さて年末大セール的な1月組分けテストが
終わった塾もあれば、
これからの塾もあるでしょう。
逆に言えば、
この時期が一番暇なはずです
塾屋は受験で忙しい。
組分け終わって、
いろんな意味で終わった人がいる。
※本人より母親のダメージの方が深刻
さて
そんな感じでフルスロットルしちゃうのですが
蓋を開けたら次の組分け3月なんですよ。
3月なんですよ！
こういう状態において、
1月だけ無茶すると、
どかーんと来ることがあります。
そう、地獄の春ダウンです。
うん。そういうんじゃないんだ。
1月に対策して爆上げしたのに
3月組分けで元に戻るか、
下手するとさらに落ちる人が
毎年いるんだよ
これが起こる理由は、
1月組分けに向けてだけ、全力だす
のがはっきりしてる。
※ちなみにこういう人って復習テスト受けない。
コースの上下以外は興味ないんだろうね
その結果、6年でどうなるかも見てるんだけど
クラス分けテストの意味が正確に伝わって
ないんだと思うんだよね
いちいち
保護者会で言わない連中も連中なんだけどさ
こういう家は2月本命の前受けでも手を抜くから
よくわかる。
だって過去問出さないんだもん
※または本命をいきなりやらせて、
できてないまんま。
基本的に致命傷になりかねないから、
ちゃんと言うべきなのに言わない会社がある
だから冷たいって言われるんだよ
春にダウンしないためには。
とはいえ、時間があんまりないでしょ？
断続的にテスト対策しかしなくて、
定常的な学習できてないからなんだけど、
組分けはゴールではなくスタート
悪かったなら、悪かったなりに、
苦手単元を埋めた方がいい。
特に危険なのが理科・社会。
カリキュラム都合により、
社会は再び地理が始まる。
そして歴史をすっかり忘れる。
公民とか憲法ってなんだっけ？となる。
理科は理科で、
物理（力学、電気、磁石、浮力）と
化学（化学反応の計算、濃度、中和）は
すっかり抜けることがある。
これが春期講習を前にして、
行われる組分けテストで付け焼き刃が落ちる
こうなると、
なんのために必死で冬休みやってたのか
わかんなくなるし、
実際、ここで心折れやすい。
ついでに言うと、土曜が消える。
このリズムの崩壊が
家庭学習を土日便りにしてる人に牙を剥く。
これこそ本当に牙を剥くよ？
2月の1週
塾によるけど、
第1週は休みになるところが多い。
入試対応するし、始発で出かけるから、
夜授業しないのが普通。
※よく考えると小6と中3の両方を回してた
かつての私ってすごいな
若かったなぁ
今でも若いけど。
そんなわけで、
別に非受験生が
遊びに行っても構わないんだけど、
在宅するなら有効活用してほしい。
特に今から組分けテストの直しをやったほうが
絶対にいいとは言いたい。
どうも、こういう戦略的な視点を
持ってない人が多いんだと思う。
先輩ブログ見るのもいいよ？
だけど直接的に効くことを誰かが言わないと、
おたくのお子さんすごいわね！
合格おめでとう！
で終わりかねない怖さも感じる。
画面から目を離して後ろ見てごらん。
それが現実の姿だから。
そこから目を背けるため「だけ」に
スゴイ子ブログ読むのは
おすすめしないんだよね
来年度何が起こるか、
再来年どうなるか、
それを知りたいならきちんと読めばいい
ちなみに
別に毎週我が子の中学生活を書いてなくて、
突然教材販売のためだけに思い出したように
受験記事を書く人の言葉は
鵜呑みにしない方がいい。
いつまでも中学受験に留まるのは、
大人になれない塾屋だけでいい。
せめて入学後の生活書いてるならいいんだけど
後輩に対するアドバイスのようで、
実は単なるマウントという記事もある。
さて、そんなわけで。
あなたの子どもを
順調にスタートさせたいなら、
組分けの直しからはじめよう。
今からなら、
ロケットダッシュも可能だから。