退院後の家庭での生活

糖尿病の教育入院でもそうですが
入院中は担当医や看護師さんのフォローや励ましがあり、そう、『認められる』ということと
早く退院して自由にしたいという意識でがんばりますよね

退院後はなんだか気が抜けるというか、今までのうさを晴らすように『わがまま』『甘え』出まくります



しなくなる心理としては
『今日くらい別にいいだろう』
『少々しなくても動くようになるだろう』
『また病院に行けばなんとかなるだろう』

災害があった時に避難しない心理状態とほぼ同じです


しなければしないでいいんですが
困るのは周囲の家族
お風呂やお手洗い、着替えや食事の介助など負担が増えます

病院にいる時のプライドの高さが家でも出ればいいんですが『内弁慶』という言葉の通り
言えば言うだけ逆効果という場合もあります


入院前によくよく言って聞かせたとしてもやはりそこは人間ということでしょうね汗


ただ、病院の退院に向けてのエネルギー量と
退院して戻ったエネルギー量は圧倒的に前者が多い
なので動くことが億劫になるとも考えられます


動いた方がいいという人はあれこれ『身の回りのお世話』を完璧にするのではなく
冷たい言い方ですが少々放たくっておくというのも手段かもしれません


文句を言われるかもしれない
喧嘩になるかもしれない
でも、それくらいのエネルギー量を以て向き合ってみてください
文句を言いながら靴下を履かせたりお食事を持って行ったりしないこと


動かないなら動かないといけない状況を作って


ただ、腹立ちもってでもお世話をしないとと思うならそれもあり




そんなことを今はいない師匠が言ってました


ともあれ風楽律さんのご健闘とお父さんのご快復をお祈りします