「たかのは占い」は古代から続く自然の中の山や岩、湖などに神が宿るという古代人から自然に沸き起こったアニミズム信仰と、密教の教えをミックスした占いです。

 

興味のある方は「たかのは占い」を見てくださいね。

また、鑑定も行っています。リモートも可能です。

 

※自分の二十七宿が何なのかわからない方はこちらを見てください。

 

暦注カレンダー

二十七宿にチェックを入れて、生年月日を入力、「計算」をクリック。

表の向かって一番右列に「宿」が出ます。自分の誕生日とクロスした場所があなたの生まれた宿です。

 

 

今回は井宿(せいしゅく)さんの性格と、井宿さんに縁がある神社やお寺、場所などを紹介していきますね。

 

 

井宿:せいしゅく

 

 

~根回しOKの政治家秘書のヤマイヌ~

 

生きて行く知恵を持っている。考え方が合理的。現実派。正面切ってぶつかる人はアホだと思う。裏で手を回すタイプ。世渡り上手。犬特有の権力者の匂いを嗅ぎつけ近づくことが得意。手当たりは柔らかく、話し方も物静かで、もしかしたらもみの人と思われている。

 

二十七宿中で一番頭が非常に良い。災難を受けてもいつの間にか自分の有利な結果となる、非常に幸運の宿。

 

子供時代に野山を駆けずり回ったりするような大自然の中で悠々と育つと、大人になっても丈夫です。その逆に英才教育を受け、机に向かってばかりいると、ひ弱な体質になる。

 

正面切っての対決には弱い。正々堂々と言えない。策を講じ過ぎて自分の策に溺れる。

 

心の中には実に細かな感情を隠している。とてもデリケートでナイーブな感情を持っている。外見には絶対に出さない。それは野生のヤマイヌにとって飼い犬になり下がることを意味するため、弱みを見せることが出来ない。ここに井宿の弱点が隠されている。感情の起伏や寂しさを自然にある生命力(草木や動物たち)から癒されることが出来れば一番良い。この人は人を信用しない人なので、井宿の心の中に入ることはとても難しい。

 

人からの頼まれごとには基本的に断れない人。あまり広い視野でボランティア精神を発揮してしまうと、井宿の良さを消してしまう。狭い範囲での専門分野で深く掘り下げて活躍した方が合っている。

 

 

二重丸井宿の開運方法

 

井宿さんに一番初めに言いたいことは、「職業を間違えないこと」です。自分の素質に合っていて、才能を発揮でき、陰で支えている役でもボスにはしっかり評価されるような専門的な職業に就けるかどうか。一度社会的な評価を受ければ、一生安泰。しかし、職業を間違えればせっかくの徳が生かせず。その場合、タイミングの良い時期に転職すること。

 

自分で事業を起こすことは苦手。小さな規模での個人で行う特殊な仕事(各種デザイナー、芸術家、ジャーナリスト、評論家、作家)ならOK。また、動物や鳥を扱う商売や、自然の中で出来るような仕事も良い。一番は頭を使うような専門的な知識を必要とする仕事に向く。営業や小売り業には不向き。

 

食生活はストレスを軽減させるような食を食べること。精神的な葛藤を如何に減らすかも開運のポイント。特に青年期の食が晩年に響いて来るので注意。

 

 

神社井宿に縁がある神社

 

・達磨寺(だるまじ)

奈良県北葛城郡王寺町本町2-1-40

臨済宗南禅寺派のお寺

 

聖徳太子の遺跡霊場です。

 

達磨寺 HPより抜粋↓

『日本書紀』によると、推古天皇21年(613年)12月、聖徳太子が道のほとりに伏せっていた飢人を見つけ、飲み物と食べ物、それに衣服を与えて助けましたが、飢人は亡くなりました。そのことを大いに悲しんだ聖徳太子は、飢人の墓をつくり、厚く葬りましたが、数日後に墓を確認してみると、埋葬したはずの飢人の遺体が消えてなくなっていました。
この飢人が、のちの達磨大師の化身と考えられるようになり、達磨寺は生まれました。
このように、聖徳太子と達磨大師の出会いからはじまった達磨寺には、今も本堂の下に達磨寺3号墳とよばれる古墳時代後期の円墳があります。
これが、聖徳太子が飢人のためにつくったお墓、すなわち達磨大師の墓とされ、鎌倉時代にその上にお堂が建てられて、本尊として道内に聖徳太子像と達磨大師像が安置されました。

本尊

 

 

なぜ私がヤマイヌの井宿のご縁にこのお寺を選んだのか、について少しお話します。

 

飢人伝説で生まれたこのお寺は、「衣食住」に関するお寺だと直感で思ったからです。これは稲荷神にも関わることです。

 

『ほつまつたゑ』によれば、衣食住の種を受け持ったのは、初代クニトコタチから三代目に生まれた「ウケモチ」です。

 

ウケモチは天から「ヒヨウルタネ」を受け取り、昼間と夜の両方に育つ種を手に入れた神です。この後に生まれたカグツチはハニヤスと結ばれ、生まれた子のワカミムスビは蚕や穀物(稲なども)生じさせたので、ウケミタマという称え名を与えられました。

 

しかし元の種を受けたのはウケモチです。ですから私はウケモチの御魂がワカミムスビに入り、衣食住に関する「農業・養蚕・絹織」の技術を向上させて行ったのだろうと考えました。

 

生みの親がウケモチであり、育てて豊穣の世にしたのがウケミタマだとしましょう。だからこの二人の神々のことを「イナルカミ」といい、稲荷神となったのだと。

 

 

しかし、稲荷神は決して狐ではありません。

 

狐となってしまったのは、ウケモチの八代後のカダマロがハタレのキクツネという三兄弟を助けて自分の配下に置き、教育し直したことからキクツネ=キツネが稲荷神のご眷属となったのだろうと思います。

 

イナリは稲生とも通じる言葉で、土に電気を入れる雷には、火と水で電気を走らせ、大地の磁場を整えると言われています。

 

祟り神とされた天神さま(菅原道真公)も雷を起こすことが出来た人ですし、空海も役行者もそうです。危機の時に助けてくれたのです。

 

 

私は稲荷神とは狐ではなく、狼(オオカミ)がご眷属だったと思うのです。家康公を助けたのも狼です。静岡県にある山住神社の狛犬は狼です。ヤマイヌに命を助けられた家康は全国制覇を成し遂げました。天下統一を成し遂げた家康は後に山住神社の神紋に葵の紋を与えました。

 

ここで少しだけ稲荷信仰の三種類の起源を考えてみましょう。

 

1:稲荷信仰には先ほど書いたように、ウケモチから始まったウカノミタマが転じて稲荷神となった起源。

 

2:仏教界から転じた稲荷信仰は、狐にまたがったダキニ天からです。仏教界で夜叉の一種だった鬼神はその後、ヒンズー教にも入り込み、インド密教に伝わりました。それを空海が拾い上げたのです。閻魔天の眷属として真言宗に取り入れました。曼荼羅にも描かれています。

 

3:民間信仰の中で、農業や蚕からはじまった絹織物の中から、自然に始まった信仰で、特に関東から東北地方の土地の片隅には必ず稲荷の社がありました。衣食住をお願いする土着信仰による稲荷です。

 

 

私は、1の起源のウケモチが天から降って来た二つの種をもらったことから始まった、元は自然神だったのだと思います。

 

それは紀元前のはるか昔から、人がまだ男女の区別が無かったころ(ウケモチの時代より以前)から、ウケモチが受け取った太陽と月の光で育つ陰陽の種、そしてその種を育てるためにカグツチとハニヤスが生んだ子が稲荷神となって、なぜか『ほつまつたゑ』に登場する豊受大神さまや、日本書紀に登場する食を司る保食神(ウケモチのかみ)となり、ごちゃごちゃになったのでしょう。

 

 

稲荷神についての謎解き、『ほつまつたゑ』以前の時代から今に至るまで、一つの線で繋がりましたので、いずれまた発表しようかと思います。

 

伊勢神宮には稲荷さんは祀られていません。外宮の豊受大神さまは狐ではありませんし、天照大御神の食の神でもありません。『ほつまつたゑ』を見ればわかります。

 

つまり伊勢神宮に稲荷神社は入っていないのです。なぜでしょう。

 

あくまでも推測ですが、ツキヨミがウケモチの一族のトップ(ウケモチの何代目かの方か?)を殺してしまったことから、ウケモチから始まった農業改革の神を表立って祀れなかったのでしょう。その証拠に、伊勢神宮内宮・外宮の枠内にはツキヨミ関係の社はありません。枠外ならあります。

 

内宮所管の月読宮と、外宮所管の月夜見宮です。なぜ中に入れられないのか。。。それは新しい堆肥農業を発明したウケモチを、ツクヨミ(天照大御神の弟)は、何も調べずにその場の感情だけで殺したからなのです。クソから作った作物を食べさせたからだと。

 

だから『ほつまつたゑ』では月神ではだめなのです。太陽神として君臨させた天照大御神でなければ。

 

しかし、話を戻しますが、ウケモチが天からもらったのは日と月の種です。両方とも人ではなく、太陽と月という自然神の象徴なのです。ウケモチが如何に生活するうえで重要な神なのか、分かりますね。

 

後に伏見稲荷大社となったのですが、この神社の周辺こそウケモチの一族が農業改革を行った場所でした。

 

このように稲荷神はただの神でもなければ狐でもありません。

 

種を育て、多くの実を実らせるには、自然の恵みが必要です。

この自然を動かす力こそが私が考える「イナリ神」です。

 

ヤマイヌは自然界の動物のトップを君臨していました。だから山神のご眷属となれたのです。

 

狼は「大神」とも書きます。大神を龍神と同じだと言い切るのは私の勝手な推測ですが、あながち的外れでもなさそうです。

 

龍神は自然を操る気流のような目に見えない何かですから、気圧、雲、雷を起こしたり、火や水を自在に操ります。龍に羽が無ければオコロという『ほつまつたゑ』に出て来る土にいる龍になりたかったけど飛べなかった土竜で、龍神は土とも仲間です。

 

古代は衣食住が一番大事なものでした。ここから龍という偉大な見えない気流を、山奥に住む動物を束ねる狼に譬えたのかもしれませんね。

 

 

・武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)

東京都青梅市御岳山176

祭神:大口真神(おおくちのまかみ)

日本武尊、大己貴命(ヲホナムチ)、少彦名命

 

お犬様信仰の神社です。ニホンオオカミの事だそうです。神社の由来によると、ヤマトタケの東征を助けたのが大口真神だと言います。全ての魔物を退治せよと言われたとか。御岳山(地図上での漢字)は昔、ニホンオオカミと人間が共に助け合いながら住んでいたと言います。

 

山に住む動物たちの生態系のトップに君臨した狼。今はもう会えないのでしょうか。

 

家康の命により、江戸の西の護りとなりました。南向きだった社殿を東向きにしたようです。

 

江戸時代中期には関東一円に御嶽信仰が広がって行きました。

 

明治から社名が変更。「御嶽蔵王権現」から「御嶽神社」に改められ、現在は「武蔵御嶽神社」となっています。

 

江戸時代の天保のころ(1830~1844)から大口真神は魔除けや盗難除けの神として親しみを込めて「おいぬ様」と呼ぶようになったそうです。

 

また今では愛犬の健康を願う神社として愛犬祈願も受け付けているそうですよ。

 

他にも埼玉県秩父市にある三峰神社も狼を祀る神社として有名です。

 

 

というわけで、龍神かもしれないヤマイヌ=狼、いやいや大神の井宿さん、あなたは実はすごい力をお持ちですよ!龍は「亢宿」という宿も当てはまります。井宿のヤマイヌはどちらかといえば山に住むパワーがあるのでしょう。自然が大好きなはずです。

 

 

2023年2月28日、20:25、このブログを公開ボタンを押したまさにその時間でした。

 

火球が太平洋のどこかに落ちました。と仲間から連絡がありました。

 

ツイッターで動画配信がありました。

2月27日にもあったようですが、今回見た火球はかなり大きくて真っ青だったそうです。

 

やはり稲荷神と龍は火(ファイヤー)の神と雪を降らせるパワーを持つものだと確信しました。

 

稲荷神と炎の神、このことについて、いつか時が来れば書かなくてはと思いを新たにしました。火球さん、ありがとう!先日起きた北海道の釧路沖での地震(震度5弱)も関係していると思うのです。。。動き出しましたね。地球を再生不能のところまで痛めつけることは絶対に許さない。戦争もリニアも。。。