チョコの花より美男ですね -25ページ目

チョコの花より美男ですね

美男ですね、花より男子、成均館スキャンダルの二次小説、スイーツなど、日々のささやかな幸せについて

お久しぶりですクマ  

徐々に暖かくなってきましたねぇ!皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私はお仕事が忙しくて大変だったのはあるのですが…

完全に恋に落ちてしまっていたのです…もうメロメロなのですハート

その方は…今更という感じもありますが…
韓国版「花より男子」の、キム・ヒョンジュンさんが演じるユン・ジフ先輩ですハート 原作の花沢類ですハート 

今まで見る機会がなくて、たまたま手に取ってみたら…

原作では当然のように道明寺が好きで、日本の本家ドラマでも迷うことなく道明寺だったのに…
それなのにジフ先輩が好きで好きでたまらなくなってしまったのですハート 

どうか少しの間だけ、私の愛おしいジフ先輩のお話におつき合い下さいませハート 

今回も、やきもき期間の2人ですハート

そして…
またチョコチョコ詐欺(アメリさんから命名して頂きましたハート   )をはたらかせて下さい。その詐欺内容とは…

「美男ですね」のお話と並行して、「花より男子」のお話も書きたいと思っております。なので、進むのがとても遅くなってしまうと思うのです。すみませんくま

それでも、どうしてもどうしても、この手でジフ先輩を幸せにしてあげたいですハート

つい最近、ONE  DIREDTION のハリーに現をぬかしていたというのに…いや、まだまだ大好きではあるのですが…

でももうこの気持ちを止めることはできないのですー  ハート 

「美男ですね」も絶対に完結させますから、興味のある方は私と一緒にジフ先輩の笑顔を妄想しませんか??

─────

「むにゃむにゃ…ジフ先輩…。」

ん!?ジフ先輩??
そいつは一体誰なんだ?

今まさに眠りにつこうとしていたテギョンの耳に、ミナムの寝言が飛び込んできた。

せっかく眠れそうだったのに、どうしてだか一気に目が冴えてしまい、ちらっと横目でミナムを見てみると、いつもよりも心なしか幸せそうに見える。

急に痛み出した胸を軽く叩きながら、ミナムの交友関係を考えてみる。

俺様、兄のミナムに、院長様、シヌにジェルミにマ室長、ユ・ヘイ、スタイリストのワン。他にいたか?
あっ!薬剤師の…なんといったか…そうそう、キム・ドンジュン、ドンジュンではないか…。

俺はコ・ミナムのことを何も知らないんだな。

良く考えてみれば、こいつに好きな人がいたって何ら俺には関係ない。もしかしたら過去に恋人がいたかもしれない。恋人じゃないにしても、好きな人くらいはいたであろう。

そんな考えに辿り着いたテギョンは、更に痛みを増した胸をさすり、ぎゅっと目を閉じて眠りにつく努力を始めたが、やはりというべきか、ちっとも眠気はおそってこない。頭の中はジフ先輩でもちきりである。

そう言えば、あのPVの撮影の時も、あんまり知り合いとかいないし…って言っていたはずだから、修道院か学校関係しか考えられないな、後は兄ミナムの繋がりか。

兄がどんな奴なのか、あいつを見ていれば分かりそうなものだか、もしかしたらあいつとは真逆で悪者かもしれない。そうなるとミナムは騙されていたことになるな…。

テギョンの妄想の中で、徐々に姿を現しだすジフ先輩。

騙されていたとしてもあいつのことだ、全く気がついていないのだろうな。だから今もあんなに幸せそうな顔をしているだ。

そんな訳の分からない妄想を勝手に続けているうちに、一睡もできないまま朝を迎えてしまった。

ピピピ ピピピ ピピピ

ううーんと大きく伸びをして、アラームと共に起き上がったミナムとばっちり目が合ってしまったテギョンは、気まずそうに視線をそらすと、ぼそっと小さな声でたずねる。

「昨夜はよく眠れたか?」

「え?おはようございます!あの…どういう意味でしょうか?」

「いや、別に…何でもない!」

テギョンは思わず声を荒げてしまい、気まずそうに部屋から出ていってしまった。

「テギョンさん…。」

私また何か事故を起こしたのかな?もしかしていびき?歯ぎしり??それとも何か他に???

考えてみるものの、昨夜眠る前のテギョンはいたって普通だったように思う。となると、眠っている時の自分が何かしでかした以外考えられない。しかし眠っているので、さっぱり分からないミナム。

考えても仕方ないのかも…。そもそもが嫌われているのだから…。

ミナムはしゅんとした気持ちを隠すように苦笑いを浮かべると、身支度を整え始めた。

それにしても…昨夜見た夢は幸せだったなぁ。
私の大好きなジフ先輩がとうとうジャンディと幸せになったんだよねー!それで結婚式にまで招待してもらえちゃって!!
ちょっとク・ジュンピョがかわいそうだったけど…。あー、でもまだまだ続きが見たかったなぁ。

自然に笑顔になるミナム。

私がどう足掻いたってテギョンさんに見つめてもらえるようにはならないんだから、せめてジフ先輩だけでも幸せになって欲しいなぁ。

リビングに下りると、不機嫌そうに自分から顔をそむけるテギョンが目に入る。

…やっぱり何かしでかしたんだ…。

いつもなら朝ご飯を作るミジャを手伝うミナムであったが、そんな気分にもなれず、TVの前のソファに腰を下ろし、DVDを再生した。
そう、大好きなジフ先輩を見るために。

芸能界に疎過ぎるミナムは、マ室長から大量のDVDを渡されており、最近見始めた「花より男子」の魅力にすっかりとりつかれているのだ。
普段ならシヌやジェルミと一緒にわいわい言いながら見るのであるが、途中からジフ先輩に夢中になってしまったミナムは、今回ばかりはこそこそと1人で何度も繰り返しで見ていたのであった。

わー!このオープニングのあくびしながら登場する眠そうなジフ先輩大好きー!!
マカオの時のジフ先輩は本当に楽しそうだったなぁ!そして帰ってきてから髪を切るんだよねー!物凄い美しいの!私ってテギョンさんと言い、ジフ先輩といい面食いなのかな??
そうそう、ジャンディの卒業パーティで知らない女の人が近くで何か言うと、物凄い嫌な顔をして無視するんですよねー!そんなとこがたまらなく…たまらなくテギョンさんみたいで。ハープを弾く凄い嫌な女性なんか完全に無視だったし!テギョンさんだったら、もしかしたら仕返ししているかもしれませんね。うふふ。最終話でお医者さんの白衣もまた似合過ぎなんです!テギョンさんにも今度着てみて欲しいなぁ。

ぽーっとTV画面を食い入るように見つめるミナム。そんなミナムを遠くからちらちら見るテギョン。TV画面などは全く見えていないので、ミナムの顔を赤くさせているのが妄想の中で完成されたジフ先輩だと思うと、また鋭い痛みが胸をさす。

いや、確かに顔を赤くしているのはジフ先輩を想ってのことなのであるが。

そんなもやもやした気持ちを抱えたテギョンとミナムは、メンバーと共にTV収録の為にスタジオへと移動した。

今日は歌番組で、男性アイドル特集である。

撮影を見ながら、ぼんやりと出番を待っていると
「よろしくお願い致します。」
丁寧に頭を下げ、きれいな笑顔で握手を求めてきたのは、ジフ先輩…いや、キム・ヒョンジュンさんであった。

「え!?」
目を丸くして顔を真っ赤にして固まるミナム。
そう、ミナムは誰が誰だか分かりもしないため、出演者をロクに見てもいなかったので、その衝撃たるや頭が宇宙に吹っ飛んでしまったようである。

「ん?」
おかしそうに目を細めて笑うジフ先輩。

「ジフ先輩ー!!!!!」
まだ宇宙から頭が戻ってきていなかったミナムは、知らず知らずのうちに心の声をで叫んでしまっていた。

困ったように目をくるっとするジフ先輩。完全にジフ先輩そのものである。

ジフ先輩??

ミナムの大声に慌てて駆けよるテギョン。

真っ赤な顔で固まったままぴくりとも動かないミナムの前には、何度も共演したことのあるキム・ヒョンジュンさん。

あぁ…。なるほどね。

深く頭を下げ挨拶をする。

「おはようございます。」

「…おはようございます。ミナムさんは元気がいいんですね。」
戸惑ったような苦笑を浮かべると、ゆっくりと控室に戻るキム・ヒョンジュンさん。

そりゃそうだよな…。
男からジフ先輩だなんて言われたら気味が悪いよな。

くくくっと、喉の奥で笑いをこらえながら、ミナムに向き合う。

「コ・ミナム!」

「はいー!!」

テギョンに急に名前を呼ばれて我に返るミナム。そんなミナムをじろりとにらむと、
「お前の昨夜の夢はキム・ヒョンジュンさんのジフ先輩か?」
一瞬で理解はしたのであるが、念の為にと聞いてみる。

「どどどどうしてそんなことまで分かるのですか????」

驚き過ぎて口を大きく開けたままの間抜けな顔のミナムを見ていると、胸の痛みがさっと取れて、一睡もしていないというのに清々しい気分になっていくのを感じるテギョン。

いや安心するにはまだ早いんではないか?
ジフ先輩は存在しないが、演じていたキム・ヒョンジュンさんとはこれからも度々会ってしまうではないか。こいつだって男みたいだとは言え、生物学上は女。いつどうなってもおかしくはない…。

いやいやいや、こんな奴どうなってもいいし、そもそもがキム・ヒョンジュンさんから相手にされるわけもない!あんなイケメンからしたら虫けらも同然のはず。

ここまで考えて、はっとするテギョン。

こんな豚ウサギのことなどどうでもいいはずなのに…。

目の前で、まだ驚きに目をぱちぱちさせているミナムを無視して、自分もまた出番まで控室に向かおうとしたが、またキム・ヒョンジュンさんに出会ってしまうのではないかと思うと、胸がちくりと痛んだので、ミナムの腕をぐいっと引っ張った。

「邪魔になるから戻るぞ。」

「はい…。」

ミナムがジフ先輩にテギョンを少し重ねていることを知らないテギョンと、テギョンがミナムの言動に一喜一憂しているだなんて夢にも思わないミナムであった。




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読んで下さってありがとうございましたお星様
本当に本当にジフ先輩が大好きで、「花より男子」のDVDを買おうと思うのですが、どれが一番お勧めか、もしどなたか分かる方がいらっしゃったら教えて下さいハート 毎日ジフ先輩だけを眺めていたいですハート
でもテギョンだけは永遠にラブなので、安心して下さいねハート
病院に到着しても、手をにぎりしめ、全くミニョの傍を全く離れないテギョン。

「体温を計りたいし、点滴もしたいんですがね。」

さすがの女医も少しいらっとして腕組みをしている。

「あっ、すみません…。」
赤い顔をしてうつむくテギョン。

「いいわよ別に。ちょっと椅子を移動させてくれるだけでいいから。」
「…はい…。」

「それにしても。貴方はこのお嬢さんのことがとても大切なのね。」
くすっと笑うと、すやすやと寝息を立てるミニョの腕にちくっと点滴の針を刺す。

無言で更に赤い顔をして頷くテギョン。

「ふふふ、羨ましいわね。」
「いえ…。私なんかに好かれてこいつは迷惑かもしれません。」
「あらあら、自信家に見えるのに、そうでもないのかしら?」
「…そうか、そう見えるんですね。」
「そうねぇ。見た目もかっこいいし態度も大きいじゃない?だから当然そうだと思うわよ。」
「…。今まではそうだったかもしれません。」
「今までは?」
「はい…。こいつに出会ってからは自信家とは程遠いかもしれませんね。」
「まぁ!凄い愛の告白ね。」
「愛の告白?」
「そうよー!好きで好きでたまらないって言ってるようなものじゃない!」
「え?そうなんですか?」
「無自覚…。そこがまた女性を虜にする要因なのかしらね。」
「…。」
「あれからね、家のお父さんが調べたのよ、貴方たちのこと。だってあんまりかわいい男の子たちばっかりだったから、これは芸能人に違いないってね。」
「はぁ。」
「ちょっと検索してみたら出てくる出てくる色々な情報が!この子はメンバーの妹さんで貴方の恋人なのね!空港での映像も見たわよー!ちょっと泣いちゃったわー!」
「………。」
「いやだ!ごめんなさいね!ミーハーって訳じゃないんだけど、どうも貴方のことは気になってね。」
「気になる?」
「そりゃそうよー!こんなに体調悪い彼女を寒空の下どうして外に出していたのかしら、とか、あそこまで悪くなるまでどうしてほっといたのかって、悪いイメージしかないはずなのに、少し話すと全然違うんだもの!それに何よりかっこいいわ!!」
「…すみません…。」
「別に責めているわけではないの。でも無理はさせないでって言ったわよね?」
「はい。本当にすみません。」
「でももう分かっているとは思うけれど、2、3日は入院してもらうからね。」
「はい。すみません…。よろしくお願いします。」
「ふふ、これで安心ね。貴方はどうする?今日はここに泊まる?」
「いいんですか?」
「どうせ帰れないでしょうし、隣のベッドで休むといいわ。何かあったらそこのボタンで呼んでちょうだいね。」

そう言うと、女医はひらひらと手を振って病室から出て行った。

テギョンは立ち上がり深く頭を下げた。

ミニョが良く眠れるように、病室の電気を消すと、窓際に眠るミニョの顔が、月明かりに照らされて青白く輝いている。

自分の目にでさえ映るミニョはとても美しくて、他の夜盲症ではない健康な男性がこの姿を見てどのように感じるのかと、、妙な嫉妬心が芽生える。

足元が見えなくてよたよたしながら、ミニョのベッドまで歩く。
月明かりを邪魔しないように、廊下側のベッド横に腰を下ろす。

すやすやと眠るミニョをまじまじと見てみると、特に美しい顔の造りではないように思う。それなのにこんなにも美しく思えてしまうのは、恋しているからなのか、自分がこのような顔の女性がタイプだからなのか。
よく分からないが、もし恋だとしたらいつか覚めてしまう時が来るのか考えてみても、それはないと断言できるし、同じような顔の女性が自分に近づいてきたところで嬉しくもなんともない。

要するに、コ・ミニョが大好きなのだろう。

ベッドの中にそっと手をしのばせて、ミニョの手を探す。

冷たいシーツの中で自分の手にぶつかる温かくて柔らかな小さな物体を両手で優しく包み込む。

もしこのようなことを自分以外の他の男性がしようものなら、殴り倒してしまうかもしれない。
そんな変な考えが頭を過ぎり、一人で苦笑いをこぼした。

これから俺は強くならないといけないのかもしれない。

ミニョと結婚できた先にあるのは、日常のごくありふれた生活。
その中にはいくつもの困難やすれ違い、嫉妬など、自分自身との戦いが待っているのだ。

チソンのことなどは、分かりやすい事件であって、もしかしたら日常にひそむ落とし穴の方が分かりにくくで難しいものかもしれない。

自分の手の中にある小さな物体が少し動いた。

それがミニョの手であることをもう一度確認してから、テギョンはまた深い妄想の世界へと誘われていったのであった。





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読んで下さってありがとうございますお星様
幸せなシーンを書く書く詐欺みたいになってしまってすみません♥akn♥
どうしてもそんな感じにならなくて…
その内…と思ってもらえたら嬉しいです…♥akn♥

手をつないで夜道を歩く。

ただそれだけのことなのに、テギョンは胸がいっぱいだ。

思い返してみれば、ミニョが帰国してからというもの、色々あり過ぎて自分の気持ちが追いつかないこともあった。
何より、このささやかな温もりさえ感じることができていなかったことが、もしかしたら自分をおかしくさせていたのかもしれない。

どうしてこの小さな小さな手を放そうだなんて思うことができたのか。

テギョンは自分の手の中にあるミニョの手を、もう一度ぎゅっとにぎりなおした。

あれ?ミニョの手が熱い??

慌ててミニョを見ると、自分に引きずられるようにして歩いているではないか!

「おい!コ・ミナム!大丈夫か!!」

「コ・ミニョです…」

ふふっと力なく微笑むと、そのままぐらりとテギョンに倒れ込んできた。

「おい!おい!!おーい!」

テギョンは全身の血の気が引いて震える手でスプーンおばさんのような女医に電話をする。

俺はどうしてこんなにも馬鹿なんだ!!
ミニョは体調が悪くて倒れていたではないか!それなのに色々引っ張り回した挙句、この寒空の下を歩かせていただなんて…。

「…どうして…どうしてきついって、歩くのが嫌だって言わなかったんだ!」

涙声でミニョに問いかけると、
「だって…。テギョンさんと手をつないで歩けるのが嬉しくて嬉しくて…。胸がいっぱいだったから…。」
さっきまで自分が思っていたことと全く同じことをミニョが言うものだから、テギョンはますます涙が止まらなくなってしまった。

「すまない…。」
「どうしてテギョンさんが謝るんですか?私が悪いのに…。」
「いや、俺が悪いに決まっている!こんなに無理をさせて…。」
「そんな!そんなことありません!私が…。」
「俺なんだ!俺が悪いんだ!!」

「あのーー!」

しゃがみ込んでいた二人が、はっと我に返って見上げると、でっぷりとしたスプーンおばさんが呆れたように微笑んでいた。

「いちゃつくのは構いませんが、とにかく車に乗ってくれませんかね!」

見ると、お父さん先生が運転席から手を振っている。

瞬時に真っ赤になる二人。

テギョンは慌ててミニョを抱き起こすと、そのままお姫様抱っこで車まで運んだ。

「夜分遅くすみません。私が無理をさせてしまったせいで、急にミニョが倒れてしまったものですから…。」
こんな夜に連れ回している自分が一番悪いと自覚しているテギョンは、歯切れ悪く口ごもると、深く頭を下げた。

「いいからいいから。とにかく家の病院に運ぶからね。」

「はい。お願いします。」

女医も、テギョンをまた叱ろうかとも思ったのだが、顔色を失くして小刻みに震えているテギョンを見てしまうと、逆に心配になってしまう。

私もやっぱり面食いなのかしらねぇ。

女医は車の中でもミニョを片時も放さな美青年の横顔を見て、そっと笑みをこぼすのであった。




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読んで下さってありがとうございますお星様
次は限定記事にしようと思っていたのですが、良く考えてみたら、ミニョ物凄い具合悪いのに…って気が付いてしまいまして…くま
でも次は少しは幸せなシーンが書けるのではないかと妄想しております♪