私立小全員受験生 受験後の保護者関係は大変アセアセ            

 

 こんにちは。お受験ワーママのいおりです。

 

 今日は、長女と志望校が同じ、ボスママにターゲットにされた記事の「続編」です

 ダウン

 

 

 娘二人を通わせた「勉強バリバリ系」私立小学校は、内進テストに合格すれば、女子は付属の中学を滑り止めとして確保した状態で外部難関中学を受験することができるという珍しい学校で、学校もそれを強く推奨していました。また男子は全員外部中学を受験しなければならないため、「小6全員が受験生」。

 

 特殊な環境のため、以前書いたように受験前から親も子も、志望校などを巡って神経質になるわけですが、今思えば、受験前のほうがまだマシでした。

 

 受験結果が出たあとの保護者関係というと、かなりセンシティブな状態になります。

 

 学校側もその点よくわかっていて、中学の合格実績については、合格校と合格人数を毎年HPなどでも公表するのですが、まだ学校がある間に公表すると「これは誰だ」と特定したがる人が現れるため、昨年は公表されるのは卒業式後、となっていました。

 

 しかし長女の時代はまだそこまでの対策もされておらず、受験後の保護者会で合格実績の資料が配られたので、さあ大変!(まあそれでなくてもばれますけどね)

 

 ボスママの娘ちゃんと長女は同じ御三家を受験し、長女だけ合格したため、受験前からすでにボスママにロックオンされていた私は、卒業式までの1か月半、本当に辛い日々を送るのです。

 

 修学旅行中、先生から電話がかかってくる。

 

 事件は、楽しいはずの修学旅行で起こります。先生からの夜の電話で飛び上がった私は、ケガか病気かと一瞬身構えたのですが。

 

 「ケガでも病気でもありません。彼女がルールを守りませんでしたので、明日の活動は参加させないかもしれません。一応ご了承をと思いまして」

 

 「ああ、びっくりしました。そうですか。先生、それは申し訳ありませんアセアセ対応はお任せをいたします。ちなみに…、本人の言い分というのも聞いてはいただけましたでしょうか?」

 

 「はい、聞きました。女の子の友達に誘われ、軽い気持ちでほかの子の部屋までついて行ってしまったということで。誘った側の子も誘ったことを認めています。結局、入る前のドアのところで話をしているところを、付き添いの先生に見つかりましたので、入ってはいないのですが、ほかの部屋にはいかない、というルールを事前に言ってあったものですから」

 

 「はあ、付いていこうかなんであろうが、ルールがわかってたならダメですね。特に私から言うことはありません。ご迷惑おかけして申し訳ありません」

 

 学校で受けた志望校判定模試で、志望校コードを隠さず提出するくらいぼんやりした娘なので、これでちょっとはしっかりするだろう、くらいに私は思っていたのです。修学旅行から帰ってくるまでは…。

 

 「うちの子は誘われた側で、あの子にはめられただけなの!

 

 そうです…その誘った女の子は、ボスママの娘さん(仮にAちゃん)だったのです!

 

 修学旅行の解散場所に迎えに行き、先生にペコペコ謝りながら長女をピックアップ。…あれ、なんか周囲のお母さん達の視線を感じるな、と思って、たまたま帰宅が一緒になった顔見知りのお母さんとさぐりさぐり会話をしてみました。

 

 「いや、なんか娘が騒ぎを起こしたようで…いやほんとすみません。」

 

 「あ、なんかあったみたいですねえ。でも、そんな気にすることないですよ」

 

 …あ、やっぱり広がっているんだ…真顔

 

 自宅に帰って、娘から、ことの経緯と誘った子の名前を聞いて納得。ええ、思わず言いましたよ。「よりによって、あのAちゃんについていくかね!あんたバカなの?」って。でも、まあ自分の子が起こしたことですからね、仕方ないと思っていました。

 

 しかしこの話は、これでは終わらないのです。

 

 なんと、翌日、この状況に納得いかないボスママは、旦那さんと一緒に学校に乗り込んだのです。

 

「うちの娘はついていっただけで、はめられた被害者なのに、バツとして活動に参加できなかったのは不当だピリピリと。

 

 「先生に、私は誘われた被害者だと、証言して欲しい」

 

 受験後は、卒業式のあとに保護者主催で開催する先生方への謝恩会準備のため、(よりによって)小学校に出向く機会がとても増えます。お母さま方からの突き刺さる視線をよけて隅っこにいると、私の数少ないママ友が気の毒そうに近づいてきました。

 

 「…なんか、大変なことになっているみたいね。大丈夫?」

 

 「あ、やっぱり知ってる?」

 

 「うん、もともと話は知ってたけど、昨日娘のところに、Aちゃんから電話がかかって来てね。「私は誘った側じゃなくて、誘われた側だって、先生に言って欲しい」って娘が頼まれてね。ほら、同じ部屋だったじゃない?」

 

 「…うっ。そんなところにまでご迷惑を…本当に申し訳ない…」

 

 「大丈夫よ、ほら、親御さんがこの前先生に直談判したけどダメだったからでしょ?娘も嘘はつけないって断ったし、Aちゃんもホテルでは「自分が誘った」って認めてたっていうのにねえ。昨日の電話も、親にかけろって言われてかけてきたっぽかったよ。必死そうで、ある意味気の毒。うちダメだったから、そのあともあちこちかけてるみたい。」

 

 「教えてくれてありがとう。娘さんにも本当によろしく伝えてね。断るの、勇気が必要だったと思うから。うちの子のせいで楽しい修学旅行が…。私と一緒にいるところ誰かに見られるといけないから、もうあっちにいって…。」

 

 …って、もうこれ、ドラマか何かですか!?

 

 謝恩会、卒業式、楽しいはずが…まじで勘弁してほしい

 

 謝恩会では、じゃんけんが弱くてある係を担当していたため隅っこに隠れているわけにいかず、走り回っていたわけですが、私と話をしてくれるのは、男の子のママばかり…。

 

 卒業式では、こちらをちらちら見ながら取り巻きママと一緒に高笑いしているし。

 

 サンドバックって、きっとこんな感じ…ネガティブ

 

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 もちろん、ここまでわかりやすく八つ当たりしてくる人というのは、めずらしいとおもいます。ほんと、ドラマにしたいくらい。

 

 大概の保護者は、互いに受験結果の話題には触れないのが暗黙の了解になっていました。でも、中には、聞いてないのに自分から勝手に「うち〇〇に合格したの!」と言ってきて、「で、そちらは?(私は言ったんだから言いなさいよ)」という人も(これは、子供でもその手を使う子がいるあせる 

 

 私は一方的に聞かれたときは「あ、いやいや、そんな、めっそーもない(←意味不明)」と言って「〇〇なんて、すごいですね!」とほめる方に回ってました。そういう人は自分が褒めてもらいたいだけですし、そんな人には個人情報を伝える必要ないと思って。

 

 卒業までは所詮期間限定のおつきあい!

 

「振り回されない、振り回さない」で、心を守っていきましょう。

 

 ☆いおり☆

 

いつも応援ありがとうございます。

受験では、なにかとドラマが起こりがち。

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