7月15日に観劇した、井上小百合ちゃんが出演、音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』の個人的なレポです。
公式サイト
歌唱イベントから2ヶ月近く。
やっと観劇する日が来た笑
会場は池袋の東京建物 Brillia HALL。
2020年の「カチカチ山」以来だ。
座席は、まさかの2階席の3列目。
さゆりのFC先行、しかも12,500円もするS席でこの位置。
ありえない…
発券した時、何かの間違いじゃないかと真剣に思った。
主役ではないけどメインの役なのに。
FC先行史上、ダントツで最悪。
席に行ったら、その列は男性ばかりだったので、同じ目に遭った被害者が多数いる模様。
救いはステージの中央あたりということと、傾斜が強くて前の人が邪魔にならないこと。
モーツァルトの名作オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』誕生の影の立役者、詩人口レンツォ・ダ・ポンテの人生を描く新作の音楽劇。
ロレンツォ・ダ・ポンテ:海宝直人さん
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:平間壮一さん
アントニオ・サリエリ:相葉裕樹さん
フェラレーゼ:井上小百合さん
さゆり演じるフェラレーゼは、ダ・ポンテの恋人のソプラノ歌手。
美を最大限の武器とし、ダ・ポンテや 男たちを弄する女性。
美が最大の武器って笑
この役の話をもらった人は、いろいろ考えちゃうんじゃないかと思った笑
開演。
歳をとったダ・ポンテが回想するという始まり方。
タイタニックみたいな感じ笑
いつまで経ってもさゆり、フェラレーゼが出てこない。
町のシーンで文句を言ってる女性がさゆりの口調に似てたから、あれ二役だっけ?って一瞬思ったけど違った笑
ダ・ポンテとでオペラをつくることが決まり、イタリアを想いながらサリエリ、相葉さんが「ヴィヴァ、イタリア!」を歌う。
歌唱披露イベントで大きな話題になった曲がキタ!
両袖から中段のステージに7人くらい入ってきた。
真ん中にフェラレーゼ!
さゆり、やっとキター!
体感で40分くらい経ってる。
サリエリが退場してフェラレーゼが歌い始める。
さゆりのヴィヴァは予想外!
しかもセンター!!笑
さゆり、しっかり声が出ている。
他のキャストのみなさんにまったくひけをとらない、力強い歌声。
曲終わりには会場から大きな拍手。
いやー、この演出は素晴らしすぎた!
結果的にこの日で一番よかったシーン。
そのままステージで劇場支配人と話すフェラレーゼ。
お尻を突き出して身をかがめているように見えるのは、会話のシーンだけそういう姿勢にしているのか?
めっちゃ疲れそうだけど、そういう衣装なの?
ダ・ポンテとモーツァルトが出会う。
ダ・ポンテが書いた詩にモーツァルトが曲をつける
意気投合した2人は、オペラ「フィガロの結婚」を書き上げる。
主人公が庶民という問題作は大盛況。
観劇したフェラレーゼは、サリエリに素晴らしさを伝える
これがさゆり2回目の登場。
前半はこの2回で終了。
フェラレーゼってメインの役じゃない??
後半。
フェラレーゼとダ・ポンテが出会う。
運命的な出会いを思わせる照明と音で、会場からは笑い声。
観劇中は「なんで笑ってるの?」って思うことが大半だけど、この演出は波長が合った笑
ダ・ポンテは一目惚れ、フェラレーゼは得意の誘惑。
まんまと誘惑にやられたダ・ポンテは、劇団とフェラレーゼでの契約を結ぶ。
まわりからは酷評。
その支配人が亡くなり、後任がダ・ポンテの契約終了とウィーンからの追放を決める。
あてもなくさまよっているダ・ポンテは、別の男を誘惑しているフェラレーゼに遭遇。
フェラレーゼの生い立ちの話の流れから、さゆりのソロ曲「街角の女の子」へ。
さゆりの歌声は歌唱披露イベントよりレベルアップしてる。
さらにレッスンを重ねてきたんだろう。
一度音を外したけど笑
でも、とてもよかったよ。
ダ・ポンテがウィーンを追放されたシーン&モーツァルトが亡くなったシーンでは全員での歌。
さゆりの出番は合計6回だけだった笑(当社調べ)
カーテンコール。
アンサンブルから順に、ステージ袖から登場。
フェラレーゼ、さゆりの時から、ステージ中段や上段から1人ずつ登場して階段を降りてく。
フェラレーゼ、やっぱりメインじゃん!
横一列に並んでおじぎ。
ドレスを着ている女性キャストは、右手は胸、左手でドレスを持ちあげて、膝を曲げてる。
後でググったら「カーテシー」と呼ばれる貴族の挨拶みたい。
そういうところまでこだわった舞台だったんだな。
3階目の登場でスタンディングオベーション。
カーテシーの時に海宝さんの足を踏んでしまったのか謝っていた笑
終了。
感想。
とにかくさゆりの出番、少なすぎだー
そのせいもあって、眠くなる時間が結構あった笑
セットと照明の使い方が抜群によかったと思う(語彙力)
歌唱披露イベントでやった4曲に注目していたけど、「ヴィヴァ、イタリア!」の演出は最高だった。
ソロ曲でさゆりの歌のレベルアップを感じた。
次の舞台は「浜村渚の計算ノート」
さゆりのFC先行で一番高い座席を買ってるけど、今回のようなことがないようにほんとよろしく。
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マイナビニュース
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machi sowa
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