今日はイベントに遊びに行くため
広島市安芸区矢野に


今から約40年前までは
国道31号線のすぐが海岸線でした
今はすっかり埋め立てられて見る影もありません


今はすっかり街ですが
私達の年代から数えて祖父祖母の時代は
矢野町は『かもじー髢ー』、つまりかつらの生産が盛んでした


その製造過程で重要な『髪の毛(人毛)』を洗う場所がかすかに残っています






記憶もかすかになってしまいましたが
矢野の女性は『かもじ』を作るため
寒風吹く中冷たい水に人毛をさらしていたと聞いたように思います


その名残なのか関係は不明ですが
ここの場所よりのぼったところに神社がありました





お社は神様の許可が出なかったので写してないですが

女性の神様が祀られてました

ここよりまたのぼったところにも神社があるんですが撮影はできず

でもここも女性の神様でした
(ちょっとツンデレ?)


女性の髪の毛を扱うから女性の神様なのかなぁ


当時を偲ばせる家屋のかまえ




これは何?というものも




まだまだ海岸線が近くて川の水量も豊富だったと思わせるあちこちにある石段








ここは何十年前はこんなだったと語り次いでほしいと
その人々の息吹きを感じてほしいと
そんなことを思いながら歩いてました



イベント会場の入り口を見失い
全く方向音痴になりましたが
その分また私の知らない『矢野』が見れました





観光地ではないけれど
そんなに昔ではないけれど
そこに生きた人達を想う



それも『供養』かもしれない






お近くに
たまたま行った先で
そんなところがありましたら
たずねてみてはいかがでしょうか








今日もありがとうございます