現小6のみなさん、

お疲れ様です。


まだ終わってないのですけれど、

一段落する日が見えてきました。


お受験のお医者さん としては、

人生最高の日が合格発表の日!には

して欲しくないと思います。

入り口の扉の鍵を開けることができましたが

まだまだこれから、です。


ここで近年言われる深海魚問題について

述べておきます。

ちなみに昨年は目につく方にはおめでとう

声をかけていましたが、

それだけでブロックされるので、

今年は巡回してません。


誰もみていないブログであっても、

世界に1人くらい、

おめでとう、がんばりましたね、

お母さん、お父さんっていうやつが

いてもいいと思ってましたが、

それだけで営業行為と思われることが

あるんだ、と驚く世界です。


基本的に一回以上、授業受けてない人に

うちの授業をおすすめはしてません。

あれ?危険だぞと感じた時に、

お母さんは1人じゃないですよ

言うために書いてたりします。


それだけのことなんだけどねー。

そもそもうち、採算バカみたいだし。

すでに今年の青色申告控除が危うい。

寄付控除受けるために能登半島に送ろうか、

ガチでそう思います。


  深海魚はなぜ生まれるか。

この発端について調査と考察を重ねた結果、

その原因は合格した瞬間だと思い至りました。

チャレンジ校に合格したときの

席次では決まりません。

問題はそのあと。

深海魚は合格した後、

遊び倒すことで生まれる。

と私は思うようになりました。


  ゲーム解禁しすぎてない?

その端緒は合格するまでゲームはお預けねだと

思います。

ちなみに私はゲームやりすぎ小中時代

通り過ぎたので、

こんなふうになっちゃうぞ

反面教師すべき存在ですが、

祖父の遺言はマンガもゲームも好きにやれ。

しかし必ず何かを学びとれでしたので、

ゲームそのものが問題だと思いません。

人生で大切なことはドラクエに教わった。

そう思うし、

祖父の遺品は内藤九段将棋秘伝というゲームでした

クソゲー。難易度設定なし。

祖父が存命なら教わりたかった。


さて、合格後ゲームの危険性

無制限解禁になるからです。

今までがんばってきたお子さんが、

過剰にゲームをやりすぎる。

これがまずいのです。


  ゲーム依存症


ゲーム障害は、ゲームに熱中し、

利用時間などを

自分でコントロールできなくなり、

日常生活に支障が出る病気です。

WHO(世界保健機関)では

新たな病気として

2019年5月に国際疾病分類に加えました

ゲーム障害の患者数は、

はっきりとわかっていませんが、

厚生労働省の調査では、

「ネット依存」が疑われる人は

成人で推定約421万人、

中高生で約93万人(2017年)いると

推定されています。

また、久里浜医療センターを

2016年~17年に受診した人のうち、

ネット依存の約90%がゲーム障害でした。



ネット依存は危険ですよ?
私みたいになるから。

  ゲーム依存のメカニズム



このように、

理性と本能のバランスが大切だとなわけです

依存状態になると理性で抑えられなくなります

いま、

ゲームをしないとダメなんだ!

人の命がかかってるんだぞ!

※オンラインゲームで仲間が死ぬことを指します


こうなったらかなり終わりです。

逆にいえば、自己の意思でやめられるなら

問題はありません。


代表的な兆候は

こういったものであり、


最終的にはこの段階に至ります。

ゲームが悪というよりは、

他のすべてが面白くないからゲームに打ち込む

という傾向があるのがポイントです。

特に思春期に少年から大人に変わる

対人関係に不安や困難を抱えると起こりやすい。

もともと思春期は

親や兄弟をうざがるのと合わせ、

親のコントロール、

自己コントロールを離れると、

容易に陥ります。



せっかく新御三家に合格したのに、

ネット依存からこうなる例もあります。

なので、何らかの対策を講じるにあたり、

合格したからやり放題は危険だと

申し上げます。


  親としてできること



したがって、

生まれた時からゲームがあるという世代には

上記のように接することが望ましいです。


まず、ルールづくりです。

条件をつけるのはやめましょう。

〇〇点とったらやっていいはリアルに危険。

だってやり放題になるから。

ここで大切なのはアドラーです。



夕食の時間を18時と定めたにもかかわらず、

遊びほうけて遅くなって帰る子供がいます。

母親はその度に食事を温め直し、

二回も洗い物をしなければなりません。

しかし、子供はそんなことなどおかまいなし。

平気で遅れてくるのです。

そんなとき、多くの母親は子供を叱りつけ、

なすすべなく途方に暮れます。

しかし、結末を体験させれば、

子供は強制しなくても

自分の意思で戻ってくるようになるでしょう。


また、

改めておさらいすると…

ポイント

  • 「しつけ」として過度に思いを押しつることをせず、子どものいいなりにもならない
  • 日頃から子どもに「ヒーローインタビュー」
  • 時間があるときに民主的に「ルール決め」ペナルティも決める
  • できたら感謝する

3つの行動はいずれも、決して上から目線ではなく、同じ目線で関わるという特徴があります。


このブログを

一年ご覧になってきた方はわかるでしょう?

そう、いつも言ってることです。

しかも私は実践者です。

逆転合格やゼロからの合格を成し遂げているのは

基本的にバックボーンがある理論を

実践者として

子どもに合わせてチューニングしめるからです。


ルールを決めたら親子で守りましょう。

親子で守りましょう。

日曜夜にゲームOKとしたなら

時間内には一切文句を言ってはいけません。

時間になってもやめない場合には、

新たな約束として、14日間禁止にする

こともルールに組み込みます。


そして立会人をおきます。

母子の約束なら旦那さんに、

親子の約束なら祖父母に、

あるいは教師や親戚に頼ってもよいです。


同時に守れたら、必ず褒めてください。

この程度、できて当たり前などありません。

あると言うなら

私が出す問題にすべて答えてください。

私の当たり前はそういうレベルです。

できる人ができる水準をできて当たり前とすると

私のレベルを要求しても

あなたができねば罵倒できることになります。


そんなもんで子どもが

育つわけないだろ?



いまを肯定しろとは言わない。

いまのお子さんのできること、できないことを

認めることから始まります。


希望に溢れた早春の光の下、

あなたのお子さんが笑顔で6年間をうちこみ、

できたことを褒められ、認められ、

生きていてよかった!と思える人生を

送るために、

大人は、

大人にならなきゃいけない。

頭ごなしに叱るのではなく、

話し合うこと。

そして前を向いて

共に歩んでください。



※ここで苦言を呈してるのは、

中学で挫けたお子さんの指導もして

立ち直らせたことがあるからです。


©️お受験のお医者さん