T緑会以外で、中高一貫校の中学1年生が通えるのはS台くらい。
こんにちは。お受験ワーママのいおりです。
現在私立医生で、御三家中学出身の長女。中受後、中学1年生の間はゆっくりしようと親子で話し、合格発表直後のT緑会の入会は見送ったものの、困ったのが、中学1年生の入学前の春休みと夏休みの過ごし方でした。
御三家校生のT緑会入塾についての記事はこちら
いろいろ調べた結果、最終的には春休みは英語のスタートダッシュにあてることにしたのですが、調べているなかで、私はあることにはじめて気が付きます。
中高一貫校の子は、中高一貫校生用の「大学受験コース」のある塾でないとダメ!そして、塾の選択肢がない!
中高一貫校は、授業のスピードが速いため(高2で高3までのカリキュラム終了)、通常中学生が通う「高校受験コース」ではマッチしません。
そのため中高一貫校の中学一年生が通える大手塾を探したのですが、当時東京ではS台位しか見当たらない!(現在は、K合塾も中高一貫校中学生用のコースがありますが、中1から通えるのは都心の1校のみ他の校舎は中3から)
えー、そんなことってある?
だって中受では、いろんな塾が選び放題。「こんなにあったらどの塾の何を選べばいいのかわからない!」という状況だったので、まさか「塾を選ぼうにも、選択肢がない」なんて思ってもみませんでした。これだけ中高一貫校に行く子がいるのだから、当然、その子達用の受け皿はT緑会以外にもたくさんあるもんだと…。
…かといって、今さら家庭学習なんて母はさせられないぞ。(だってうちは勉強については丸っと外注方式)
結局中1の夏休みは、S台に。
ちなみに娘の学校の部活動は、同じ体育系でも、バリバリ系とゆるめ系が存在しており、長女が選択したのはゆるめ系(運動はあまり得意でない)だったため、大して夏休みの予定は埋まりません。
しかも私はフルタイムワーママですから、夏休み見守ることもできないので、結局S台にお世話になりました。夏休み、S台に娘が行ってみると、想像どおり、私立小時代のクラスメイトと多数遭遇。まあ、そうなりますよね。
中2の夏休みは、T緑会に通うことに。
S台の夏期講習も、もちろん悪くはなかったようですが、娘にとっては内容が復習中心だったよう。また、そもそも人数も少ないことから、習熟度別のクラス分けもざっくりで、そのため授業のスピードもゆっくりめでちょっと物足りない様子。
という状況なども踏まえて、親子で話し合った結果、中2の夏期講習の段階では「T緑会」に入っておいたほうがよさそうね、ということにうちではなりました。もっと、他に選択肢があれば、比較できたんですけど。
でも、最近はワーママ家庭でも中受が普通になってきているので、きっと今後は「中高一貫校生向けの大学受験コース」を設定する塾も増えていくんじゃないかなと想像してます。
だって、ワーママ家庭の子達はたいがい、小学校低学年は学童、高学年は受験塾、で夏休みをなんとかやり過ごしてきたのに、中学一年生から、急に丸ごと夏休みが暇になってしまったら、親も子もちょっと面食らうと思うんですよね。もちろん、部活やほかに習い事があるとか、海外留学とか、別の予定がある方は問題ないと思うのですが。
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ちなみに、大学までの一貫校に通う次女は、学習塾は行かせていません。
ただ、中学入学する前の春休み、中学校から宿題が一切なく(私立中学によっては入学前に膨大な宿題が出る場合があります)、あまりに暇すぎるのもよくないと思い、数学だけちょっとやらせとくかと基礎的な問題集を1冊課しました。
「あれだけ中受で勉強したんだから、こんなの説明なんかしなくても楽勝でしょ」とタカをくくっていた母ですが…。
(ー2)×(ー3)=ー6
おい!まさかのしょっぱな「正負の数」でつまずいとるではないか!!
でもうん、よく考えてみると、負の数って中受では存在しなかったね…。
中受終了組の皆さま、緊張から解放されてホッとしてつい目を離してしまいがちですが、しょせんは子供。引き続き見守って参りましょう。
☆いおり☆
いつも「いいね」もありがとうございます。うれしいです。
中受後は「教えてもらう」から「自分で学ぶ」へのマインドチェンジが大事。
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