「お金のブロックを外したい」
「お金のブロックがあるんですよね」
「お金のブロックがあるから稼げなくて…」
結構よく聞く話なんですが、ぼくのフォロワーさんには、こんな話は信じてほしくないと思っているのです。
「お金のブロック」
なんて幻想でしかない。
一時期、
「お金のブロックを外しましょう」
的なのが流行ったけれどもね、それこそ「ビジネス」というやつで。
「お金」のことを匂わせると、人が集まるからね。
それでキャッチコピー的に使っていただけです。
ただね、
「お金のブロック」
を外せんことはないのですよ。
まぁ、外すというか、新たに洗脳するだけなんですが。
そうすると、商品を高額にしたりするわけ。
で、何なら１，２本売れちゃったりするわけ。
そして「お金のブロックを外して稼ぎました！」
みたいに喧伝されるわけ。
でもさ、「その後どうなったのよ？」って話って聞かないのよね。
そしたら、やっぱり無理に
「お金のブロックを外した」
がために、おかしくなっていく人をたくさん見た。
病んでいくのよね。
もしくは、年商3000万円とか稼いで、翌年ほぼ稼げないとかね。
まぁ、ロクなことがない。
人がどんどん離れていったりね。
そういうのを何年も見てきて、俺は思うんだよ。
「ああ、無理にお金のブロックなんて外しても意味ないな」
ってね。
「むしろ害悪だ」と。
「お金のブロック」というのは、いわばブレーキなんだよね。
何かしら意味があって、ブレーキをかけている。
そりゃブレーキを外せばガンガン進むでしょうよ。
でもね、ブレーキのない車ほど危ないものはないよ。
だから、やるにしても、
「徐々に外していく」
方が安定感があるんだよね。
身体と同じで、お金にも「ホメオスタシス」があるからさ。
急にやると、リバウンドする。
だから俺はいつも「ジワジワ」って言ってるわけ。
だからコンサルにも時間かけるの。
ホンネ経営では、
「ビジネスが永続する」
ことに価値を置いている。
そして
「あなたらしい価値観を満たしながら、充実して、あなたらしく稼ぐ」
がコンセプトになっている。
人間ね、「器」以上のお金は持てないから。
まぁ、言うても俺もそういう経験をしたわけよ。
ぶっちゃけ、調子に乗ってた時期あったから。
そのとき、こっぴどい失敗をしたね。
そういうのを乗り越えて、10年以上やってきて、今があるわけ。
あとは、知り合いなんかを見ていても、やっぱり
「お金のブロック」
を急に外してもロクなことはない。
長く続ければ続けるほど、ふつうに「実力」で評価されるの。
だから、地道に「力」をつけていけばいいの。
無理しなくていいよ。
「自信」以上の価格つけなくていいよ。
そんなんね、一生懸命やってきて、お客さんの満足度や結果を見ていれば、
「さすがにこれくらいいただいても大丈夫だろう」
って自然に思えるようになるよ。
安すぎると、お客さんが
「これ、安すぎない？」
って言ってくれるから。
そしたら、無理にお金のブロック外さなくても、そこが値上げのタイミングだよ。
そうやって「コツコツ」やっていく。
それに尽きるものはない。
ホンネ経営では、逆転ホームランは狙わない。
ヒットを量産して、地味に得点を稼いでいくんだ。
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