ボクがDMMバヌーシーで出資していたグランベルナデット。

左前脚の屈腱炎を発症して引退、社台ファームでの繁殖入りが決定した。

ようやく馬体が完成に近づいてきたと思っていた矢先、4歳の春、たった9戦での突然の引退でショックは大きい。

間違いなく重賞を勝てると思っていたし、G1勝ちも信じていたから…

でも、明らかに競走馬としての復帰は難しい状況だったから、クラブが無理して引っ張らずにお母さんへの道に進めてよかったと思っている。


さて、グラベルちゃんとの日々を振り返る。

めっちゃ長文で1つの記事では容量オーバーになるだろうから、4つに分けて笑



2021年8月10日、ラブリーベルナデット2020に出資した日からボクの一口馬主の生活が始まった。

そう、初めての出資馬がグラベルちゃん。

父はキズナ、母はアメリカの重賞3勝馬という血統と雄大な馬体に惹かれた。

当時の写真、今見てもすごい馬体だなぁ。


2022年3月には馬名が「グランベルナデット」に決まる。

ボクの馬名案はもちろん候補にも残れず笑

この時から「グラベルちゃん」と呼ぶ。


社台ファームから山元トレセンに移動してからも、力強くウッドチップを蹴り上げる走りがデビュー後の活躍を期待させる。


デビュー戦  2022年6月26日
2歳新馬 東京 芝1600m:6着

遂に迎えた初出資馬のデビュー戦。

鞍上は戸崎騎手。

1週前のレースの除外、最内枠とイヤなイメージはあった。







初めてグラベルちゃんに会えたー

出資者と思われる人から「戸崎さん、がんばってください!」って声をかけられて、そっちを見ていた戸崎騎手。


返し馬。




レースは出遅れたうえに直線どん詰まりという考えられる最悪の騎乗。

負けるなんて思ってなかった…

パドックでの戸崎騎手の表情からやってくれると感じたけど、違う意味でやってくれた…

しかもレース後に両脚の骨片が判明して戦線離脱。

こんなことある?笑

でも、グラベルちゃんの運の悪さの始まりに過ぎなかった…

初出資馬のデビュー戦で一口馬主の厳しさを痛感。


2戦目  2022年12月17日
2歳未勝利 中山 芝2000m:1着

デビュー戦から半年。





パドックでのヘドバンが定番化(笑)

イレコミではなく遊んでいるだけらしい。




鞍上は松山騎手。

さすがに戸崎騎手のデビュー戦の騎乗は陣営も不満だった様子(笑)



レースは3番手で進める。

4コーナーを回って先頭へ!

3馬身差、好タイムで快勝!

グラベルちゃんの初勝利&ボクの一口馬主初勝利!

先行して抜け出すというグラベルちゃんのスタイルも決まった。






大竹厩舎の馬服、かっこよかったな。

バヌーシー初心者すぎて、まだゼッケンの撮影会を知らなかった笑


2戦1勝で終えた2歳。

3歳牝馬クラシックが楽しみになった。

(続く)