入学式まではノー試験で入塾OKだから急げ!…で大丈夫?

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 こちら英語関連記事ですが御三家校の長女を中2の2学期T緑会にいれた話もダウン

 

 

 T緑会ってなんだ!?

 

 公立小中出身者の私は、名前すら聞いたことがなく(昔自分がお世話になった河合塾と代ゼミ位しか知らない)、長女の中受のためネットを徘徊していたとき、情報掲示板サイトで初めてその名前を知りました。

 

 「指定校に定められている中学(御三家をはじめとした優秀な私立中)の子しか入れない」「東大特化型」ということを知り、「そりゃ知らないはずだわ」と納得したのを覚えています。

 

 ホームページを見ても、「スタッフの手作りなの?」という雰囲気を醸し出しており(すみませんアセアセ)、情報らしい情報もほとんど掲載されておらず、ちょっとというかかなり怪しい雰囲気だったので、自分とは関係ない秘密結社的な?塾だと思っていましたダッシュ(今のHPは当時よりだいぶよくはなっていますが、昔の面影はあります)。

 

 でも、そもそもうちは中受で親子とも疲れたので、娘と相談ししばらくは英会話だけにしよう、と決めていたため、中学の入学式まで、塾のことは完全に忘れていました。

 

 

 中学入学式で、周囲の「T緑会入った?」の会話に困惑。

 

 入学式は、同伴者1名のみが講堂に入れる(ほかの家族は別の部屋でテレビで様子を見る)ということで、私が講堂に入りました。周囲もほぼお母さまで、学校自体が堅実タイプなこともあり、入学式でありながら服装もほぼ全員が紺か黒。数名おられたそれ以外の色の方が目を引くような静かな講堂で、同じ塾(おそらくサピ)の知り合い同士と思われるひそひそ声が聞こえてきました。

 

「ねえ、T緑会入った?」

 

「入った入った。電話がつながらなくて大変だった~。」

 

「よかった、うちも入った。入塾テスト無しで入れて、もう安心ね」

 

 あとで知ったことですが、普段は指定校の子でも入塾テストにパスしなければならないが(そのテストが難しいため対策なしで行くと普通に落ちる)、入学式前に限り、テストなしで入塾可能とのこと。

 

 そのため、指定校の合格発表日以降のT緑会の電話は、入塾希望者対応のため全然つながらないという現象が発生するのが風物詩となっていました。

 

 あれ?秘密結社じゃないみたいだぞ滝汗?(当たり前)

 

 ママ友も、ノー試験入塾させてみたけれど。

 

 私立小時代のママ友に、「上の子をT緑会に入れようと思ったけどテストで受からず入れなかったので、下の子は絶対に合格発表直後に入塾させる」と小6のときから言っていて、実際そうさせた人が2名います(指定校に合格させるのが前提の会話ですが、本当に合格させるところがさすが)。

 

 ただ、たまたまかもしれませんが、その二人とも、数か月で「合わないから辞めた」と言っていました。

 

 T緑会は、基本的に東大などの現役大学生(T緑会卒業生)が講師をするというスタイルで、ものすごいスピードで先取り学習をするため、1年生のときからそれなりの課題の量がありますし、授業時間もそこそこ長い。先生が熱心だったりすると、時間が延長されたりもします。先生との相性が悪い場合は、レベルが同じであればほかのクラスに変更も可能ですが、1年生だと、他の先生の情報もあまりないでしょうから、難しいのかもしれません。

 

 入学直後の慣れない通学や部活など、新しい生活をしながらそれらをこなしていくというのも大変なようで、長女も「授業中、T緑会の宿題をしている子や体力が持たずに居眠りしている子がいて大変そうだから、私はしばらくいいや」と言っていました。私も「大学受験は高校1年生からでいいな」とのんびり思っていました。

 

 それでも中2で入れたのは、医学部志望だったから

 

 私にとっては未知の医学部を志望している長女のためにも、中学では頑張ってクラスのママ友と交流していたのですが、その中に、上のお子さんが「東大理三(医学部)」という方がおられました。

 

 御三家中に入学させてわかったことですが、きょうだい(や親)が東大、という子が多くて、東大の学祭の時期になると「兄/姉が〇〇サークルでお店だしているから学祭一緒に行こう」と声をかけてくれる子達が複数おり、誘い合って学祭に出かけると、現地で同じような別の同級生にたくさん出会う、という何とも恵まれた環境でした。

 

 それでも、さすがにお子さんが理三という方に出会うことはそうそうなく、中1の冬頃私は思い切って聞いてみました。

 

「上の子さんはやっぱりT緑会なんですか?」

 

「うん。そもそも理三は、T緑会出身者率がすごく高いしね」

 

「そうなんだ…。でもまだ娘は塾には入りたくないみたいで…」

 

「T緑会は、もしいつか入れるつもりだったら、中2で入れないと厳しいかも。うちの子は要領がいいタイプだったから、中3からでも何とか間に合ったけど、基本的に、常に一番上のクラスにいないと理三は難しいよ。ほかの学部なら別だけど」

 

 このアドバイスを聞いてすぐ長女と相談をし、中2でT緑会に入塾。その後も受験までどっぷりT緑会生として駆け抜けることになります。同じ学校の子も多かったので部活的な雰囲気もあり、長女には本当にマッチしていたようで、お兄さんお姉さん的な先生と楽しく過ごしていました。親から見ると、東大特化型なので、私大医学部の情報が少ないなどという点もありましたが、本人が塾を変える気がなかったので、他塾の併用で乗り切りました。

 

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 結果的に、うちの場合はいいタイミングで入塾できたと思っています。

 

 もちろん入学前の入塾が悪いと言っているわけではなくて、「何としてもすぐ入れなくちゃアセアセって焦ることはないと思いますよ」というお話でした。何しろ、想像以上に試験は疲弊しますから、ちょっとゆっくりされるのもいいと個人的には思います。(うちも英会話だけは入りましたけどね)

 

 T緑会の入塾テストは確かに難しいですが、対策はありますし、長女の周囲にも複数回受けて入った子も結構いました。入塾したあとも、新規入塾生用のフォロー講義もありましたので、数か月で追いつくと思います。

 

 中受の方は、そろそろ合格後の塾を考える方もおられると思いますので、少しでもご参考になれば。

 

 ☆いおり☆

 

いつも応援ありがとうございます!

寒いクリスマスですねクリスマスツリー受験の方は加湿も忘れずに。

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