チームは、

過去65年間(19582022年)の

北日本の夏(68月)の気温や、

日本付近の高気圧の発生状況などを

統計解析した。

 論文では、夏の気温が50年に

15回以下しか起こらないような

低温だった場合を「冷夏」と定義。

温暖化に伴い、

日本の平均気温は長期的には

上昇傾向にあるが、

毎年の変動は大きく、

00年代までは冷夏が発生していた。

だが、10年以降冷夏はなく、

平年値を下回る年もなくなった。


え?当たり前でしょ?


組織的な太陽観測が始まった

1750年から数えて第23番目の黒点周期は、

1996年頃の極小期に始まり、

2000年頃に極大期(黒点数は120程度)となり、 

20072008年頃の極小期で終わった。2010年末の現在は、

次の第24周期が始まってから既に23年経過しており、

通常であればそろそろ極大期にさしかかる頃だが、

黒点数はまだ少ないままである。




サイエンス

太陽の黒点の数が過去20年間で最高を記録、「太陽極大期」が到来して電力網やインターネットが遮断される危険も


2023年6月に太陽の表面で観測された黒点の数は163個を記録し、2002年9月以来最高となりました。

黒点の数が過去20年間で最高になったということは、

約11年周期で変化する太陽活動周期において

太陽の活動が最も強くなる太陽極大期に近づいていることを示唆しており、

人工衛星や電力網に悪影響が及ぶことが懸念されています。