アラフィフ受験生 受験生の苦悩をあらためて知る
こんにちは。お受験ワーママのいおりです。
すみません今日は時折挟ませていただいているワーママ系の記事です!
昨年夏に思い立って国家資格の取得を目指し、3か月ほどの養成講座の受講(&論文レポートなど宿題あり)に取り組み、年明けから3か月ほどの試験対策を経て、いざ受験したものの「不合格」であったことを4月に記事にしました。
あれ、どうなった?と気になっている方も…おられます、かね?(誰も居なかったらすみません)。
「合格しました~」
試験は学科と実技(論述+ロールプレイング)で、前回実技はぎりぎり合格したけど、学科は1問たりず「不合格」。今回、学科のみ再トライしていました!
不合格の記事
「何度繰り返しても覚えられない」という苦しさ
私は、自慢できる話ではありませんが、子供の頃から自分の記憶力の悪さを「努力と根性」で何とかしてきた人間です。(夫や娘達は、読んだら覚えるタイプ)。大学受験のときは毎日14時間の勉強(というかほとんど暗記)で、滑り込みました。
暗記用のチェックペンと緑のシートを常備し、覚えないといけない部分をマークしていたら、助詞しか残ってなかった、なんてこともしょっちゅうでも、そうやってなんとかしてきた、という変な自信があったことが、前回の試験ではあだとなりました。
「あのときと同じように地道にやれば、受かるっしょ」
私、バカでした。
アラフィフ脳、一度見た動画や解いたことがある過去問を毎度「初めて♪」と思っちゃうくらい、頭の中がすっからかん。
「アラフィフ」などとひとくくりにしてはいけないのはわかってはいるのですが、私の場合、今回の試験勉強で「なるほど、高齢者ってこうやって判断力や記憶力が衰えていくのね…」って恐怖を感じるレベルでした。自分で自分がコワいってやつです。
飲みすぎて、翌朝前日の記憶が全くないときと同じ恐怖っていうとわかりやすいですかね。(あれ、わかりにくいです?)
なにしろ忘れちゃう。もちろん、あの手この手で試験対策はしたんです。少しでも覚えられるように暗記ペーパーも自作。問題集で出てきた内容をマークして繰り返し覚えたり、通勤中もYouTubeで対策講座を見ながら。最後のほうは暗記ペーパーがすれてボロボロ。
前回試験前、この暗記ペーパーをちらっと見た娘達、ここまでしても覚えられない母が気の毒すぎたようで、無言で表情が曇る。
なのに、落ちるっていうね…。
再トライでは、「短期決戦」で行く。
若い頃の私の勉強の仕方は、いわば「ミルクレープ作戦」。こつこつと、ちょっとづつでも上に積み重ねていくというやり方が通用したのですが、前回不合格となって気づきました。
「数日で、生クリームは溶けてなくなるらしい」
そのため、今回の試験では「週末の試験日直前期に年休取得して一気詰め込み大作戦」でなんとか合格できたのでした。(同僚に感謝☆)
「努力と根性があれば覚えられる」は思いあがった考えだった。
今回の経験を通じて、私がわかったことが二つ。
一つは、自分の経験や娘達の受験を通じて「努力には限界がある」と理解していたつもりだったけど、心のどこかで「全然覚えられない人は、努力が足りない」という不遜な思いがあったこと。
もう一つは、「家族の励ましは、受験生の大きな支えである」ということ。私は、子供が受験生のとき「励ましの声掛け」とかって、してはいたけれど、こんなこと言ったところで、気休め程度にしかならないだろうけどってどこか冷静に思ってたんですよね。「頑張って」とかも、言いすぎたらダメかなとか。
でも、自分がいざ試験勉強をするとなったとき、娘達からちょくちょく「頑張ってね」って言ってもらったのは、すごく励まされたし、うれしかったんです。ほんと、試験勉強ってめげることのほうが多いですからね。
家族には、試験終了翌日に、ケーキ買ってお礼の気持ちを伝えました
**************************************
というわけで若いワーママの皆さん、もし今勉強したいとか取りたい資格とかがあったら「子育てがひと段落してから」などと思わず、今本当にできないか、一度考えてみることをおススメします。
考えてどうしても難しいとなったら、そこは無理はしないほうがいいと思います。なにはともあれ家族全員の健康が第一です。
で、その場合は、「いつならできるか」っていう計画をたてましょう。計画を立てておけば、「今だ」っていうタイミングですぐ動けますし、先が見通せれば、気持ちも少しは楽になりますよね!
そうそう、最後に大事なことを。
今回アラフィフの勉強は大変だったよ~と書きましたが、実は今回の国家資格の受験者の平均年齢は45歳とかだそうです。結構高いですよね。
家族や仕事の都合などで、当面の間、自分の時間など取れそうもない、という方もおられるかもしれません。もちろん、資格取得となると難易度にもよるとは思いますが、人生100年時代と言いますし、多少覚えは悪くなるかもしれませんが、いくつになっても勉強自体はできると思います。
私も年齢のせいにせず、これからもインプットは続けていきたいと思います
☆いおり☆
合格メデタイのポチっとしていただけるとうれしいです。
↓↓↓↓↓