どーもみなさん見てると、

このテストがなんのテストがわかってなくて

受験されて、

悲鳴が溢れている気がします。

そこで本来はSAPIX講師が

保護者会で言うべきところ、

私が解説します。

ではいつもの。


  1 志判SOとマンスリーの違い

マンスリーはやったことを出しますが、

志望校判定SOはやらないことを出します。

つまり、

どんなに努力してテキスト暗記、

特に先取り親の最大の間違い、

解法暗記をすると即座に化けの皮が剥がれます。

問題は全科目2部構成になっており、

典型題のA,思考記述のBです。

BがAより高いお子さんはポテンシャルが高い

わけですが、

平均点見てますか?


過去3年間の志望校診断SO「A:技術」の4科目平均点は以下の通りです。

平均点偏差値60ライン
得点173.90213.50
得点率57.97%71.17%

過去3年間の志望校診断SO「B:思考力」の4科目平均点は以下の通りです。

平均点偏差値60ライン
得点76.90102.40
得点率38.45%51.20%

開成中学合格者平均がこうです。


2023年度中学入試結果(2023.2.1実施)
科目国語算数理科社会合計
合格者平均55.676.461.557.9251.5
全体平均49.061.756.953.9221.5
満点85857070310

2022年度以前の入試結果はこちら


つまり、開成より難しいのです。

もっとも受験母集団が違うので、

難易度はトントンでしょう。

私はB問題解けますが、

どうしたら解ける子にできるか

時間がかかります。


なので、

偏差値を並べて

夏期講習明けマンスリーと比べたり、

組分けテストと比べないでください。

それは間違いですよ?


みなさんが解いているのは

日本一難しい模試なんだという

理解でいてください。

これと同じようなものです。



  2 模試を受ける意義

結果ではなく、過程を見てください。

つまりA問題のミスはお子さんにヒアリングして

特定して記録しておきましょう。

範囲がない持ち偏差値がそんなもんってことで、

あと一年がんばらないと合格できません。

当たり前です。

この時期の6年生は

365日必死にやってきたのですから。

ですので、B問題の出来は初見は苦手なんだな

と分かればいいです。

たまーに、天才がいますけど

そう言う子は10年間の結果なので

まだ追いつけます。

ここでメンタルやられてる人を

私は心から心配します。

6年生になると合判の嵐で子どもより先に

親が壊れるタイプだからです。


B問題に強くしたいなら、




こういう教材で、

適性検査型の学習がおすすめです。

昨今の共通テストの傾向からいって、

いろんな学校からこのタイプは今後増えます。

今年はこんなのが出てます。


したがって

・解法を暗記しなさい

・テキストを覚えなさい

・理社は知識

・桜蔭の過去問20年やりました

・on the track

すると必ずこけます。


てか、

すでにこけてる人がいるわけですが。

下剋上氏も桜蔭戦記氏も桜蔭受からないのは、

簡単に言うと解法暗記させてるからです。

自分の脳みそ使わせてない。

量が質を超えることはありません。


そういうことがわかっている方むけの

テストなんです、これは。


  3 明日へ

では明日に向けてどうするかといえば、

A問題のミスが

・計算ミス

・読み取りミス

・知識不足

・特殊算を忘れている

などなどお子さんによって違います。

ちなみに失敗親では

B問題がとれないので、

入試問題にチャレンジ、発展問題

やらせてます。

って人がいました。


やらせれば初見が解けるわけではないです。

やらせ方が問題なのです。

大切なのは初めて見た問題を

すぐ答えを出さずかんがえること。

ご家族みんなで悩むこと。

お子さんにだけやっとけ!とか

安易に答えだけを教えないことです。

人間リョクといっても過言ではありません。


初めての事態、

前人未到のジャングルに

なぜか人喰いトラがいる。

未曾有ゆーの事態に直面している。

持っている道具だけでどうにかして

解決しないといけない。

この極限状態に身を置くことの繰り返しです

だから我々は

入試問題にチャレンジや発展はやらなくていい

と、本部通達で来てるのです。

αはやらせてるんでしょ?

やらせてません。

終わって暇ならやればいいけど、

質問教室に持ってくるようならまだ早い

と、某科目教科長は言います。


そんな問題でイタズラに悩むより、

まず後期カリキュラムちゃんとやりましょう。


いきなり浮力です。

全然人気のない私のYouTubeで、

最初に浮力を扱ったのは、

最高難度だからです。

原理は簡単で、

浮力は押しのけた水の液体の重さに等しい

で終わりますが、

なぜそうなるのか理解しないで進むから

この単元は差が出ます。

桜蔭受かるには余裕で解ける必要があります。

ま、その前に底から一向にあがらない

我が子の成績を気にした方がいいです。

教え方が悪い。


そのあと、溶解度曲線、電流、発熱、

てこ、滑車、りんじく、熱力学、光学です。

ほんとはこれの解説記事リスト作ろうと

思ってたのですが、

四谷の4年と5年もイイネが少ないので、

やる気ナッシングです。

あ、アメンバー限定なのは、

ある人が粘着するからで、

彼がAmebaから去って批判をやめたら、

どなたでも読めるようになります。

もともとそうしてたので。

このような状況で皆様に

ご不便をおかけしておりますが、
すべて刑法犯が悪いので、
前科つきで受験頑張ってもらいます。
あ、受かんねえか!

話を戻しますと、
みなさんの目は前についてます。
前を見ましょう。
空をみあげましょう。

羽ばたいて自由にあの空を飛ぶためには
高い空の上にいかねばなりません。
はい、タケコp