
昨日観た「マザーウォーター」とてもいい映画だった。
春近い京都、鴨川での物語。
静寂の中の、音。
水の音、鴨川のせせらぎ、花壇に水をやる音、
豆腐を掬う音、流しの水の音、
水割りをかきまぜる音。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて
久しくとどまることなし。
歩く静物、もたいまさこ。
今回は、かなり喋っていた。
ただ、それ以外は食ってるか飲んでるか、歩いていた。
人々をつなげる椅子。
スナックのガタが来た椅子、
座ると眠気を誘う鴨川岸の椅子、
豆腐屋を即席食堂にしてしまう椅子。
時はどんどんと流れていく、
立ち止まることなく。
まさしく川の流れのように、元の水には帰らない。
だから、今を生きる。
難しいことは考えずに、シンプルに生きる。
旅人のように・・・
生きる。