おめでとうございます
音の癒し人水結です
今年も今日もお読みくださりありがとうございます



今日は書き初め

私が小学生の頃は半紙に書いて『下手くそじゃ!』と親に言われていたものですが
この年齢になって書道教室の先生とお話しする機会がありました



先生がおっしゃるに


                        『きれいより勢い』



芸術の域ですから先生の感覚や好みもあるそうですが
一番やってはいけないことは


    一文字書くのに墨継ぎを何度もすること



たとえば『水』
一画目でついで左を書いてついでなどは

         『字の体はなしても勢いがない』



つまりどんなにきれいで美しく見えても
そう見えるだけで『飽きる』のだそう


わぁ!どうかいな!(笑)ってくらい『ど~ん!!』と一気に書き上げた字は勢いが乗り『書』であると


中心をしっかりとって一文字一文字丁寧に思いをのせて『書く』


NHKさん勝手に写メりました


【直心是道場】
これは唯摩居士(ゆいまこじ)と光厳童子(こうごんどうじ)とのやりとり言葉だそうであるが「直心」すなわち素直なをもって精進修行すれば天地到るところが道場であり修行の場所ならざるはないという唯摩居士教えそのままとったものである






生き方も
中心をしっかりとる=自分軸
丁寧に=健康や人間関係
だと感じます




ましてや素人の親が子供に向かって下手じゃなどと評価するなど言語道断
段位を取ってから物申してくださいって思います


いちいち漢字一文字にきれい下手といって進学も就職もできないわけないし
そりゃあ丁寧やきれいにこしたことはないです
ただ
ものすごく時間をかけてきれいや丁寧にすることはできますね


昔の中国の逸話で
どうやっても書が上手く書けないと弟子が師匠に問うと
師匠は弟子に門の所まで行かせて
『そこからこの書が見えるか?』と
当然見えるわけもなく弟子は何をおっしゃるのかと『?』の世界に
師匠いわく『近くで見て難があったとしても遠くから見ればわからなくなる。細かいことを気にせずに思いのままの書を書け』と



今の中国より何千年も前の話



でも『跳ね、はらい、とめ』はしっかり
基本ですからね






今日は『文字』に心を寄せてみてはいかがでしょうか






流れるように書きました






今日もありがとうございます