「奪うビジネス」と「与えるビジネス」の違いとは?~満たされてから始めよう~ | ホンネ経営のススメ~仕事と家庭の両立~

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●「奪うビジネス」と「与えるビジネス」の違いとは?~満たされてから始めよう~


こんにちは、おぜっきーです。


今日は「満たされないままビジネスを始めてしまい、お金を奪う発想しか出てこない人」に向けて記事を書いてみますね。


「満たされていない」人がするのは「奪う」ということです。


「満たされていない人」は、とにかくなんでもかんでも奪いたがる。



エネルギーを奪おうとする。


お金を奪おうとする。


時間を奪おうとする。



満たされていないから当たり前です。


すべての目的が「自分を満たすこと」になっている。



そういう人は、自分を満たすために与える。

何かお返しが戻ってこないかと期待して、与える。

引き寄せるために、与える。



そのブレが与える違和感・不自然な感じはハンパない。


ブログを書いても、HPを作っても、そこかしこ「違和感」だらけになってしまう。


嘘くさい。


だから人が集まらない。



いっぽう、満たされている人がするビジネスは、「与える」ことが一貫している。


「与える」という行為じたいが、すでに喜びになっている。


「与えて貢献する」というスタイルがブレない。



だから人もお金も集まる。



それは、ビジネスという名前をつけて似たような活動をしていても、実際にはまったく対極の活動をしているのです。



だから「幸せ度」の体感がぜんぜん違う。



そしていま「幸せ」を体感している人はさらに幸せに、いま「幸せ」が分からない人は、さらにわからなくなっていくのです。





だから、すべてのスタートに「満たされる」ということがある。


満たされるために始めるのではなく、満たされてからはじめれば、間違いがない。


満たされている人ほど、ブレにくい。



満たされていないと、目の前のエサにつられてフラフラしてしまうのです。




だから、満たされればいい。


でもそれができなくて、苦しんでいる人は多い。


どこか不全感、不足感、欠乏感、飢餓感が抜けない。





じゃぁ、一体どうすればいいのか。



それは「愛されてきたことを思い出す」というのが有効です。



面白いことにぼくらは、「こういうふうに愛されたい」という変な願望を持っています。


だいたい誰でも「愛され方にケチをつける」んですね。


これはエゴのなせるわざです。



誰でもエゴはあるし、それでいいんですが、エゴが強くなりすぎると、いま、ここにあるものが見えなくなるのです。



たとえば「もっと褒められたい!」と渇望している人でも、実は褒められているのです。



「もっとお金がほしい」と願う人も、実は、「いま、ここにいたるまでのお金」は足りていたから、「いま、ここ」にいるのです。



「愛されたい!」と望む人も、愛されていなければ赤子のうちに死んでしまうのです。





ぼくなどもそうでした。


「もっとセミナーやセッションの口コミ・ご紹介が欲しいなぁ」なんて思っていたのですが、よくよく聞くと、いろんな先生方の直接的・(ブログなど)間接的なご紹介で、セミナーにいらしている方が多いのです。




あとバレンタインの整体仲間の投稿で、チョコをたくさんもらっているのを見るといいなぁと思っていましたが、ぼくの場合は「本やCD」など情報に関わるものをたくさん頂いていたんです。



そこで気づきました。


「なかったんじゃなくて、見えていなかったんだ」と。


いやもっと言えば「見てなかった。見ないようにしていた」のです。



なぜ、欲しい欲しいと渇望しながらも、いまここにあるものが見えないのか。


それは逆なんです。


「欲しい欲しい」と渇望するからこそ、見えなくなっていたんですね。





だからこそ、欠乏感を埋めるには「愛されてきたことを思い出す」ことが有効なのです。


今までに一人は、あなたを受け入れてくれた人がいるはずです。


あなたを心から愛し、大切にしようとし、守ってくれた人が



「いや、私は誰にも愛されてない」

「そんな人はいなかった」


「わかってくれた人なんていない」



とあなたは言うかもしれない。



けれどもそのエゴの声を、一度、脇に置いてみてほしいのです。


そして「ほんとうの自分」に問いかけてみます。




「私をすべて受け入れ、認めてくれた人は誰だろう」と。


それから「なぜ、私はこんなにも愛されているんだろう」と。




答えがすぐに聞こえなくても構いません。


ただただ、その問いを、持ち続けてみてください。



するといつしか、自分がいかに愛されてきたかを思い出すはずです。



あとはその状態で、いま気がついた愛を広げるビジネスを続けていけば、与える喜びを愉しみ、自然と人もお金も集まってくるはずです。