流氷が網走川に流れ込み遡上する“珍現象” 住民も驚き 北海道
北海道網走市で、
流氷が市内を流れる網走川に流れ込んで
川を遡上(そじょう)する
珍しい現象が見られ、
地元の住民たちからも
驚きの声があがっています。
網走市に流氷が接岸した2日後の1月24日、
網走川の河口から4キロほど上流にある
網走刑務所付近でNHKが撮影した映像では、
海から流れ込んだ流氷で
川面が真っ白になっている様子が
確認できます。
川に流れ込んだ流氷は1月29日時点で、
さらに上流の網走湖の湖口まで
到達しています。
流氷の流入について、
網走川を管理する
北海道開発局北見河川事務所は
「潮位が高くなる時期と重なったため、
港の流氷が満潮になる際に
川を上ったのではないか」と分析しています。
また、河川事務所は
「公式な記録はないが、
近年では大変珍しい現象ではないか」とも
話していて、
流氷の到来には慣れている網走市民も
川を遡上するという“珍現象”に驚いています。
【出る度】
★☆☆ : 一部の学校で出るかもね
※関連
流氷とはなにか。
比較的塩分濃度の低い、河口付近の淡水が
表面を寒風で冷やされることにより、
凍ったもの。
塩分濃度が濃い場合は凝固点降下するため
ほとんど真水に近いもの。
このため、海の水は極地ほど濃くなる。
流氷(りゅうひょう、
英: drift-ice[1]、driftice[2])とは、
海で見られる氷(海氷)は、
その運動形態から、
海を漂っている「流氷」と、
岸にへばりついている「定着氷」とに
分けられ、
定着氷は流氷には含まれない。
組成に注目すると、
いずれも海氷が凍ってできた氷である。
ただし、一般用語の「流氷」は、
河川から流下した氷も、
海を漂う全ての氷の意として
広義に用いられる
(世界気象機構海氷用語集の
「浮氷」に相当する)。
また、海面上の氷に限らず、
より広く河川や淡水湖の氷が
水面に漂っているものも含めて
流氷と呼ぶこともある。
©️お受験のお医者さん