液状化の宅地被害、1万件超 

石川など3県、国交相

斉藤鉄夫国土交通相は2日の記者会見で、

能登半島地震による宅地の液状化被害は、

石川、富山、新潟の3県で

1万件を超える見込みだと明らかにした。

国交省によると、

石川県内灘町や新潟市などで被害が目立つ。

全容把握には至っておらず、調査を進めている。



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  液状化現象とは




  メカニズム







そのような砂でできた地盤は

砂の粒子が結びついて支えあっていますが、

地震発生で繰り返される振動により、

地中の地下水の圧力が高くなり、

砂の粒子の結びつきがバラバラとなって

地下水に浮いたような状態になります。

これが液状化です。
このような状態となると、

よりも比重が重い建物が沈んだり、

傾いたりします。

水の比重よりも軽い

下水道のマンホールなどが

浮き上がる場合があります。


砂粒は重力によってジェンガ状になっています。

これ揺らしたら崩れますやん?

当然崩れてしまえば、

隙間に水が入り込み、

水溶液と似た状態になります。

※水溶液とは水の分子より粒が細かくなって

目に見えなくなっている状態です。



分子の結合が重力によるジェンガ構造なのです。

だから細かく砕けば溶けやすくなる。


これが地震による液状化のメカニズムです。


©️お受験のお医者さん