朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』(5公演目) | 元乃木坂46 井上小百合ちゃんと乃木坂46 5期生ちゃん推しのブログ

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7月11日に観劇した、井上小百合ちゃん出演の舞台「朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」の5公演目のレポです。 


公式サイト

さゆりが乃木坂46を卒業してから初めてお客さんが入った劇場での舞台。

新型コロナウイルスの影響で本来の舞台は中止になり、朗読劇の形式へ。

でも、公開されたゲネプロの写真は、明らかに朗読劇ではない(笑)

演出の岡村俊一さんの話では、「朗読劇としての上演を決意したものの、稽古を重ねるうちに演劇に近い形の作品になっていった」とのこと。

なんだそれー(笑)


会場は紀伊國屋ホール。

本屋と繋がっていて不思議(笑)

座席は11列目の真ん中あたり。
上手や下手じゃないのはよかったけど、思っていたより遠い。

まあ、新型コロナウイルス対策で半分しかお客さんを入れないから、観れるだけでもラッキーか。

前後左右が空席だから見やすいのは助かる。

男女比は半々くらい。

女性キャストはさゆりだけだから、男性客の大半はサユリストか。
女性客は年齢が高め。


銀ちゃんのお葬式のシーンからスタート。

お葬式から始まるのは、さゆりが去年出演した『愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」』と同じだけど、それとは違ってふざけてる感はまったくない(笑)



さゆりが演じる小夏も登場。

主役の銀ちゃんは、フラガールのあんちゃん、味方良介さん。

まさに福島弁がないあんちゃんって感じ(笑)


ソーシャルディスタンスを意識した演出。

本来は笑いが起こるシーンだろうけど、笑い声はほとんど聞こえない。

声を出しちゃいけないという意識がお客さんみんなにあるからだろう。

右側の人、中村屋は帝一の國で共演した細貝圭さん。



ストーリーが重すぎて、みんな性格悪すぎて、すぐ殴る蹴るで、死ぬとわかって映画を撮影するとかわけわかんなくて、とにかく疲れる(笑)

フラガールとかも重いストーリーもだったけど、みんなの頑張る姿や笑顔だったり、活力をもらえる内容だったけど、そんな気配はまったくない(笑)


さゆりにも笑顔はほとんどない。
大半が男に振り回されている辛いシーン。

やせたように見えたのは心の疲れからか?って思えた。

いつもどおり役に憑依したかのような演技を見せるさゆり。

シス・カンパニーの社長には上手じゃないって言われた演技だけど、社長も認めている感情の入った演技。


激しく大きな言葉が飛び交う。
殴ったり蹴ったりがしょっちゅう。

ソーシャルディスタンスを保つと言っても、もはや意味なさそう。

命がけとも思える舞台。
最前列は安全か?


銀ちゃんと小夏が抱き合うシーンは、ソーシャルディスタンスならではの演出でよかったけど(笑)


やっぱり朗読はほとんどない(笑)

ヤスが進行役的な感じで読むことがあったり、小夏が一度読んだくらい。

1つのシーンやセリフが長いのは、朗読劇がベースだからかも。


前半が終了。

館内には、「なるべく会話はせずに、お席でお待ちください」のアナウンス。

言われたとおり席で待機。


後半がスタート。

小夏とヨリを戻そうとする銀ちゃん。

着込んでいたスーパーマンのTシャツを見せるが、笑い声は一切起こらない。

笑いを我慢してるのか、おもしろくないのか、ストーリーが重すぎるせいか、理由はわからないけど、ここまでリアクションがないとキャストはやりにくいだろう。


小夏がやっとの想いで産んだ子ども、ルリ子は難病。

銀ちゃんが自分が死ねばルリ子は助かるという星占いが出てると言う中村屋。

ほんとどいつもこいつも性格が悪すぎる。
ストーリーも暗すぎる。


「人は幸せになるために生まれる」
「人は奇跡を起こせる、だからそんな言葉を作った」

この言葉はよかったな。


ルリ子を守るために階段落ちを演じることを決心した銀ちゃん。

銀ちゃんを斬る役を任された小夏。

「できるよ、役者だから」

乃木坂を卒業して役者の道を歩くさゆりの力強さを感じた。









さゆりに斬られた銀ちゃんを中村屋が刺して、病院に向かう途中の車で死んで終演。

重いまま終わった(笑)

これまで観てきた舞台では、悲しいラストでも、しばらく経った後の幸せなシーンとかがあってから幕が下りたけど、そんなシーンも一切なし。


カーテンコール。

こんな状況の中、熱い舞台を見せてくれたキャストに拍手を送る。

終演のアナウンスが流れても止まない拍手に応えた登場した3回目からスタンディングオベーション。

やっと笑顔を見せたさゆり。
よい表情だった。

結局4回登場したけど、挨拶は一切なし。

追加公演が発表されて、千秋楽じゃなくなったせいか(涙)


なんだろ、観終わった後のすがすがしさとか、また観たいとか、そういう感情がまったく湧いてこない。
ただただ疲れた。

こういう作風で、これがよさなのかもしれないけど、ボクにはまったく合わなかったな。

まあ、やっぱりステージ上のさゆりを見れたのはうれしかったし、さゆりにとって大きな経験になっただろうけど。


新型コロナウイルスの東京での感染拡大の真っ最中。

追加公演ができる保証もないけど、舞台関係者もお客さんも感染なく、無事に終わってほしい。


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