~早く休日にならないかな~』と思っていたブルーマンデー症候群が、『あ~早く仕事に行きたいな~』というリフレッシュマンデー症候群に変わる。 


 なんて 

 すいません 


 今仕事が辛い人は、仕事を給料の為から、自分の成長の為、と捉えると楽になるかもしれません。


 仕事でクタクタになって帰った後に食べる御飯がウマくて仕方ない。