「からだの軸」がブレてくると、ぼくらは不思議な欲求を持つ。
まるで、からだが疲れているときほど、からだが悪いものが食べたくなるように。
そんな「おかしな欲求」の代表格が
「有名になりたい」
だ。
この「有名」というやつは、アタマの価値観のなかでも、かなりメジャーなものなんだよね。
「名が知られている」
ハラからすれば、「だから何?」って話なんだけど、アタマにとっては大事な話。
だから、ハラが抜けている「腑抜け」状態だと、ついつい「有名」に手を伸ばしてしまう。
「有名だから良い」と思うだけならまだしも、「有名になりたい」という欲求が出る。
またブログ集客の勘違いのなかでも「有名」は、なかなか鬼門になっていて。
「もうすこし有名にさえなれば」
「アクセスが増えれば、問い合わせも増えるのに」
「有名じゃないから値上げできない」
など、変な思い込みに縛られてしまう。
ここではっきり断言しておきましょう。
集客するのに「有名であるかどうか」というのは、ほとんど関係がない。
ほんとうは「まったく」と言いたいけれども、たとえば「芸能人モデル」でビジネスをするなら、やはり「知名度」というのが必要だったりするんですね。
けれども、ほとんどの場合「知名度」というのは、あまり関係がないのです。
じゃぁ、「有名になること」を求めないのだったら、どの方向で攻めていけばいいのかということですが、それが
「役割を知る」
ことなのです。
それは極論すれば「じぶんとは何者なのか」を知ることです。
もうすこし具体的に言えば、「じぶんが何が得意で」「じぶんが何が好きで」「誰に」「どのように貢献できるのか」それを知るということです。
「知る」というのは「言語化」することです。
「なんとなく、こんな役割~」と説明するのに3分もかかったら、伝わらない。
うまく伝えられないのなら、「知らない」のと同じなのです。
たとえば僕であれば
「言語化が苦手な個人事業主のサポートをする人」
と3秒で表現できます。
それが
「ツライ人に、こころとカラダが楽になることを提供する人」
とかだと、何が何だか分からないのですね。
これは「じぶんの役割を気づいてないから表現できない」ということなんです。
つまり「自分で分かっていない」から伝わらないのです。
「役割を知る」というのは
「誰にとってどんな価値があるのか」
を考えることです。
ぜひ、じっくり考えてみてくださいね♪
このワークに沿って回答していくと、自然と「役割」に気づくことができます。