小さな親切、大きな危険!(ヒヤリハット) | アラフィフお嬢様の介護日記

アラフィフお嬢様の介護日記

「身の回りの世話は身内にしてもらいたい!そのための金は用意した!」
そんなお爺様・お父様の号令の下、昭和生まれの中流階級箱入り御令嬢が在宅介助・介護を続けて20年を超えました。
現在は要介護5から発達凸凹まで6人を在宅であれこれ見守り中。

脳血管性認知症で要介護5の祖母。

耳は遠いし失語もあって、会話はアイコンタクトや頷きが中心ですが、聞こえさえすればその場では指示がとおります。家族に対しては甘えが出るので、拒否!もありますが、看護師さんや白衣のお医者さんのいうことはとってもよく聞きますてへぺろ
「手、出してー」(手を差し出そうとするけど上がらない。)

「口、あけてー」(口開けるけど、保持できなくてすぐ噛んじゃう)

「足、見せてー」(麻痺してない側は少し上がるけど、拘縮側はさらに緊張)

「腰、あげてー」(脚を突っ張って腰を浮かせようと試みる)
なので、お医者さんや介護士さんからは「こんな協力的な要介護5、見たことない!」と褒めまくられます。

本人まんざらでもない感じで、ドヤ顔乙女のトキメキしています。

で、今日。

私がおむつ交換をしていたら、気を利かせてくれたらしく、向こうに返したタイミングで足を踏ん張り…
仰向けから90度回転のつもりが180度回転…!!!!

ベッドから落ちそうに!!ガーンハッ慌てて全力で止めました。

小柄な祖母でよかった…これが母だったら止められたか自信がないですガーン(祖母の1.7倍ぐらいのサイズがありますからw)

「今、寝返り手伝ってくれたの?笑い泣き

「うん照れ

「ありがとう、でも転がり落ちたら危ないからやめてほしい。」

「うんショボーン

「せめて声かけてよ(無理なお願いだけどつい泣)」

「うんショボーン

「とりあえず、落ちないように、安全に気を付けていこうね。柵するね。」

「うんニコニコ

 

リハビリで少しずつ手足が動くようになってきたので、危険が増しました注意

 

指示が通るから、じっとしていてね、でじっとしていてくれる…とは限らない!ハッ

良かれと思ったら、動いちゃう音譜

 

自分でやれるのがうれしくて、ついやっちゃう。わかります。

気を使ってくれた気持ち飛び出すハートもむげにしたくないしドキドキ

でも危ないえーん


要介護2、3の頃、一人で歩行器を使ったり、隠れて一人でトイレにいこうとしてよく転倒しました。
そんな祖母です。性格は重々承知ニヤリ


気を付けていかないといけませんね!