「感情を動機にして行動しない」ということ | ホンネ経営のススメ~仕事と家庭の両立~

ホンネ経営のススメ~仕事と家庭の両立~

心の奥のホンネに気づき、ホンネをカタチに仕事を創ることで、家族を大切にしながら、心から幸せに充実して満たされる経営。それがホンネ経営です。

ここ最近は、どんどんと気づきが深まっているので、どんどんシェアしていきたいと思う。

 

今日のお話は

 

「感情を動機として行動しない」

 

ということなんです。

 

ホンネ哲学においては、「感情」というのはエゴの一種に考えています。

 

で、「感情がある」のは人間として当然のことなんですが、それに

 

「支配される」

 

とちょっともったいないんじゃないの?

 

と考えるわけです。

 

「支配される」というのが、どういうことかというと、

 

「感情で動いてしまう」

 

ということです。

 

つまり

 

「不安だから、不安を解消する”ために”行動する」

 

「焦りがあって、焦りをなくす”ために”行動する」。

 

 

こういう行動様式を、「感情に支配される」と言っているわけです。

 

こうなってしまうと、日々「右往左往」です。

 

怒りがある。

 

その怒りを解消するために「ストレス発散」をする。

 

不安がある。

 

その不安を解消するために「学び」をする。

 

 

それは「ホンネ」ではないのです。

 

そして、その行動様式は「悩みスパイラル」への入り口なのです。

 

 

たとえば「お金の不安」があるとします。

 

その不安をなくす”ために”、ビジネスを頑張る。

 

そして、すこしお金が手に入ったとします。

 

 

けれども、今度は

 

「いま持っているお金がなくなったらどうしよう」

 

という不安に変わるわけです。

 

そして面白いことに、たとえば不労所得なんかで「お金の不安」がなくなると、

 

今度は

 

「からだの心配」や「子どもの心配」「親の心配」

 

などが出てくるわけです。

 

 

つまり「不安」のエネルギーを「状況」でごまかしたとて、

 

その「エネルギー」自体はなくなっていないので、どこかで噴出してくるのです。

 

 

では、そうならないためにどうするかといえば、

 

「不安を直視する」

 

ことしかないわけです。

 

 

そして、「その不安は幻想である」ということを「からだで」覚えるしかないのです。

 

 

これは自転車に乗れるようになるということに似ています。

 

はじめは「補助輪つき」で乗りますね。

 

そこから、だんだんと補助輪を外します。

 

 

そのとき、補助輪を外す前から

 

「本当に補助輪なしで乗れるだろうか?」

 

「補助輪がなくなって転んでしまったらどうなるだろう?」

 

「骨折などしたら、保育園に行けなくなるのでは?」

 

「そうしたら、みんなに置いてけぼりにされるのでは?」

 

などと子供が考えていたら、笑ってしまいます。

 

 

「いいから、つべこべ言わずに練習しろよ」

 

と言ってしまいますよね(笑)

 

そして、やってみれば

 

「ああ、カンタンに乗れた」

 

ということになるわけです。

 

転ぶこともありますが、それは転んだ時に考えればいいのです。

 

 

だから、「不安は幻想である」という思想、哲学を練習するのです。

 

「不安は幻想である」という前提で行動してみるのです。

 

たとい不安があったとしても

 

「これが幻想だったとしたら?」

 

という行動様式を選択してみるのです。

 

 

そしたら「ああ、やっぱり幻想だった」という結果を得、仮説が証明されるのです。

 

そこに「真の安心」「大安心」があります。

 

状況に左右されない「安心」です。

 

ホンネ哲学では、それを求めているのです。

 

だからこそ「感情を動機に行動しない」ことを推奨しているのです。

 

 

不安が幻想であるなら、もちろん「怒り」も幻想です。

 

不安は未来の幻想、怒りは過去の幻想です。

 

 

怒りを解消しようとして行動すると、「怒り」を放出、発信することになります。

 

するとやはり「怒り」が返ってきて、増幅してしまうのですね。

 

怒りをぶちまけると一瞬はスッキリするのですが、それは「一時の解消」です。

 

 

ホンネ哲学では、この「一時の解消」を求めないのです。

 

「自信がないから褒めてもらう」

 

というのは、「一時の解消」ですね。

 

 

こういうことを求めない。

 

これは「悩みスパイラル」の行動様式です。

 

「自信がない」という感情を「なんとかしようとする」。

 

それが、悩みのアリジゴクのはじまりです。

 

 

感情というのは、映画みたいなものです。

 

たしかにそこに「ある」。

 

けれども、ファンタジーなのです。

 

 

映画の中で、主人公が殺されそうになったときに、スクリーンに近づいて助けに行く人はいませんね?(笑)

 

映画のなかでどれだけピンチになったとしても、それはエンタメなのです。

 

 

それと同様に、感情というのはエンタメなのです。

 

だから「楽しむ」「味わう」ことがあっても、「本気」で向き合うものではない。

 

「楽しんだら、それで終わり」です。

 

 

すると、身心が「フラット」になるのです。

 

そして「フラットな身心」から、「ふらっと」ホンネがやってくるのです。

 

 

ホンネには、そういう身軽さ、気軽さ、気楽さがあります。

 

「やってもやらなくてもいいけど、なんかできちゃいそう」

 

そういう「確信」があるのです。

 

「どうせ、なんとかなりそう」

 

「どうせ、できちゃいそう」

 

「どうせ、うまくいきそう」

 

だからこそ、困難を楽しめるわけです。

 

そこに人生の主人公になる面白さがありますね。

 

というわけでよかったら

 

「感情に支配されない」
「感情を動機として行動しない」

「感情を愉しみ、フラットにする」

「そのあとに、ふらっと出てくるホンネを動機として行動する」

 

という行動様式を選択してみてください。

 

今とは違う世界が見えてきますよ(^^♪

 

 

無料小冊子「ホンネ経営のススメ」

今ならLINE登録で「動画セミナー」プレゼント!

 

YouTube大学なら動画で学べます!

 

仲間ができるオンラインサロン「起業女子ラボ」

 

個別の継続コンサルはコチラから